魔導物語
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魔導物語
ジャンルダンジョンRPG
開発元コンパイルNECアベニュー、Goo!、アイキコンパイルハート、ゼロディブ、D4エンタープライズ
発売元コンパイルセガ徳間書店インターメディアNECアベニューアイキジー・モードD4エンタープライズコンパイルハート
1作目魔導物語 EPISODE II CARBUNCLE
1989年11月7日
最新作?聖魔導物語?
2013年3月28日
スピンオフ作品ぷよぷよ
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『魔導物語』(まどうものがたり)は、コンパイルの3Dダンジョン型ロールプレイングゲームシリーズ落ち物パズルゲーム『ぷよぷよ』シリーズのルーツとして知られる。

本シリーズは1989年11月7日発売、12月10日発行扱いのMSX2ディスクマガジンディスクステーション SPECIAL クリスマス号 (#SP5)』に収録された小作品のひとつ『魔導物語 EPISODE II CARBUNCLE』を初出とする。翌1990年6月15日に同作を発展させパッケージ製品化したMSX2版『魔導物語1-2-3』が発売され、これを根幹としてPC-9801版などのリメイク作品を含む様々なシリーズが展開された。

コンパイルが経営破綻した1998年以降、本シリーズの派生作品であった『ぷよぷよ』シリーズの知的財産権がセガ[注釈 1]に譲渡された際に、メイン主人公のアルルを始めとする本シリーズの多くのキャラクターの著作権がセガホールディングスの管理下となった。また2003年にコンパイルが解散した際に、『ぷよぷよ』関連を除く本作の著作権がアイキに継承され[1]、さらに2005年にはD4エンタープライズに引き継がれた。また、2010年にはコンパイルハートがD4エンタープライズより家庭用ゲームソフトの営業権(開発・販売)を取得している(ライセンシー契約)[2][3][注釈 2][注釈 3]

セガが著作権を持つキャラクターを使用しない作品も作られており、2007年にはD4エンタープライズの運営するサイト「コンパイルステーション」にてキャラクターを一新したウェブコミック『魔導物語?マノと不思議の帽子?』が連載され、2013年にはコンパイルハートから同様にキャラクターを一新した新作『?聖魔導物語?』が発売された。
設定

ほとんどの作品で魔導師の女の子アルル・ナジャ[注釈 4]が主人公であるが、一部他のキャラクターが主役の作品も存在する。キャラクターは主にヨーロッパの伝承[注釈 5]から多くの種類のモンスターを可愛らしくアレンジさせて登場させている。例外的に『PC-9801版 魔導物語1-2-3』のみ従来とは異なり、グラフィックがリアル調である。

本シリーズ『魔導物語』の派生作品である落ち物パズルゲーム『ぷよぷよ』は同社の代表作となったが、『魔導物語』より『ぷよぷよ』の方が知名度が高くなった結果、『ぷよぷよ』自体が魔導物語シリーズに影響を与えることもあった[4][5][6]。『MSX2版 魔導物語1-2-3』をよりおどろおどろしくコミカルにリメイクしたのが『PC-9801版 魔導物語1-2-3』であるが、『ぷよぷよ』発売後は『MSX2版 魔導物語1-2-3』をより人間味あってファンタジックにした魔導物語が主流となる。

また、同タイトル作品などでの矛盾やキャラクターの言動の違いなどから、パラレルワールドといえる作品も存在する[7]。『す?ぱ?ぷよぷよ通』の取扱説明書での主人公アルルの紹介欄には「ゲームによって、微妙に違う人生を送っている」とも書かれている[8]。『MSX版の1-2-3』『PC98版のA・R・S』『はちゃめちゃ期末試験』『魔導師の塔』などの一部を除くPCでプレイできる魔導物語シリーズ、コンパイル製作の初回発売のぷよぷよシリーズ、コンパイル後期のディスクステーションの魔導物語の世界を舞台としたゲームでは比較的矛盾や設定の違いが少ない。アルルのバストサイズ・体重など新作と以前の作品とで設定に細かな変更点が存在する。

