魔探偵ロキ
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魔探偵ロキ
ジャンル
オカルトミステリー推理漫画
ロー・ファンタジー北欧神話
少年漫画
漫画
作者木下さくら
出版社エニックス
マッグガーデン(新装版)

その他の出版社
大然文化東立出版社(新装版)
創藝出版社

掲載誌月刊少年ガンガン
レーベルガンガンコミックス
ブレイドコミックス(新装版)
発表号1999年2月号 - 2001年12月号
巻数全7巻、新装版:全7巻
話数全34話+番外編1話
漫画:魔探偵ロキ RAGNAROK
作者木下さくら
出版社マッグガーデン

その他の出版社
東立出版社
創藝出版社

掲載誌月刊コミックブレイド
レーベルブレイドコミックス
発表号2002年5月号 - 2004年10月号
巻数全5巻
話数全25話+番外編8話
アニメ:魔探偵ロキ RAGNAROK
監督わたなべひろし
シリーズ構成金巻兼一
キャラクターデザイン岡真里子
メカニックデザイン友杉達也
音楽羽岡佳アイジ
アニメーション制作スタジオディーン
製作テレビ東京
テレビ東京メディアネット
放送局テレビ東京系列
放送期間2003年4月5日 - 2003年9月27日
話数全26話
漫画:魔探偵ロキRAGNAROK?新世界の神々?
作者木下さくら
出版社マッグガーデン
掲載サイトWEBコミック Beat's
レーベルマッグガーデンコミックス Beat'sシリーズ
発表期間2011年8月25日 - 2015年3月25日[1]
巻数全6巻
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『魔探偵ロキ』(またんていロキ)は、木下さくら作の漫画作品、およびそれを原作としたテレビアニメ。『月刊少年ガンガン』に連載され単行本が7巻まで出ている。その後、エニックスお家騒動の影響でマッグガーデンに移籍となり『魔探偵ロキ RAGNAROK』とタイトルを変更し、掲載雑誌も『月刊コミックブレイド』に変更された。また、既刊のガンガンコミックスはマッグガーデンから新装版として全7巻発行された。2004年10月号で完結。また、タイトル変更後にアニメ化もされた。

2009年9月25日よりウェブコミック誌ブレイドコミックアーカイブ』にて、2010年9月まで第1話からの無料配信が行なわれていた。

2011年8月25日にマッグガーデン・コミック・オンライン「WEBコミックBeat's」にて第3部にあたる続編『魔探偵ロキRAGNAROK?新世界の神々?』が連載された。

物語の節の略称については、以下の通りとする。

魔探偵ロキ:第1部

魔探偵ロキ RAGNAROK:R

魔探偵ロキRAGNAROK?新世界の神々?

北欧神話をベースに作られているが、厳密には神話と異なる点も多く(ヘイムダルの目をロキが抉った、フレイヤウルドがロキのことを愛している、ウドガルドロキとロキが同一人物など)、ストーリーとしては北欧神話自体と直接の関係はない。また、初期から中期にかけては探偵としての物語が主なものとなっているが、後期から徐々に神や神界に関係する話が多くなり、探偵としての物語は減少していく。
あらすじ

少年探偵ロキは北欧神話の邪神ロキの化身である。戯れが過ぎたため、最高神オーディンによって神界から人間界に落とされた。主神の命令で人間界の魔を落とし、魔を集めている。魔を集めやすいように燕雀探偵社(えんじゃくたんていしゃ)で探偵をしている。

ロキと闇野竜介(ロキの子であるミドガルズオルム)が住む大屋敷に、ミステリーマニアの大堂寺繭良がロキの助手と自称して入り浸るようになる。ロキを殺すように神界から命じられているが、貧乏なために飯をたかりにロキ宅へやって来る鳴神(雷神トール)などが登場して、様々な事件が巻き起こる。また、ヘイムダルノルン三姉妹(ウルドヴェルダンディースクルド)、フレイフレイヤウトガルドロキヘルフェンリル、ロキの妻であるアングルボダ等、数多くの神がロキの前に現れる。
登場人物

