鬼太郎
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きたろう」、「喜多郎」、あるいは「喜多郎 (映像監督)」とは別人です。
鳥取県境港市水木しげるロードに設置されている「鬼太郎と目玉おやじ」のブロンズ像

鬼太郎(きたろう)は、水木しげる漫画ゲゲゲの鬼太郎[注 1]』の主人公である妖怪。水木しげるが、過去の紙芝居に登場したキャラクターをアレンジした妖怪キャラクターである。

父親の目玉おやじとともに妖怪と人間の共存できる世界を目指して戦うのが主な活動。

通称は「ゲゲゲの鬼太郎」。「ゲゲゲの?」の通り名は日本の妖怪たちが住む「ゲゲゲの森」が由来と言われる。「墓場鬼太郎」や「墓場の鬼太郎」とも表記される。



キャラクターの誕生「ゲゲゲの鬼太郎#誕生の経緯」も参照
『ハカバキタロー』

1933年から1935年頃の紙芝居『墓場奇太郎』(ハカバキタロー)の主人公の名を基に、水木しげるが創作。水木は創作にあたり、『ハカバキタロー』原作者の伊藤正美の了承を得た。鬼太郎の元となった紙芝居『ハカバキタロー』(画辰巳恵洋)は戦災などで失われ詳細は不明だが、その主人公は親の因果により墓場から生まれた醜い少年(少年とも)で、親の仇に復讐を果たしていく[1]。伊藤はインタビューにて、「関西に存在した伝承を原案にした」と述べている[2]。また、「子育て幽霊」などの古典的な怪談昔話に多くを拠っている[1]
紙芝居版

水木が鬼太郎を最初に描いたのは、1954年から始まる『蛇人(じゃじん)』『空手鬼太郎』『ガロア』『幽霊の手』などの数作の紙芝居で、「墓場の鬼太郎」と表記した。これらに描かれた鬼太郎は作品により大きな違いがある。『蛇人』の鬼太郎は「ハカバキタロー」と共通する因果ものの主人公で、蛇の腹から生まれ人間に苛められるが成長したのちに復讐をする物語。『空手鬼太郎』ではギチンという空手使い(船越義珍がモデル)に弟子入りして修行の末に師を打ち破る展開となっている[1]。『空手鬼太郎』でビジュアルも変化し、鬼太郎に似ていたという水木の兄の子をモデルに「多少かわいく」したとされる[3]
貸本版

1960年に水木は貸本に鬼太郎を登場させた。

「幽霊一家」から始まる一連の作品で、鬼太郎の出自が後の定着したものとなる。鬼太郎は幽霊族[注 2]の生き残りであり、墓に埋葬された母の遺体から生まれる[4]
人物像
プロフィール

名前:墓場鬼太郎
[注 3]

身長:約130 cm[注 4]

体重:約30 kg[注 5]

誕生日:昭和29年またはそれ以前[注 6][注 7]。アニメ第1作[5]では作中の時点で昭和時代と名言されているが齢120歳程度の人物[注 8]が「昔、鬼太郎の事を妖怪関連の本で読んだ」と証言しており、アニメ第3作[6]や読み切り「決戦 愛宕山」では最低でも江戸時代から今と変わらない姿で活躍していた。アニメ第4作[7]では、目玉おやじいわく「その昔」に封印された妖怪が鬼太郎を認識している。アニメ第5作[8][9]や第6作[10]でも、最低でも50年以上は少年の姿でいる事が人間に確認されている[注 9]実写映画シリーズでは350歳としており、上記の(少なくとも)江戸時代から生きているという設定とも合致する。アニメ映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」では、昭和31年(1956年)の時点で母親が妊娠中なので誕生はそれ以降となる。

基本的に一人称は「僕」だが原作やアニメ第2・3作ではごくたまに「俺」と言っている。またアニメ第4作54話で邪魅に毒気を吹き込まれた際も一人称が「俺」になった。

種族と家族

かつて地上を支配していた幽霊族の唯一の末裔であるが、原作「地獄篇」とアニメ第3作「地獄篇」のみ、幽霊族の父と人間の母との混血(半妖)とされている。『続ゲゲゲの鬼太郎』の目玉おやじの話によると、紀元前3,800年頃には鬼太郎父子の先祖は幽霊族の帝位に就いていたという。

幽霊族とは人間が一般に考えている「幽霊」ではなく、現在の人類が誕生する以前に栄えていた種族である。妖怪と悪魔は共に地球の先住民族とも言える存在で「第一期人類」と称されてもいる。種族として基本的に争いを好まない性格で、それ故に人類が発生、繁殖すると共に迫害され森の奥へ次いで地下へと追いやられ衰退していった。その頃に糧を求めて地上をさまよう姿を目撃した人間が幽霊と誤認した。

実写映画『千年呪い歌』では鬼太郎は幽霊族が人間によって滅ぼされたことをぬらりひょんに告げられるまで知らなかった[注 10]ことになっているが、1980年代『最新版』や『鬼太郎国盗り物語』では知っていた様子である。このため、『最新版』ではぬらりひょんに、「地球環境を守る為に人間と戦って滅ぼされた先祖の敵の味方をする」「未成年なのに喫煙」「悪人を見逃すこともある」「とんでもないぶりっこ妖怪」と評されて言葉につまる場面もあった。
父・目玉おやじ
詳細は「目玉おやじ」を参照
母・岩子
母は鬼太郎を身ごもった状態で病死、その埋葬された遺体から鬼太郎は生まれ出た。鬼太郎誕生当時を描いた作品では母の名は出てこないが、原作「地獄篇」最終回「最後の出会い」や実写映画『千年呪い歌』では「岩子(いわこ)」という名が明かされている。「地獄篇」では岩子は人間だがお岩さんの親類にあたり、僅かだが妖力も備えていた。岩子は夫が幽霊族だとは知らずに結婚。地獄のきまりで幽霊族と人間との間では結婚が出来ず、死後は罰により「百虫館」で地獄の虫の番をするようになった。原作では鬼太郎・目玉おやじと岩子が家族の再会を果たして地上に連れて帰ろうとしたが、地上の空気に触れた途端灰となった。しかし肉体は灰となっても意思はあり、自ら灰壷に入って鬼太郎と家で過ごすようになった[注 11]。また、アニメ化作品である第3作地獄編の最終回では閻魔大王に地上へ帰る許可を得たものの、帰途に同行していた天童ユメコが崩れてきた天井の岩で頭部を強打して死亡したため、母は復活の権利をユメコに譲った[注 12]。アニメ第4作最終回では母の魂が揚羽蝶の姿で登場。死神とヒ一族の巫女の罠から鬼太郎父子を助けた。鬼太郎は揚羽蝶が母の魂と確信し、鬼太郎ファミリーが空に昇る揚羽蝶を見上げる場面で第4作は幕を閉じた。
いとこおじ・毛目玉
目玉おやじの白目に毛が生えたような姿。「鬼太郎のベトナム戦記」では目玉おやじの従兄弟、原作「妖怪危機一髪」では親類とされている。


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