鬼切丸_(漫画)
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鬼切丸
ジャンル
伝奇ホラー漫画
少年漫画
漫画:鬼切丸
作者楠桂
出版社小学館
掲載誌少年サンデー超増刊号
レーベル少年サンデーコミックス
発表期間1992年 - 2001年
巻数全20巻
漫画:鬼切丸伝
作者楠桂
出版社リイド社
pixiv (3)
掲載誌(1) コミック乱ツインズ 戦国武将列伝
(2) コミック乱ツインズ
(3) pixivコミック
レーベルSPコミックス
発表号(1) 2013年10月号(読切)
 2014年2月号 - 2016年8月号
(2) 2016年10月号 - 2018年7月号
発表期間(1)(2) 2013年8月26日 - 2018年6月13日
(3) 2018年7月24日 -
巻数既刊19巻(2024年4月23日現在)
OVA:鬼切丸
監督加戸誉夫
製作ケイエスエス
発表期間1994年 - 1995年
話数4話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『鬼切丸』(オニキリマル)は、楠桂による日本漫画1992年から2001年まで『少年サンデー超増刊号』(小学館)で連載された。単行本は少年サンデーコミックス(小学館)より全20巻が刊行され、2006年11月より文庫版が出版されている。

平安時代から江戸時代を舞台にした新シリーズ『鬼切丸伝』が、『コミック乱ツインズ 戦国武将列伝』(リイド社)2013年10月号に読切として掲載された後、同誌2014年2月号から2016年8月号まで連載され、同誌休刊にともない『コミック乱ツインズ』(同社)へ移籍して2016年10月号から2018年7月号まで連載された。その後、ウェブ漫画サイト『pixivコミック』へ移籍して2018年7月24日から続きが配信されている。

本作の原画展が2021年3月6日から28日まで、大阪にある画廊モモモグラで開催された[1]
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2012年8月)(使い方

