高野下駅
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高野下駅*
駅舎(2011年9月12日)
こうやした
KŌYASHITA

◄NK80 九度山 (2.0 km) (1.7 km) 下古沢 NK82►

所在地和歌山県伊都郡九度山町大字椎出8番地1.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度16分18.7秒 東経135度33分58.85秒 / 北緯34.271861度 東経135.5663472度 / 34.271861; 135.5663472座標: 北緯34度16分18.7秒 東経135度33分58.85秒 / 北緯34.271861度 東経135.5663472度 / 34.271861; 135.5663472
駅番号NK 81
所属事業者南海電気鉄道
所属路線■高野線
キロ程54.2 km(汐見橋起点)
難波から53.5 km
駅構造地上駅(盛土駅)
ホーム1面2線
乗降人員
-統計年度-[利用客数 1]71人/日
-2020年-
開業年月日1925年大正14年)7月30日
備考無人駅
*開業の約1ヶ月後に高野山駅から改称
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停車中の2300系(2005年5月14日)

高野下駅(こうやしたえき)は、和歌山県伊都郡九度山町大字椎出にある南海電気鉄道高野線。標高108 m橋本駅との高低差は+16 m)。駅番号はNK81。
歴史

1925年大正14年)

7月30日 : 南海鉄道が九度山駅から路線延伸した際の終着駅である高野山駅として開業[1]

9月11日 : 高野下駅に改称[2]


1928年昭和3年)6月18日高野山電気鉄道が当駅 - 神谷駅(現・紀伊神谷駅)間で開業。接続駅となる。

1932年(昭和7年)4月28日 : 高野山電気鉄道と南海鉄道高野線の直通運転開始。

1944年(昭和19年)6月1日 : 会社合併により近畿日本鉄道と高野山電気鉄道の駅となる。

1947年(昭和22年)

3月15日 : 高野山電気鉄道が社名変更(南海電気鉄道)。近畿日本鉄道・南海電気鉄道の駅となる。

6月1日 : 旧南海鉄道の路線譲渡により、南海電気鉄道単独の駅となる。


2009年平成21年)

2月6日紀伊清水駅学文路駅九度山駅下古沢駅上古沢駅紀伊細川駅紀伊神谷駅極楽橋駅高野山駅紀ノ川橋梁、丹生川橋梁、鋼索線とともに近代化産業遺産(高野山参詣関連遺産)に指定される[3][4]

3月30日 : 2番線ホーム線路際に「花屏風」を設置[5]


2010年(平成22年)12月8日 : 「こうや花鉄道プロジェクト」及び高野線全線開通80周年を記念し、ホームに「南海思い出ミュージアム」を新設[6]

2013年(平成25年)4月1日 : 終日駅係員無配置となる。

2017年(平成29年)10月22日 - 2018年(平成30年)3月30日台風21号の影響により上古沢駅構内で道床流出が発生し[7]、当駅 - 極楽橋駅間が運転見合わせ[7][8]橋本駅 - 高野山駅間でバス代行輸送を実施[9]

2018年(平成30年)3月31日 : 列車行き違い機能を上古沢駅から下古沢駅に移設して線路故障の復旧工事が完了。始発から当駅 - 極楽橋駅間の運転を再開[7][10]。橋本駅 - 高野山駅間の代行バス輸送も終了する。

2019年令和元年)11月2日:駅舎ホテル「NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道 Operated by KIRINJI」が開業する[11]

駅構造

交換設備を備えた島式1面2線のホームを持つ盛土駅である。ホーム有効長は17m車4両分。難波駅寄りには事業用車両の留置線があり、西側には昔の貨物ホーム跡が残されている。

駅舎はホームの東側にあり、ホームとは構内踏切で連絡している。設置されている自動改札機スルッとKANSAI及びPiTaPaに対応しているものの、開閉式となっていない。現在は無人駅のため、窓口は閉鎖されている。
のりば

のりば路線方向行先備考
1
高野線下り高野山方面
2上り橋本なんば方面一部は1番のりば

当駅始発列車の大半は、難波方面行きホームである2番線で折り返す。1番線から難波方面への出発、2番線から極楽橋方面への出発も可能である。2番線に折り返し列車が停車している場合は、難波方面行き列車が1番線に発着する(通過列車も同様)。

発車ベル≒出発時機合図を備えており、折り返し列車が発車する際はベルが鳴る。当初は難波方面が電鈴音、極楽橋方面がブザー音だったが、現在は両方向共電子音に変えられた。

当駅発車前に運転士は電気制動切り放しを行う。乗務員室制御板には「電制切放」と記されている。スイッチをON・OFFするだけで、なんば行発車前に切り放しON、極楽橋行発車前に切り放しOFFにそれぞれ切り換えている。

「高野下」という駅名から、鋼索線乗り換え駅の極楽橋駅と勘違いして降車する客が後を絶たないため、駅構内の掲示物で注意を促している。

当駅以南は50‰の急勾配と半径100m以下の急カーブのために最高速度が33km/hまでに抑えられている事から、極楽橋駅までは10.3kmしかないにも拘らず、平均約25分の所要時間である。

2009年3月、「こうや花鉄道プロジェクト」の一環として、2番線ホームの線路際に花屏風が設置された[5]。当駅には12種類・約790株の花が植えられている[5]
利用状況

2020年(令和2年)度の1日平均乗降人員は71人[利用客数 1]で、南海の駅(100駅)では95位[利用客数 1]である。

年度1日平均
乗降人員順位出典
2000年(平成12年)319[和歌山県統計 1]
2001年(平成13年)313[和歌山県統計 1]
2002年(平成14年)291[和歌山県統計 1]
2003年(平成15年)267[和歌山県統計 1]
2004年(平成16年)236[和歌山県統計 1]
2005年(平成17年)206[和歌山県統計 1]


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