高雄港駅
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高雄港駅
駅舎(現・舊打狗驛故事館)
高雄港
ガオションガン
Kaohsiung Port


所在地高雄市鼓山区鼓山一路32号.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯22度37分22秒 東経120度16分34秒 / 北緯22.62278度 東経120.27611度 / 22.62278; 120.27611
駅番号185-2
所属事業者台湾鉄路管理局
等級一等駅
種別貨物駅
電報略号??
駅構造地上駅
ホーム単式 2面
開業年月日1900年11月29日
廃止年月日2008年12月16日
乗入路線
所属路線■縦貫線(旧線)
キロ程193.5km(彰化起点)
404.4* km(基隆起点)
??鼓山 (2.4km)
?寿山 (1.4km)
所属路線■屏東線(旧線)
キロ程0.0 km
(1.4 km) 寿山?►
所属路線■高雄臨港線
キロ程0.0 km
前鎮??
(2.1km) 苓雅寮?
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旧打狗駅
中華民国 文化資産
公園陸橋から俯瞰した広大な旧駅構内
登録名称舊打狗驛
種類車站(駅)
等級歴史建築
文化資産登録
公告時期2003年2月26日
詳細登録資料

高雄港駅および周辺旧港区鉄道線群と建物群
中華民国 文化資産

登録名称高雄港站及週邊舊港區鐵道線群與建物群
種類交通地景
等級文化景観
文化資産登録
公告時期2018年7月3日
詳細登録資料

高雄港駅
各種表記
繁体字:高雄港車站
簡体字:高雄港?站
?音:G?oxiongg?ng Ch?zhan
通用?音:G?osyongg?ng Ch?jhan
注音符号:?? ??????? ?? ???
発音:ガオションガン チャーヂャン
台湾語白話字:Ko-hiong-kang Chhia-thau(車頭)
客家語白話字:Ko-hiung-kong Chha-theu(車頭)
日本語慣用読み:たかおこうえき
英文:Kaohsiung Port Station
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鼓山、高雄、高雄港路線図高雄駅付近鉄道路線位置図

高雄港駅(たかおこうえき)は、台湾高雄市鼓山区にかつてあった台湾鉄路管理局縦貫線高雄臨港線の廃止された廃駅)。

屏東線の名義上の起点である(高雄港 - 高雄間の専用路線は1995年に廃線)。本駅は貨物専用駅であり、一等駅であった。地元では習慣的に「港口駅」と呼ばれていた(バス停留所の表示も港口站になっていた)。高雄臨港線の4駅(前鎮調車場、中島駅、苓雅寮調車場、草衙調車場)を管轄していた。本駅廃止後は高雄駅管理に変更となった。臨港線の車両が元々経由していた屏東線専用路線が廃止されたため、屏東線方向に行くには鼓山駅を経由して縦貫線を通って高雄駅に行く必要があった。臨港線沿線の土地を再利用する計画のために、本駅発着の貨物列車は前鎮調車場発着に変更された。旧駅施設は、旧打狗駅故事館(旧称・打狗鉄道故事館)として活用されているほか(2010年10月オープン)、周辺施設と合わせて哈瑪星鉄道文化園区と称される一大観光エリアとなった[1]
歴史

1900年11月29日 -
台湾総督府鉄道が縦貫線の打狗 - 台南間を開通させたのに伴って打狗停車場を開設した[2]

1908年9月15日 - 打狗停車場を拡張して打狗駅(当時の表記は打狗驛)と改称した[3]

1920年10月1日 - 高雄駅(当時の表記は高雄驛)と改称した[4]

1941年6月22日 - 大港埔[注 1]に新・高雄駅が落成し、元の高雄駅(本駅)は高雄港駅(当時の表記は高雄港驛)と改称した[5]

第二次世界大戦末期、駅は(軍事的)要衝である為に、駅舎や主要設備はアメリカ軍爆撃機による空襲を受けて破壊された。

1947年 - 現在の駅舎に再建し、南・北信号扱所は改築された。南信号扱所は後に高雄捷運の工事に伴って撤去された。

1962年 - 屏東線の旅客営業を停止した。

1995年11月 - 三塊??高雄港間の線路を撤去。

1995年11月8日 - 当駅から高雄駅への屏東線専用路線の高雄川橋[注 2]が廃止された。高雄駅方向へは前鎮貨物線に繋がった愛河橋を経由していた。

2001年 - 台湾歴史建築百景に選定[6]

2005年10月20日 - 貨物列車を前鎮調車場発着に変更した[7]

2007年12月15日?25日 - 高雄市政府文化局と台湾鉄路管理局主催で「哈瑪星火車博物館」というイベントが開かれた[8]。本駅では様々な車両の展示やCK124号蒸気機関車の走行などが行われた[9]

2008年

11月1日?11月9日 - 廃止を記念して2009年ワールドゲーム組織委員会基金会と台湾鉄路管理局主催で「摩登高雄?百年風華」というイベントが開かれた[10]。コンサートや花火などの他に臨時旅客列車の運行や記念切符の販売も行われた。

11月9日 - 17:30発のS200牽引臨時列車が本駅から最終列車となった。以後、鼓山 - 高雄港の運行は終了した[11]

11月19日 - 高雄市街地軌道地下化計画により、本駅から臨港線前鎮調車場および縦貫線鼓山駅(構内1 - 6番目の線路を含む)に至る軌道の撤去工事が開始され、本駅に列車が来る事は無くなった[12]

12月16日 - 高雄港駅および管理していた新光駅が正式に廃止された[13]。本駅が管理していた前鎮調車場は高雄駅管理となった。



高雄駅当時の絵はがき。画面には「縱貫線の最南端、高雄驛」とある。

戦前の駅遠景

台湾行啓で本駅を訪れた裕仁親王(1923年)

空襲を受けた高雄港周辺(赤丸部が本駅)

廃止後「旧打狗駅故事館」、「哈瑪星駅」、および「西子湾駅」も参照

2010年10月24日 - 当駅の施設を利用して「打狗鉄道故事館」がオープン(その後「旧打狗驛故事館」に改名)[14]

2020年5月13日 - 高雄港駅北側にあった歴史建築の信号扱所(zh:高雄港站北號誌樓)が不審火によって消失[15]

2022年 - 交通部観光局主催の2022台湾ランタン・フェスティバル(中国語版)メイン会場の1つとなる[16]

駅構造

単式ホーム2面と広大なヤードを持つ地上駅であった。


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