声優名は テレビアニメ版およびコミックブレイドドラマCDシリーズ/少年ガンガンコミックCDコレクション『魔探偵ロキ ヘイムダルの逆襲』の順(書かれていない場合は同じ声優、もしくはアニメ版のみ出演)。
主要人物
ロキ
声 - 渕崎ゆり子本作の主人公。燕雀探偵社という怪しい探偵事務所の少年だが、その正体は悪戯と欺瞞を司る北欧の邪神ロキである。悪ふざけが過ぎて最高神オーディンにより、神界から人間界へと落とされてしまった上に子供の姿にさせられ、魔力も制限されている。そのため、魔法を使用する際は「レイヴァテイン」という杖を使う(物語後半で登場)。探偵業をこなす中、オーディンの命令で人間の魔落としをしている(アニメでは人間の邪気集め)。探偵社を経営しているのは、その魔を探し集めるためでもある。神界でも頭が良く、さらに美形で有名だった。フェンリルヘルミドガルズオルムの3人の子供がいる。幼い子供は苦手らしく、鳴神が一時期バイトをしていた剣道道場で知り合った子供達と一緒に居ることすら大変だった。しかし、玲也は別らしい(北欧の神だからという理由ではないらしい)。弱点は、音痴であること(自覚はない)、自動車に乗れない、走ること、子供の相手をすること、ハイテク器械関係のほとんどが苦手であること(ただし、第3部『新世界の神々』第5話ではテレビを見ていたことからある程度は克服している模様)、などのように多い。さらに、北欧の神々の間で有名である弱点が「水」。つまりはカナヅチである。オーディンとは血を分け合った義兄弟であり、互いに信頼は厚かった。バルドルとの戦いの後には北欧の神ではなくなり、繭良と共に小さな探偵社を営む。ただし第3部では再び神格が戻され、子供の姿になる。なお、初登場時はまつ毛が長く、眉毛も太めだった。作者の木下は、子供のロキを描いているほうが好きであると語る[2]
覚醒ロキ
声 - 櫻井孝宏ロキの本来の姿。魔を落とすことによってたまった魔力を使うことで、一時的にこの姿へ戻ることができる。ルーン魔法の使い手で、ネクロマンサーの異名を誇る。相当なプレイボーイであるが、人間界、神界ともに多くの女性にモテる。しかし、フレイヤが自分の事が好きだった事に気付かなかった。魔力が回復しているため、ルーン魔法のほかに変身魔法も使用できる。人間界で初めて本来の姿になれたとき、調子に乗り回し蹴りをしたり、魔法を使い人々をボコボコにしていた。原作では覚醒前のロキの髪にはトーンが貼られているが、覚醒時は貼られていない。ただし、原作のカラーイラスト、アニメなどから見て髪の色はほとんど変化していない。
大堂寺繭良(だいどうじ まゆら)
声 - 堀江由衣 / 坂本真綾ミステリーマニアの女子高生。学校からの下校の際、偶然に燕雀探偵社の前を通り、二刀流の死神事件解決の日から探偵社にミステリー経験目当てで入り浸ることになる。アニメでは喋る西洋人形のことを相談するために探偵社に入る。ロキからは平仮名の「まゆら」で呼ばれることが多い。ロキの助手を自称する割には役に立った例はないに等しいが、天然ボケなためその事には気づいてない。鳴神のクラスメイトでミステリー研究会唯一の部員であり部長だが、アニメでは一時期、フレイが入部していた時があった。親の遺伝でお酒に酔いやすい。テレビアニメ版により髪の色はピンクに統一されたが、それ以前の原作カラーイラストでは緑髪など他の色のイラストも存在する。女子高生らしく情報ネットワークは半端ではないらしい。大のラーメン党である。作者の木下は、物語序盤は暗い雰囲気の物語なので繭良は明るいキャラであることを意識して描いていた。また、原稿ではベタを多用するため、頭髪は白髪のロングヘアーにしている[3]
闇野竜介(やみの りゅうすけ)
声 - 三木眞一郎 / 関俊彦ロキの身の周りの世話をする青年。正体はロキの息子で、三匹のモンスターの末弟である巨大な蛇ミドガルズオルムである。ロキが人間界に行く際、お供として青年の姿に変化させて連れて行った。ファザコンであり、食事の面でもロキの健康にはかなり気を遣っていて、栄養バランスの悪いレトルト食品などをみると怒りに震えることも。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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