鬼武者Soul
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鬼武者Soul
ジャンル
シミュレーションRPG
ゲーム
ゲームジャンルブラウザゲーム
対応機種パソコンWindows Vista7macOS
スマートフォン
PlayStation 3
オンライン専用
開発元カプコン
プロデューサー杉浦一徳
シナリオ森橋ビンゴ
プレイ人数多人数ネットワークプレイ
稼動時期2012年10月19日
レイティングCERO:B(12才以上対象)
テンプレート - ノート
プロジェクトコンピュータゲーム
ポータルコンピュータゲーム

『鬼武者Soul』(おにむしゃソウル)は、かつてカプコンが開発運営していたブラウザゲーム。戦国アクションゲーム『鬼武者』シリーズの世界観を基にしている。2017年3月30日サービス終了。
概要

プレイヤーは城主となって、400人以上の登場武将を集めて育成し、合戦や内政をおこなうシミュレーションゲームである。

「開発隊」という掲示板[1]をベータユーザー向けに開設し、ベータユーザーの意見を幅広く取り入れている。ほぼ全てのユーザーの書き込みにプロデューサー自らが返信を行っている[1]

「戦国体験 初陣」では50項目以上の改善点を以後行うことをフィードバックシート[2]において発表した。
要素

47
都道府県から選択可能。旧国名も併記されている。国ごとに「鬼」「人」「幻魔」の陣営に分類され、国を選ぶと陣営も決まる。琉球沖縄)も北海道蝦夷)も選択できる。
城下町(主城)
メインの城下町。50×50の箱庭で建築物は自由に設置できる。2012年12月13日からは高低差も導入された。
城下町(支城)
サブの城下町。40×40の箱庭で建築物は自由に設置できる。2012年12月13日からは高低差も導入された。
城下町(水上)
サブの城下町。40×40の箱庭で建築物は自由に設置できる。建築物は舟で、生産は回数制限がある。専用の旅交易が設けられており、白魂などが入手可能。

47都道府県の弘前城高知城松江城など著名な城がオリジナルグラフィックで実装されている[3]
鬼くじ
ガチャ。無料で引け、武将や建築物、アイテムなどが手に入る。緑鬼くじ、赤鬼くじ、黒鬼くじ、紫鬼くじ、黄鬼くじ、白鬼くじ、青鬼くじが実装されている。なお、黄鬼くじは公認ネットカフェの端末からアクセスすることで入手できる。
武将
著名イラストレーターが描いたイラスト、30人以上もの豪華声優を起用してのゲーム内ボイスが特徴。「攻撃」「防御」「知略」「技」などのパラメータを持つ。
鬼物語
クエスト。行動ポイントを消費して進める。武将が入手できたり、幻魔との戦闘をおこなう。紫魂が入手でき、紫鬼くじが引ける。
天下分け目戦
全プレイヤーが東軍と西軍に分かれ、3つの有名な古戦場で勝敗を競う。2つ以上の戦場を占領した陣営の勝利。赤魂が入手でき、赤鬼くじが引ける。
攻城戦
47都道府県の県対抗戦。事前の国力ポイント順位の隣接県が対戦相手となる。例:1位の県と2位の県が戦う。開催期間は3日間で、三の丸・弐の丸・本丸を攻撃県・防衛県に分かれて競う。部隊は自分と同じ都道府県のプレイヤーからランダムで選択され、プレイヤーの武将は必ず大将に配置される。黒魂が入手でき、黒鬼くじが引ける。
大合戦
全プレイヤーが東軍と西軍に分かれて勝敗を競う。相手より多くの戦場を占領した陣営の勝利。青魂が入手でき、青鬼くじが引ける。
悪鬼羅刹
レイドボス。HPが多いため、フレンドに救援を出すことでフレンドと自分でレイドボスの全HPを0にすることで勝利となる。勝つと緑魂が入手でき、緑鬼くじが引ける。
幻夢空間・幻夢清洲城
2500歩のダンジョン。技の経験値が手に入る技宝珠や武将育成の武将強化生贄、幻夢空間や清洲城クリア限定武将などが入手できる。
ランキング
デイリー(24時間)、週間(定期メンテナンスから定期メンテナンスまで)の2種類があり、「合戦勝ち星」「レイド討伐ポイント」「最大火力」「国政貢献度」など多数存在する。
主な登場人物

