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してください。(2023年2月) (使い方)「きたろう」、「喜多郎」、あるいは「喜多郎 (映像監督)」とは別人です。
鳥取県境港市の水木しげるロードに設置されている「鬼太郎と目玉おやじ」のブロンズ像。
鬼太郎(きたろう)は、水木しげるの漫画『ゲゲゲの鬼太郎[注 1]』の主人公である妖怪。水木しげるが、過去の紙芝居に登場したキャラクターをアレンジした妖怪キャラクターである。
父親の目玉おやじとともに妖怪と人間の共存できる世界を目指して戦うのが主な活動。
通称は「ゲゲゲの鬼太郎」。「ゲゲゲの?」の通り名は日本の妖怪たちが住む「ゲゲゲの森」が由来と言われる。「墓場鬼太郎」や「墓場の鬼太郎」とも表記される。
1933年から1935年頃の紙芝居『墓場奇太郎』(ハカバキタロー)の主人公の名を基に、水木しげるが創作。水木は創作にあたり、『ハカバキタロー』原作者の伊藤正美の了承を得た。鬼太郎の元となった紙芝居『ハカバキタロー』(画辰巳恵洋 水木が鬼太郎を最初に描いたのは、1954年から始まる『蛇人(じゃじん)』『空手鬼太郎』『ガロア』『幽霊の手』などの数作の紙芝居で、「墓場の鬼太郎」と表記した。これらに描かれた鬼太郎は作品により大きな違いがある。『蛇人』の鬼太郎は「ハカバキタロー」と共通する因果ものの主人公で、蛇の腹から生まれ人間に苛められるが成長したのちに復讐をする物語。『空手鬼太郎』ではギチンという空手使い(船越義珍がモデル)に弟子入りして修行の末に師を打ち破る展開となっている[1]。『空手鬼太郎』でビジュアルも変化し、鬼太郎に似ていたという水木の兄の子をモデルに「多少かわいく」したとされる[3]。 「幽霊一家」から始まる一連の作品で、鬼太郎の出自が後の定着したものとなる。鬼太郎は幽霊族[注 2]の生き残りであり、墓に埋葬された母の遺体から生まれる[4]。
キャラクターの誕生「ゲゲゲの鬼太郎#誕生の経緯」も参照
『ハカバキタロー』
紙芝居版
貸本版
人物像
プロフィール
名前:墓場鬼太郎[注 3]
身長:約130 cm[注 4]
体重:約30 kg[注 5]
誕生日:昭和29年またはそれ以前[注 6][注 7]。アニメ第1作[5]では作中の時点で昭和時代と名言されているが齢120歳程度の人物[注 8]が「昔、鬼太郎の事を妖怪関連の本で読んだ」と証言しており、アニメ第3作[6]や読み切り「決戦 愛宕山」では最低でも江戸時代から今と変わらない姿で活躍していた。