の屍から産まれた名前を持たない鬼の少年は、鬼切丸と呼ばれる日本刀を携えて鬼を斬り続ける。
登場人物
主人公「鬼切丸」という唯一鬼の肉を断つ刀を持つ名無しの少年の姿をした鬼であり、同族殺しを天命とする。作中では「少年」、「鬼切丸の少年」[2]、「鬼切」、「鬼切丸」と呼ばれる。また、本編の前日譚である「鬼切丸伝」と真・女神転生IMAGINEとのタイアップイベント[3] 及びOVA版では鬼切丸の少年と表記されている。舞台、「鬼切丸伝?源平鬼絵巻?」においては、鬼切丸と呼称されている。また、他の鬼からは「同族殺し」などと呼ばれる。鬼に寄生された人間の女性の胎内や、人の負の感情から産まれる鬼達の中、唯一鬼の屍から産まれた、人間を触媒にしていない異端にして純血の鬼。全ての鬼を斬り殺せば人間になれると信じ、同族殺し・鬼の天敵として鬼を斬り続ける。人でない彼に名前はなく、一度覚丹によって名を付けられたこともあったが、鬼の実名とは人に恐れ囁かれれば蘇りさえ促す力に、同じ鬼に呪いに使われれば命さえ脅かす元になるため、全ての鬼に忌み嫌われる彼はその名を使うことはできなかった。鬼ではあるが、角や鬼のは生来持たず、外見は普通の人間と全く同じである。ただし、爪代わりの鬼切丸によって鬼と対等以上(ほぼ一方的)に戦える身体能力を持っている他、様々な術を持ち、鬼と同じように普通の刃物や銃が効かないなど、紛れもなく人ではない。また、決して年老いることがなく同じ姿で、時代によって服装や髪型を合わせることで人に擬態しており、現代では年間を通し黒い学ラン姿で、鬼切丸は普段は白い布で包むことで竹刀に見せかけている。現代に復活したとの表記や、戦国時代での回にて影継を斬るため目覚めたとの言葉を発しているが、正確な誕生時期は不明。鬼に対して容赦はなく、元が人であって襲われた人間に酷い仕打ちを受けた結果として鬼に堕ちた相手だとしても、迷いなく鬼切丸で塵に返すが、自身の境遇からも鬼・人の悲哀はよく理解している。
主要人物
後藤 紗英(ごとう さえ)
若い女性の自称心霊
ルポライター。登場当初はフリーだったが、後半は雑誌社に所属している。鬼に関する怪奇現象を追う中で鬼切丸の少年と出会い、自ら彼を追い求め何度も出会ううちに、自身が鬼と化する一歩手前で鬼切丸に斬られる。それ以来、刀傷の刻印によって少年と一種のつながりが生まれたようで、唯一鬼に堕ちず、鬼の刃が届きにくいという身体となった。その後も幻雄との合流もあって、人間としてはありえないほど鬼と関わりあうことになる。
結城 七郎(ゆうき しちろう)
結城一族の最後の生き残りであり当主。16歳に「鬼おとし」(後述)の能力を手に入れる一族の末裔であり、力に目覚める前に斬り殺そうとする少年に襲われるが、命を脅かされることで生まれた生への執着が、逆に能力を目覚めさせてしまう。その際、無意識で家政婦と大叔母、そして最愛の姉を鬼におとしてしまい、自分を見失う。姉を斬った少年を非常に憎み、逃げながらも通りすがりの女達を鬼におとしては無関係な人間を惨殺するなど、少年への挑発を繰り返した。姉を鬼におとした直後の死を望んでいた時期に、自分に生き延びるように言った看護婦、新井圭子を気に入り、鬼におとした後も連れ回すが、彼女に少年を不意討ちさせようとした際、自分に操られ逆らえないはずの彼女に反逆され、鬼におちた後も女たちには人間の意識が残っていたことを知って絶望し、燃盛る工場の中、新井圭子と共に死んだかと思われた。しかしその後、記憶を失った状態で寂影に拾われ、能力だけを取り戻した後は、少年から逃げつつ寂影に言われるがまま、彼女の食料として再び女を鬼におとし続けた。記憶が戻った後、寂影から逃げ出し死を望むが、冴木涼子に拾われ、彼女を助けるためにまた鬼おとしを使ってしまう。勘付いた寂影に捕まった後は、完全に彼女の傀儡として操られてしまい、寂影の死の直前にやっと解放され、涼子と共に死を選ぶ。
新井 圭子(あらい けいこ)
優しく若い看護婦の女性。事故に逢い病院に搬送された七郎の担当になった。鬼おとしに目覚めた直後で、まだ死を望んでいた七郎に、事情を知らぬまま生きることを教えたがために、被害を拡大させてしまう。七郎に好意を持たれ、自らも患者として可愛がっていた。院内大量虐殺の現場を見た時点では、七郎に恐怖し拒絶するものの、七郎が自分を庇って傷を負い、少年に殺されそうになった時には、それでも彼の命乞いを口にした。鬼にされた後は、主に七郎の移動手段として常に側におり、七郎が望まない限り、どれだけ朽ち果てても死ねない体になっていた。他の女より意識が強かったらしく、実体と別で人の姿の生霊として現れたり、最後に七郎に逆らう場面などがあった。最後の力で七郎を助け出すが、生き延びた七郎は寂影に拾われてしまう。
冴木 涼子(さえき りょうこ)
社長令嬢で女子高生。子猫のついでに七郎を拾い、一人暮らし中のアパートの同室に住まわせた。一見明るく気が強いが、母親が自殺した事を気に病んでおり、寝る前にリストカットをしなければ寝られないことを明かした後は、ソファに寝かしていた七郎を(性的な意味ではなく)自分のベッドに誘う。父の愛人を嫌い、父親との再婚を拒否し続けていた。逆恨みをした愛人とその取り巻きに襲われ、七郎の鬼おとしによって事無きを得るが、それによって寂影達に居場所がばれてしまう。そのため七郎と心中を図るが、寂影によって彼女は撃ち落とされ、七郎は連れて行かれてしまう。
良子(りょうこ)
明治時代に鬼切丸の少年が出逢った少女。伊秋院家に女中として雇われていた。拾われた孤児として主人たちから酷い扱いを受けていたが、憎しみや妬みを持たない無垢な少女で、それ故に鬼を受け容れてしまった。自分が何者か全く尋ねないことを訝しがる少年に対し、自分の名前などは用事を呼びつけるのに不便だからと付けられた程度のもので、名前など意味はないといったことを返した。その他、彼と通じ合うところがあったようで、少年からほとんど口説き文句のような台詞付きで鈴の根付のプレゼントを貰っている。良子も、人扱いされていなかった自分に初めて謝ってまでくれた相手として少年に好意を持っており、鈴を取り上げられそうになった時には主人相手に歯向いまでした。その想いが逆に鬼に利用されてしまう。
覚丹(かくたん)
明治中期から現代まで活躍した、鬼をも調伏すると言われてきた偉大な法力僧。明治時代、先輩僧の泰全と共に依頼で訪れた紫吹男爵邸にて鬼切丸の少年と出会い、共闘する。若い頃の姿は、剃髪していないせいで女性にも見えるが、若い男の僧侶。彼に名前をつけて呼んだ恐らく唯一の人物であり、最後は彼に看取られて逝く。
鈴鹿御前(すずかごぜん)
奥州の鬼・悪路王の妻であり、後に坂上田村麻呂の妻となった鈴鹿御前本人(生まれ変わりではない)。人間としての名前は小山内鈴香(おさない すずか)。経緯は不明だが、人間の生活を愛したために鬼としての記憶を封印し、女子高生として生活を送っていた。復活を目論む悪路王に家族を殺され、その名を用いた呪詛によって操られるが、鬼切丸に斬られたことで呪詛から解き放たれると同時に記憶を取り戻す。鬼の絶対加護を持ち、鬼であるならば雑鬼は勿論、悪路王にすら傷付けることはできない。


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