本作のイメージPVでは上杉謙信武田信玄北条氏康長宗我部元親立花ァ千代伊達政宗の6人がメインキャラクターとして扱われている。『鬼武者』シリーズに登場する人物および本作オリジナルの高等幻魔については「鬼武者の登場人物」を参照
熊田弾兵衛(くまだ だんべえ)
- 無し大名となったプレイヤーの下で忠勤に励む足軽大将。一見豪傑風だが、純朴で嘘のつけない人物。年齢は25歳(後に26歳)。
望月叙光(もちづき じょこう)
声 - 沢城みゆきプレイヤーに従う小領主であり、近習も務める。物静かで気難しい人物だが真っ直ぐな芯を持ち、民からは慕われている。幼い頃から男として育てられたが実は女性であり、そのことをひた隠しにしている。望月家の先祖はであり、甲賀五十三家に上げられる家柄。
名古屋山三郎(なごや さんさぶろう)
声 - 杉田智和中性的な容姿の流浪人。織田信長の縁戚にあたり、織田九右衛門とも名乗る。出雲阿国と惹かれ合い共に歌舞伎を興すが、幻魔の力によりさらなる大望を果たそうとする。
山科那奈(やましな なな)
声 - 小林ゆう賀茂土御門両家の血を継ぎ、生まれながらに「鬼ノ眼」を持つ陰陽師の少女。年齢は10歳(後に11歳)。プレイヤーとは家族ぐるみで親交がある。
山科恵子(やましな けいこ)
声 - 坂本真綾那奈の母。山科言継の養女であり、土御門家の出身。占いが得意であり、朝廷からも依頼を受ける貴婦人。
山科言継(やましな ときつぐ)
声 - 三木眞一郎内蔵寮頭・御厨子所別当という朝廷の財務を所管する官職に任じられた公卿
小野お通(おのの おつう)
声 - 坂本真綾文名高い年齢不詳の女性書家。都における貴賤の事情に通じた人物で、言継や恵子、那奈とは親しい間柄。もったりとした喋り方の弟子がいる。
茶屋四郎次郎(ちゃや しろうじろう)
声 - 皆川純子金のやりとりにうるさいことで有名な京都の豪商。年端はいかず、阿漕な商売をしているが商人として曲がったことは嫌う。角倉了以とは犬猿の仲。
勘解由小路在昌(かでのこうじ ありまさ)
声 - 大塚芳忠幻魔に与する公家で、異端の陰陽師。ルイス・フロイスの弟子にあたる。術者としては二流だが、伴天連の妖しげな術を用いる油断ならない男。物語の途中で烏丸資任と体を共有することになる。「四国鎮魂編」では高等幻魔ゴーガンダンテスを呼び出し、四国に施された封を解こうとする。史実では勘解由小路在昌は賀茂在昌(在政)と同一人物とされているが、陰陽師には史実に名を残した人物が少ないという事情もあり、本作では別人物で兄弟という設定となっている[4]
賀茂在政(かもの ありまさ)
声 - 三木眞一郎在昌の弟。強大で危険な魔力の持ち主で、若くして陰陽道賀茂流の暦法を修めている。山科恵子と婚儀を挙げ、那奈を儲けた後に忽然と行方をくらます。物語の途中で勘解由小路と袂を分かち、プレイヤー側に付く。
土御門久脩(つちみかど ひさなが)
声 - 小西克幸那奈の師匠。陰陽道土御門流の当主。久脩を始め、陰陽師たちは人形代を用いてプレイヤーの手助けをする。
出雲阿国(いずもの おくに)
声 - 井上喜久子歌舞伎を創始し、阿国一座を取り仕切る芸能者。出雲大社巫女でもあり、神楽舞を源流とした魔払いの舞を用いて幻魔を退ける。恋仲だった山三郎の行方を追っている。
雑賀孫市 皐月(さいがまごいち さつき)
声 - 小林ゆう『鬼武者2』に登場した雑賀孫市の従兄妹に当たる14歳の少女。傭兵集団雑賀衆の次期頭領となるため修行を積んでいる。柳生十兵衛 茜とは好敵手の間柄。
千於銀(せん おぎん)
声 - 田村ゆかり千宗易の娘。機械やからくりの研究に余念がない発明少女で、の町を駆け回っている。趣味の共通する皐月とは交友がある。
安倍晴明(あべの せいめい)
声 - 小西克幸土御門家の開祖にして伝説的な陰陽師。母親の霊狐・葛の葉の影響で長寿であり、狐の耳と尾を持つ。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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