なお、魔導物語シリーズには正伝と外伝が存在するが、『コンパイルクラブ』と『DiscStation』では報じられたものの、それ以外には正伝と外伝の違いが語られることはなかったため、ユーザーには単に『魔導物語シリーズ』として受け入れられた。この正伝と外伝の区別は社内でも決まっているものではなく、DSやコンクラに書かれていた区別が新しい号で書き換わっていたりと曖昧で信憑性に欠ける[9][10][11]。『魔導物語A・R・S』脚本担当のうゑみぞは魔導物語外伝と命名するつもりだったが、正伝にしたい社長の仁井谷正充と揉めて折衷案でA・R・Sとし、その後に変更して正解だったと語った[12]
『真・魔導物語』設定

後に、コンパイル内で今までの『魔導物語』シリーズの世界観と設定を再構築し、各作品間にある矛盾点を解消して同じ時間軸・同じ世界での統一設定を作ろうという動きが起こった。この新たな世界観では、『ぷよぷよ』の舞台となる世界は『魔導物語』の時代から約1000年後とされ、それぞれの作品のキャラクターは同じ名前と姿を持った別人(世界はある理由から一度滅んでおり、後にサタンの手で再生されたことになっている)とされた。また、それまで作品によってバラバラだったキャラクターの設定も細かく定められていた。このときのディレクターは『魔導物語 はちゃめちゃ期末試験』などを担当した織田健司であった。

当初はセガサターン版『魔導物語』のシナリオとして、この設定に準拠したシナリオを採用する予定で作られていたが、コンパイルの経営破綻などの影響で元々のシナリオは没になり、製品版では異なるシナリオが採用された。その後、開発中に没となったオリジナルシナリオは商業二次の小説『真・魔導物語』シリーズとして展開されることになり、この設定に沿ったキャラクターの設定資料などはファンブック『魔導物語 ファンブック イラストレーション&アザーズ』に収録された。以降、ゲーム本編では『ぷよぷよ外伝 ぷよウォーズ』など一部の作品を除いてこの設定はほとんど反映されず、小説やファンブックに収録された年表などで補完されるにとどまる。これらのことから、この設定は小説版のタイトルより『真・魔導物語』設定と呼ばれる。ディレクターである織田健司自ら「これは僕の頭の中だけで描いている魔導物語」と記述しており[13][14][注釈 6]、『真・魔導物語』の設定は魔導物語の正式な統一設定にはならなかった。
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発売の年表1989魔導物語 EPISODE II CARBUNCLE
1990MSX2版 魔導物語1-2-3
1991PC-9801版 魔導物語1-2-3
1992
1993魔導物語A・R・S
魔導物語I 3つの魔導球
1994魔導物語 道草異聞
魔導物語II ?アルル16才?
魔導物語III 究極女王様
1995魔導物語A ドキドキばけ?しょん
1996魔導物語 はちゃめちゃ期末試験
魔導物語 はなまる大幼稚園児
魔導物語I
魔導物語I 炎の卒園児
1997魔導物語 魔導師の塔
1998セガサターン版 魔導物語
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005iアプリ版 魔導物語
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013?聖魔導物語?

シリーズを大別すると『魔導物語1-2-3』系統とそれ以外になる。ただし、同系統の作品でも機種によってストーリーが変化している。
『魔導物語1-2-3』
主人公の女の子(アルル・ナジャ)が、幼少期に卒園試験に挑む「エピソード1」と、16歳に成長して旅をしている最中に事件に巻き込まれる「エピソード2」および「エピソード3」で構成されたタイトル。エピソード1は単体の作品として複数の家庭用ゲーム機に移植・リメイクされたが、エピソード2・3は単体ではゲームギアと携帯電話アプリにしか移植・リメイクされておらず、エピソード3はシナリオも大きく変更された。

1-2-3(3エピソード同時収録)

魔導物語1-2-3』(MSX2):1990年6月15日発売 - 2003年・2008年・2015年・2023年にはWindows専用ソフトとして限定販売。

魔導物語1-2-3』(PC-98):1991年11月23日発売 - 2015年・2023年にはWindows専用ソフトとして限定販売。


エピソード1

魔導物語I 3つの魔導球』(ゲームギア):1993年12月3日発売 - 2008年に携帯電話アプリに移植。2018年・2023年にはWindows専用ソフトとして限定販売。

