魔法にかけられて
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魔法にかけられて
Enchanted
監督ケヴィン・リマ
脚本ビル・ケリー
製作バリー・ソネンフェルド
バリー・ジョセフソン
製作総指揮クリストファー・チェイス[1]
スニル・パーカッシュ
エズラ・スワードロウ
出演者エイミー・アダムス
パトリック・デンプシー
ジェームズ・マースデン
スーザン・サランドン
ティモシー・スポール
音楽アラン・メンケン
撮影ドン・バージェス
製作会社ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
Sonnenfeld Josephson Entertainment
配給ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開 2007年11月21日
2008年3月14日
上映時間107分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$85,000,000
興行収入 $257,993,156[2]
29億1000万円[3]
次作魔法にかけられて2
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『魔法にかけられて』(まほうにかけられて、原題:Enchanted)は、2007年に公開されたディズニーミュージカル映画。主演はエイミー・アダムス

現実のニューヨークに迷い込んだ異世界のお姫様が巻き起こすドタバタ劇を、2Dアニメーションと実写で描き分けている。
概要

全篇に散りばめられた自己パロディ、伝統的なアナログアニメの手法の復活(制作当時は既に多くがデジタルアニメとなっており、手描きで制作しているアニメはほとんど無い)などが話題になった。アニメーションを製作しているのはジェームズ・バクスター・アニメーションであり、創業者のジェームズ・バクスターは過去にウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで働いていたことがある。

主役のジゼル姫は9年ぶり[4]ディズニープリンセスであると同時に、実写でスクリーンに登場する初のディズニープリンセスである[5]と報道されていた[6]

冒頭のディズニーロゴ演出がフロリダ州ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートを模したCGアニメに新調された最初の作品でもある。

2007年10月20日にロンドン映画祭、同年10月27日にローマ映画祭で先行上映された。
ストーリー

おとぎ話の世界アンダレーシアに住むジゼル姫はエドワード王子と出逢ってその日のうちに婚約する。しかし、王子の継母である悪の魔女ナリッサは自分が女王の座を奪われることを危惧し、ジゼル姫を「永遠の幸せなど存在しない世界」現代都市のニューヨークに追放してしまう。

大都会で路頭に迷ったジゼル姫は仕事帰りの弁護士ロバートと娘のモーガンに助けられる。ロバートとモーガンは浮世離れしたジゼル姫の言動に困惑するが、天真爛漫な彼女の人柄に触れ、次第に家族のように打ち解けてゆく。一方、エドワード王子と勇敢なリスのピップはジゼル姫を救い出すため現実の世界へ駆けつけるが、女王の手先ナサニエルの妨害によってなかなかジゼル姫を見つけることができない。

やがてジゼル姫は現実の世界での恋愛の仕方と魔法の国での“永遠の愛”との違いを知り、また次第にロバートに惹かれつつある自分に気づき、戸惑いを隠せなくなっていくのであった。
登場人物
ジゼル
本作のヒロイン。おとぎ話の世界・アンダレーシアに住む麗しい乙女で、森で動物たちと暮らしながらいつか
王子様と真実の愛のキスをすることを夢見ていた。エドワード王子と出会い恋をし、一日で婚約するが、王子の継母ナリッサの悪だくみで現代のニューヨークに迷い込んでしまう。性格は純粋かつ、天然ボケでロマンチスト。人を疑う事を知らない優しい性格の反面、強い信念を持っている。本人曰く、怒った事が今までに無いらしく、ロバートとのやり取りで怒った際は初めての感情に喜ぶ一面も。裁縫掃除が得意で、ロバートの家のカーテンからドレスを作ったり、動物たちを呼び寄せ部屋を綺麗にすることなどはお手の物である。ニューヨークでロバート宅を掃除した際は虫やゴキブリも登場するも、「新しいお友達」として一切怖がる事無く優しく接した。これまでのディズニー・プリンセスをモデルにしている。
ロバート・フィリップ
シニカルな離婚専門弁護士。彼自身もバツイチで、ニューヨークのアパートで娘のモーガンと暮らしている。理性的で現実的な彼の生活はジゼルの登場で一変してしまい、早く彼女を追い返したいと考える。しかし徐々にジゼルの純粋さに感化されて心を開き、忘れかけていた優しさやユーモア、そして夢を取り戻していく。その性格が変化していく姿は、『メリー・ポピンズ』のバンクス氏や『ロジャー・ラビット』のエディ・バリアントなどをモデルにしている。
エドワード王子
アンダレーシアの王子。森の奥から響いた歌声に聞き惚れてジゼルを探し、結婚を決めた。その後ジゼルを追いかけてニューヨークへ向かう。正義感が強い半面、極めて率直過ぎる性格で早とちりも多く、他人の話をあまり聞かない為、トラブルメーカーになる事もあり、特に現実世界ではそれが顕著となる。言葉の話せなくなったピップのジェスチャーを全く理解せず勘違いばかりする。現実の世界を知らず、もともと一般常識に疎い性分から、バスを怪物と勘違いして剣を突き刺したり、公園の大通りの真ん中で歌おうとしてサイクリングの一団と激突して大事故を誘発してしまうなど行く先々で混乱を引き起こしてしまう。最終的にはナンシーと恋に落ちる。過去のディズニー・プリンセス作品の王子の他に思い込みが激しく騒動を起こす点は『美女と野獣』のディズニー・ヴィランズのガストンなどをモデルにしている。
ナリッサ女王
本作のディズニー・ヴィランズ悪役)。エドワード王子の継母でアンダレーシアの女王。女王の座を少しでも長く維持するため、エドワード王子が結婚相手を見つけないよう画策していたが、エドワード王子がジゼルと結婚すると決めたため、魔女に扮してアンダーレシアからジゼルを追放するが、ナサニエルがなかなかジゼルを始末できないのに業を煮やし、激怒しつつ現実の世界にやって来るも、ラストシーンで高層ビルから転落した際に宝石となって砕け散った。『白雪姫』や『眠れる森の美女』に登場する魔女をモデルにしている。小説版では実はエドワード王子の実父を殺害していたことが明らかになっている。
ナザニエル
ナリッサの家来。表向きはエドワードの従者だが、ナリッサに骨抜き(共依存従属状態)にされている。最後はナリッサの横暴に愛想をつかす。
ナンシー・トレメイン
ロバートのガールフレンド。ロバートと付き合って5年経過している。理知的なキャリアウーマンだが、ロマンチストな一面もある[7]。ジゼルとナリッサ女王が対決している裏でエドワード王子と恋に落ち、アンダレーシアに移住し結婚式を挙げることになる。
モーガン・フィリップ
ロバートの6歳の娘。父親のロバートから「夢」や「魔法」は存在しないと教えられていた。ジゼルを本物のプリンセスと信じ、母親のように慕う。父親のクレジットカードを持ち出すなど、したたかな一面もある。
ピップ
ジゼルの友人のリス。アンダレーシアではおしゃべりだったが、現実世界では人間の言葉を話すことができない。
キャスト

役名俳優日本語吹替
ジゼル
エイミー・アダムス木村聡子


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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