高鼻町
[Wikipedia|▼Menu]
日本 > 埼玉県 > さいたま市 > 大宮区 > 高鼻町

高鼻町
町丁
高鼻町高鼻町の位置
北緯35度54分38.89秒 東経139度37分49.73秒 / 北緯35.9108028度 東経139.6304806度 / 35.9108028; 139.6304806
日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市
大宮区
人口(2017年(平成29年)9月1日現在)[1]
 ? 合計3,910人
等時帯UTC+9 (日本標準時)
郵便番号330-0803[2]
市外局番048[3]
ナンバープレート大宮

高鼻町(たかはなちょう)は、埼玉県さいたま市大宮区町名である。現行行政地名は高鼻町一丁目から高鼻町四丁目。郵便番号は330-0803[2]
目次

1 地理

1.1 地価


2 歴史

2.1 地名の由来


3 世帯数と人口

4 小・中学校の学区

5 交通

5.1 鉄道

5.2 道路


6 施設

7 脚注

8 参考文献

地理

さいたま市大宮区の北部に位置する。中央を氷川神社の参道が縦断し、それを境に東が一・三丁目、西が二丁目、大宮公園が四丁目となっている。町域は大宮台地に位置する。地区北部の低地はかつての見沼の入江であり、そのほとりに氷川神社が建っていた。現在は入江は埋め立てられ大宮公園として整備されているが、ボート池などが見沼の面影を残している。神社の鎮座する地は、大宮台地の上にあり、その中でも鼻のように高く突き出た位置にある為、一帯の地名は高鼻町と呼ばれた。[4]

町域から縄文遺跡が複数発掘されている。また4丁目に弥生期の住居跡が発掘され県史跡となっている[5](埼玉県立歴史と民俗の博物館管理)。
地価

住宅地の地価は、2015年平成27年)1月1日に公表された公示地価によれば、高鼻町三丁目139番3の地点で298,000円/m2となっている。[6]
歴史

かつてこの一帯は
江戸期より存在した足立郡大宮領に属する高鼻村で、村域に当たる場所は古くは安土桃山期より存在した高鼻郷に属していたと云われ、1591年(天正19年)より氷川社の社領となる[7]。なお、高鼻は高嘯ニも記される。

正保 - 元禄年間より大宮之村から分村する[7]

1828年文政11年)より大宮宿寄場55か村組合に所属[7]

1879年明治12年)3月17日 - 郡区町村編制法により成立した北足立郡に属す。郡役所は浦和宿に設置。

1885年明治18年) - 氷川社境内の森が一部解放され氷川公園(現、大宮公園)となる[7]

1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、北足立郡大宮宿・土手宿村・上天沼村・下天沼村・高鼻村が合併して大宮町となる[7]。大宮町の大字高鼻となる。

1940年(昭和15年)11月3日 - 大宮町が日進村三橋村大砂土村宮原村と合併して大宮市が発足。大宮市の大字となる。

1955年昭和30年)

2月1日 - 大字高鼻の一部が分割されて天沼町1?2丁目の一部となる[8][7]

7月1日 - 大字高鼻の一部が分割されて浅間町1丁目[9]、吉敷町1?4丁目[10]、下町1?3丁目の一部となる[9][7]

10月5日 - 大字高鼻の一部が分割されて東町1?2丁目[8]、堀の内町1?3丁目の一部となる[11][7]


1956年昭和31年)

2月1日 - 区画整理の実施により大字高鼻、大宮、土手宿の各一部から高鼻町一丁目?四丁目が成立[5](高鼻・大宮の各一部から一丁目?四丁目、土手宿の一部から四丁目の一部が成立)。また、大字高鼻の一部が分割されて寿能町1?2丁目の一部となる[9][7]

7月10日 - 大字高鼻が分割されて大門町3丁目[5]宮町2丁目[5][7]土手町1?3丁目の一部となる[5]。これにより大字高鼻は消滅。


2001年平成13年)5月1日 - 浦和市、大宮市、与野市の合併に伴い、さいたま市となり、同市の町名となる。

2003年(平成15年)4月1日 - 政令指定都市に移行し、さいたま市大宮区の町名となる。

地名の由来

大宮台地が低地に鼻のように高く突出した場所であることからにある為、高鼻町と呼ばれる[4]
世帯数と人口

2017年(平成29年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目世帯数人口
高鼻町一丁目930世帯1,941人
高鼻町二丁目622世帯1,354人
高鼻町三丁目・四丁目292世帯615人
計1,844世帯3,910人

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[12]

丁目番地小学校中学校
高鼻町一丁目1?29番地さいたま市立大宮小学校さいたま市立大宮東中学校
その他さいたま市立大宮北小学校さいたま市立大宮北中学校
高鼻町二丁目全域さいたま市立大宮東小学校
高鼻町三丁目全域さいたま市立大宮小学校
高鼻町四丁目全域さいたま市立大宮東小学校

交通
鉄道

北西端を東武野田線が通っているが駅はない。最寄り駅は大宮駅北大宮駅大宮公園駅のいずれかである。
道路

首都高速埼玉新都心線

埼玉県道2号さいたま春日部線(旧16号

埼玉県道35号川口上尾線(産業道路)

氷川参道 - 1629年寛永5年)以前は中山道の一部であった[5]

施設

氷川神社

大宮公園

埼玉県営大宮公園球場

大宮競輪場

さいたま市大宮公園サッカー場(NACK5スタジアム大宮)

埼玉県立歴史と民俗の博物館

さいたま市立博物館

大宮高鼻郵便局

氷川の杜文化館

さいたま市高鼻コミュニティセンター

大宮愛仕幼稚園

カトリックみどり幼稚園

宝寿院

脚注

[ヘルプ]
^ a b “ ⇒さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年9月5日). 2017年9月20日閲覧。
^ a b “ ⇒郵便番号”. 日本郵便. 2017年9月18日閲覧。
^ “ ⇒市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
^ a b氷川神社について - 武蔵一宮氷川神社 .2016年7月29日閲覧。
^ a b c d e f 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』959頁。
^国土交通省地価公示・都道府県地価調査
^ a b c d e f g h i j 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』535-536頁。
^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』956頁。
^ a b c 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』958頁。
^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』957頁。
^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』961頁。
^ “ ⇒さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。

参考文献

「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/65/Lock-green.svg/9px-Lock-green.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg/9px-Lock-gray-alt-2.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/aa/Lock-red-alt-2.svg/9px-Lock-red-alt-2.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .cs1-subscription,.mw-parser-output .cs1-registration{color:#555}.mw-parser-output .cs1-subscription span,.mw-parser-output .cs1-registration span{border-bottom:1px dotted;cursor:help}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4c/Wikisource-logo.svg/12px-Wikisource-logo.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output code.cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:inherit;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;font-size:100%}.mw-parser-output .cs1-visible-error{font-size:100%}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#33aa33;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-subscription,.mw-parser-output .cs1-registration,.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left,.mw-parser-output .cs1-kern-wl-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right,.mw-parser-output .cs1-kern-wl-right{padding-right:0.2em}ISBN 4040011104


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:27 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef