鬲部
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.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目には、JIS X 0212-1990 で規定されている文字が含まれています(詳細)。ウィクショナリーに鬲部の項目があります。


康熙字典 214 部首
鬯部鬲部鬼部
1h丿2

3
广
?4?

5
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6

7
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9
1011鹿
12?K131415
1617

鬲部(れきぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では193番目に置かれる(10画の7番目、亥集の7番目)。
概要

」字は中国古代の炊具。

火でくべることができるように三足になっており、「」に似る。その字形は側面から見た形で、腹部分に紋様があり、三本の足がある様子に象る。

偏旁の意符としては炊具や煮炊き・飲食に関することを示す。

鬲部はこのような意符を構成要素に持つ漢字を収める。

なお、現在鬲部に属する漢字の中には、?・?・?・?・?などのような鬲を意符とする漢字の他に、?(?)を意符とする漢字(Unicodeの基本領域では鬻のみだが、日常ではまず用いられない拡張領域の漢字も含めれば?・?・?・?・?などもある)が存在し、『説文解字』ではそれを収めるための独立部首である「?部」が置かれていた。?(?)の「弓」の部分は、湯気を象ったものと説明されることがあるが、これは誤った分析であり、金文の字形によれば鬲の一部分に由来し、湯気ではない。
字体のデザイン差

「鬲」字は地域によって標準字体のデザインに差異がある。

「鬲」字の三本足の上にあたる腹部分を小篆では交差した紋様「×」で書いている。これを『康熙字典』では「鬲」のように儿形としており、日本の印刷標準字体もこれに従う。一方、中国の新字形・台湾の国字標準字体・香港の常用字字形表はこれを「鬲」のようにソの字の形とする。

康熙字典・日本台湾・香港・中国
鬲鬲

部首の通称

日本:かなえ・れき

韓国:???????(dari gubeun sot ryeok bu、足が曲がった釜の鬲部)

英米:Radical cauldron

部首字



中古音

広韻 - 郎撃、錫韻、入声

詩韻 - 錫韻、入声

三十六字母 - 来母


現代音

普通話 - ピンイン:li 注音:??? ウェード式:li4

広東語 - Jyutping:lik6 イェール式:lik6


日本語 - :レキ(漢音:かなえ

朝鮮語 - 音:?(ryeok) 訓:?? ?? ?(dari gubeun sot、足が曲がった釜)



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