魔女の旅々
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魔女の旅々
ジャンル
ファンタジー[1]
小説
著者白石定規
イラストあずーる
出版社SBクリエイティブ
レーベルGAノベル
刊行期間2016年4月14日 -
巻数既刊22巻(2024年3月現在)
小説:リリエールと祈りの国
著者白石定規
イラストあずーる
出版社SBクリエイティブ
レーベルGA文庫
発行日2017年3月31日
発売日2017年3月15日
巻数全1巻
小説:祈りの国のリリエール
著者白石定規
イラストあずーる
出版社SBクリエイティブ
レーベルGAノベル
刊行期間2022年1月14日 -
巻数既刊3巻(2023年6月現在)
漫画
原作・原案など

白石定規(原作)

あずーる(キャラクター原案)

作画七緒一綺
出版社スクウェア・エニックス
掲載サイトマンガUP!
レーベルガンガンコミックスUP!
発表期間2018年11月29日 -
巻数既刊5巻(2023年3月現在)
漫画:祈りの国のリリエール ?魔女の旅々 外伝?
原作・原案など

白石定規(原作)

あずーる(キャラクター原案)

作画ねりうめ
出版社SBクイエイティブ
掲載サイトGAコミック
レーベルGAコミック
発表期間2021年12月17日 - 2024年1月26日
巻数全3巻
話数全16話
アニメ
原作白石定規
監督窪岡俊之
シリーズ構成筆安一幸
脚本筆安一幸
キャラクターデザイン小田武士
音楽AstroNotes
アニメーション制作C2C
製作魔女の旅々製作委員会
放送局AT-Xほか
放送期間2020年10月2日 - 12月18日
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル漫画アニメ
ポータル文学漫画アニメ

『魔女の旅々』(まじょのたびたび、英題:The Journey of Elaina)は、白石定規による日本ライトノベル。書籍版イラストはあずーるが担当している。2014年にAmazon Kindleで公開された自費出版小説を初出としており、加筆修正された形でGAノベルSBクリエイティブ)で2016年4月から刊行されている[2]。Kindle版のイラストは宮が担当した[3][4]。『このライトノベルがすごい!』単行本・ノベルズ部門では2018年度版で9位[5]、2019年度版・2020年度版で共に6位[6][7]、2021年度版で10位を獲得している[8]

メディアミックスとして、2018年3月、漫画版の連載とドラマCD化が発表された[9]。スピンオフとして、2017年3月13日にGA文庫より『リリエールと祈りの国』が刊行され[10]、2022年1月からは『祈りの国のリリエール』と改題して新たにGAノベルより刊行中で[11]、本スピンオフ作もコミカライズされた[12][13]
あらすじ

括弧内の人物名や声優名は漫画版・テレビアニメ版で設定されたものである。
魔法使いの国
魔法使いの国で黒髪の少女サヤにぶつかられたイレイナは、その際に魔女の証であるブローチを紛失してしまう。イレイナはとりあえず、ブローチが見つかるまでという約束でサヤに魔法の修行をつけながら彼女のアルバイト先である宿で暮らすが、実はブローチはサヤによって盗まれていた。妹が故郷に帰ってしまったことによる孤独への寂しさから逃れようと嘘をついていたサヤをイレイナは諭し、自分の使っている帽子を渡して修行をつけた後、国を去る。それからしばらく経ったある日、遠くの街でイレイナはサヤが魔女になったことを知るのだった。
花のように可憐な彼女
旅の途中で綺麗な花畑を見つけたイレイナは、そこに佇む一人の少女(アルテミシア、声 -
巽悠衣子)から「誰にでもいいからこの花束を渡して欲しい」と花束を託される。それに応じて近くの街を訪ねると入口で門番(ソロル、声 - 山下大輝)に引き止められ、実は先ほどの花畑の花は魔法が使えない人間にとっては毒となるものであることを知る。翌日、少女のことが気になって花畑へ向かったイレイナが見たものは、少女と門番(実は少女の兄)が花の毒に侵されて絶命した姿だった。
瓶詰めの幸せ
空を飛んでいると急に呼び止める声を聞いてイレイナが近づいた少年エミル(声 - 市川蒼)が持っていたのは、「色々な幸せが詰まった瓶」だった。それを自分が好きな使用人の少女ニノ(声 - 佐藤聡美)にプレゼントするのだというエミルに連れられて家を訪ねると、そこにいたのは横暴な態度をしたエミルの父(声 - てらそままさき)と、奴隷として虐げられているニノだった。ニノを元気づけるため、エミルは瓶を解放して色々な幸せの姿を見せる。まもなく旅立ったイレイナは、決して叶わない幸せを見せられて自ら命を絶った女性の物語を思い出すのだった。
民なき国の王女
旅の途中、イレイナは廃れている国を訪れる。一晩寝るための場所を探し、比較的元の形を保っている王宮に入ると、誰もいないと思っていたそこに一人の女性が現れる。そこにいたミラロゼ(声 - Lynn)という記憶喪失の魔女によると、残されていた手紙に夜になるとジャバリエという魔物が現れ、それは王女である彼女にしか倒せないと書かれていたという。ミラロゼが考案した作戦のための罠作りは手伝ったもののそれ以降のことは手伝わずにイレイナは去るが、心配で戻った彼女が見たものは、罠に填めたジャバリエを痛めつけることに歓喜するミラロゼの姿だった。実はミラロゼはかつて愛する料理人の子を妊娠したが、王である父には身分の違いから結婚を認められず、恋人を目前で火炙りにされたうえに胎児も殺害されており、その恨みから父に呪いをかけて魔物に変え、国を滅ぼさせて大事なものを失うという絶望を父に味わせていた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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