魔導物語 はなまる大幼稚園児』(スーパーファミコン): 1996年1月12日発売 - 2Dマップを採用。卒園試験を受けるまでの前日談がメインのため、他機種のエピソード1とは大幅に内容が異なる作品。2017年・2023年にはWindows専用ソフトとして限定販売。

魔導物語I』(メガドライブ):1996年3月22日発売 - 2016年・2023年にはWindows専用ソフトとして限定販売。

魔導物語I 炎の卒園児』(PCエンジン):1996年12月13日発売


エピソード2

魔導物語 EPISODE II CARBUNCLE』(MSX2):1989年11月7日発売(1989年12月10日発行扱い)『ディスクステーション SPECIAL クリスマス号 (#SP5)』に収録 - MSX2版『1-2-3』のエピソード2の元になった、プロトタイプ的な作品。2008年・2015年・2023年にはWindows専用ソフトとして限定販売。

魔導物語II ?アルル16才?』(ゲームギア):1994年5月20日発売 - 2008年には携帯電話アプリに移植。2018年・2023年にはWindows専用ソフトとして限定販売。


エピソード3

魔導物語III 究極女王様』(ゲームギア):1994年12月30日発売 - MSX2/PC-98版『1-2-3』とは全く異なるストーリー。 2009年には携帯電話アプリに移植。2018年・2023年にはWindows専用ソフトとして限定販売。


その他の作品


魔導物語A・R・S』(PC-98):1993年12月10日発売 - アルル、ルルー、シェゾの3名を主人公にした3本のストーリー。2015年・2023年にはWindows専用ソフトとして限定販売。

魔導物語A ドキドキばけ?しょん』(ゲームギア):1995年11月24日発売 - PC-98版『A・R・S』のアルル編とは全く異なるストーリー。2018年・2023年にはWindows専用ソフトとして限定販売。


魔導物語 道草異聞』(PC-98):1994年7月15日発売(1994年8月15日発行扱い)『ディスクステーション Vol.3』に収録。2016年・2023年にはWindows専用ソフトとして限定販売。

魔導物語 はちゃめちゃ期末試験』(Windows 95):1996年9月6日(1996年10月15日発行扱い)発売『ディスクステーション Vol.12』に収録

魔導物語 魔導師の塔』(Windows 95):1997年9月6日発売(1997年10月15日発行扱い)『ディスクステーション Vol.16』に収録

魔導物語』(セガサターン):1998年7月23日発売 - 2Dマップを採用。サブタイトルはないが独自のストーリー。

魔導物語』(iアプリ):2005年12月14日配信開始 - サブタイトルはないが独自のストーリー。2006年6月に配信終了。

?聖魔導物語?』(PlayStation Vita):2013年3月28日発売 - コンパイルハート発売。キャラクターを一新した作品。

日本未発売


魔導傳記 ????? ??』(Windows 95):韓国にて1998年3月20日発売『??? ???? (Disc Station) Vol.5』に収録

そのほか、過去作品をまとめて復刻したコレクション作品関連作品小説ウェブコミックなどが存在する。

以下、発売年月日順に解説する。
魔導物語 EPISODE II CARBUNCLE

魔導物語
EPISODE II CARBUNCLEジャンルダンジョンRPG
対応機種MSX2
Microsoft Windows XP/Vista/7/8/8.1/10/11
開発元コンパイル
発売元MSX2: コンパイル
Win: D4エンタープライズ
人数1人
メディアMSX2: 3.5インチフロッピーディスク
Win: CD-ROM
発売日

MSX2: 1989年11月7日

『DS SPECIALクリスマス号 (#SP5)』に収録

Win XP/Vista: 2008年9月1日

『魔導物語1-2-3 MSX2版 for Windows』に収録

Win Vista/7/8/8.1: 2015年3月31日

『魔導物語 きゅ?きょく大全 1-2-3&A・R・S』に収録

Win 8.1/10/11: 2023年4月7日

『魔導物語 超きゅ?きょく大全 ぷよぷよ入り』に収録

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『魔導物語 EPISODE II CARBUNCLE』(まどうものがたり エピソード ツー カーバンクル)は、1989年11月7日発売(12月10日発行[15])のMSX2版『ディスクステーション SPECIALクリスマス号 (#SP5)』に収録されたゲーム[注釈 7]


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