魔人探偵脳噛ネウロ
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魔人探偵脳噛ネウロ
ジャンル少年漫画ストーリー漫画
推理漫画犯罪漫画
ロー・ファンタジーSF
ブラック・コメディ
漫画
作者松井優征
出版社集英社

その他の出版社
Planeta DeAgostini
Glenat
東立出版社
Komik Remaja
文化伝信

掲載誌週刊少年ジャンプ
レーベルジャンプ・コミックス
発表号2005年12号 - 2009年21号
発表期間2005年2月21日 - 2009年4月20日
巻数全23巻
話数全202話
その他プロトタイプの読切

赤マルジャンプ2004年夏号

週刊少年ジャンプ2004年41号

アニメ
アニメ
原作松井優征
監督神志那弘志
シリーズ構成鈴木智
脚本鈴木智、林壮太郎
田村竜、都築孝史
宍戸義孝、横谷昌宏
キャラクターデザイン高橋美香スタジオ・ライブ
音楽長谷川智樹
アニメーション制作マッドハウス
製作魔人探偵脳噛ネウロ製作委員会
放送局日本テレビほか
放送期間2007年10月2日 - 2008年3月25日
話数全25話

ドラマCD
ドラマCD
制作集英社
脚本古川耕
演出西川路健太
発売元集英社
販売元集英社
発売日2006年11月6日 (CD1)
2007年4月25日 (CD2)
枚数2巻

小説
小説:魔人探偵脳噛ネウロ
世界の果てには蝶が舞う
著者東山彰良
イラスト松井優征
出版社集英社
レーベルジャンプ ジェイ ブックス
発売日2007年7月20日

ゲーム
ゲーム:魔人探偵脳噛ネウロ
ネウロと弥子の美食三昧
推理つき グルメ&ミステリー
ゲームジャンル魔界(イビル)アドベンチャー
対応機種ニンテンドーDS
開発元マーベラスエンターテイメント
発売元マーベラスエンターテイメント
メディアDSカード
プレイ人数1人
発売日2008年6月12日
レイティングCERO: B(12歳以上対象)
ゲーム:魔人探偵脳噛ネウロ
バトルだヨ! 犯人集合!
ゲームジャンル魔界バトルアドベンチャー
対応機種PlayStation 2
開発元コンパイルハート
発売元コンパイルハート
メディアDVD-ROM
プレイ人数1人
発売日2008年8月28日
レイティングCERO: B(12歳以上対象)

テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメライトノベルゲーム
ポータル漫画アニメ文学ゲーム

『魔人探偵脳噛ネウロ』(まじんたんてい のうがみネウロ)は、松井優征による日本漫画
概要

赤マルジャンプ』(集英社)2004 SUMMERと『週刊少年ジャンプ』(集英社)2004年41号に掲載された2つの同タイトルの読切版をもとに、『週刊少年ジャンプ』2005年12号から2009年21号まで連載された。本作の第23巻(最終巻)には『特別読切 離婚調停』が収録されている[1]

物語は、『謎』を食糧とする魔人・脳噛ネウロが、「謎」を求めて地上を訪れるところからスタートする。人間界で目立たず生活する為に桂木弥子を探偵役に仕立て上げ、影でその事件の「謎」を「喰べる」ことを目的とする。主役のネウロと弥子は共通して食に対するこだわりを持ち、本作には「グルメ」「食事」といったテーマが根底に流れている。

松井自身が本作のジャンルは「推理物の皮を被った単純娯楽漫画」であると1巻のコメントに書いており、事件解決における推理は従来の探偵物のような体裁だが、その実はほとんど読者にヒントを与えず、魔人であるネウロは「魔界777ツ能力(どうぐ)」という特殊能力で捜査を行えるため、かなり強引に推理が進められる。推理には重きを置かず、代わりに突出したガジェットや荒唐無稽なトリック、犯人の異常な心理と奇怪なリアクションを大きな特徴とする。

単行本の最終巻では、別路線の可能性が説明されている。連載開始前段階では、探偵ものの他に、ラブコメでいく路線もあったといい、また別の魔人が登場するような案もあったが、実現はせず上記の作風として成立した。また、読切版を経ての連載化であったが、連載を強く意識して作った読切短編であったことが後に語られている。

非常に奇妙で滑稽な独特の作風となっている。また、犯人をはじめ様々なキャラクターおよび小ネタを通して、現代の世やフィクション作品への批判を兼ねて風刺したり、実際に起きた事件および話題になった出来事を狂気的なパロディに作り変えたりするブラック・コメディもひとつの大きな特徴である。全てのサブタイトルは漢字や数字などの一文字と、その後ろにカッコつきで書かれた読み仮名(および作者オリジナルの独自の読み仮名)とのセットになっている。

2006年11月6日にオリジナルストーリーでのドラマCDが発売され、2007年4月25日には第2弾も発売された。また、小説版として2007年7月20日にジャンプ ジェイ ブックスよりミステリー作家・東山彰良によるサイドストーリーが発売された。

2013年1月時点で単行本の累計発行部数は450万部を突破している[2]。2007年度小学館漫画賞最終候補(受賞作は『ダイヤのA』)。最終回で、連載初の読者アンケート1位を取った。

2013年には文庫版が製作された。全巻、カバーイラスト(鉛筆画)描き下ろし。特設サイトでは原画を公開している。初回出荷限定でオリジナルポストカードが付属。内容はラフ画、FL返信用イラスト、プライベートでの年賀状イラストなど。読切版2作が収録されたが、単行本23巻収録の「離婚調停」は未収録。12巻には「魔界資料館 文庫版特別編」、作者による文庫版用のあとがきを収録。単行本にあったおまけの大半が削除されている
あらすじ

謎を食糧とする突然変異種の魔人脳噛ネウロ。魔界の「謎」全てを喰らい尽くしてしまったネウロは、自らの脳髄の空腹を満たせる「究極の謎」を求め、人間界へと赴く。

人間界へと降り立ったネウロが最初に見つけた謎は、女子高生桂木弥子の父親・桂木誠一が殺された事件。警察の捜査が難航する中、ネウロは弥子に接触し自らの協力者(奴隷人形)として探偵を演じることを強要する。魔人の力をもって脅迫され、弥子は嫌々ながらもそれを引き受ける。前菜として近場の喫茶店で起きた事件を『魔界777ツ能力(どうぐ)』を駆使して解決し、そして桂木家の謎もあっさりと解いてしまう。

こうして真相を知り日常を取り戻した弥子だが、その後もネウロの隠れ蓑として女子高校生探偵の名を掲げさせられ「謎」を探す羽目になる。ネウロと共に行動していき、多くの事件に触れていくうちに次第に「謎」に満ちた奇妙な日常に慣れ、そして「ひとりきり」の歌姫アヤ・エイジアや、世界中を震撼させる凶悪犯罪者怪盗“X”など数多くの犯罪者と接していく中で、弥子の中に犯人の心理の奥底にある想いを理解しようとする感覚が芽生えていく。
登場人物詳細は「魔人探偵脳噛ネウロの登場人物」および「魔人探偵脳噛ネウロの犯罪者」を参照
脳噛ネウロ(のうがみ ねうろ)
主人公。魔界から地上にやって来た、「謎」を食べる魔人。人間の進化に着目する。餌場たる人間を守るために、シックスと敵対する。
桂木弥子(かつらぎ やこ)


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