高規格救急車
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救急車 > 日本の救急車

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感染症対策 特殊救急車V型 の外装と車内の装備の画像提供をお願いします。(2016年3月)

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熊本赤十字病院及び諏訪赤十字病院の特殊医療救護車両並びに京都市消防局の高度救急救護車(項番10.3 中型・大型トラックベースなど)の画像提供をお願いします。(2016年4月)

日本における救急車とは、消防車パトカーと同様緊急自動車の一つで、車内に傷病者を収容し緊急走行病院などの医療機関まで搬送する車両の事を指す。ドクターカーも救急車の一種である。消防法施行令上の正式名称は救急自動車(きゅうきゅうじどうしゃ)。
目次

1 概要

2 歴史

3 納入に至るまで

4 搭載されている主な医療用資器材

5 法令関係・デザインなど

6 種別

7 自衛隊の救急自動車

8 医療機関の救急自動車(病院救急車)

9 空港の救急自動車(感染症患者専用緊急搬送車)

10 車両

10.1 国産高規格救急自動車一覧

10.1.1 現行モデル

10.1.2 生産終了モデル


10.2 外国産高規格救急自動車一覧

10.2.1 フォード・モーター製

10.2.2 メルセデス・ベンツ製


10.3 中型・大型トラックベースなど

10.4 東京消防庁の特殊救急自動車

10.5 消救車等


11 車内での救命処置

12 要員

13 運用状況

14 サイレンの騒音公害としての側面

15 脚注

16 関連項目

17 外部リンク

概要

日本の救急車は、

地方公共団体消防)が所有するもの

病院などの医療機関が所有するもの

自衛隊が所有するもの

空港の検疫所が所有するもの
などがあり、同じ「救急車」と呼ばれる緊急自動車であっても、所属している組織によって、配備の目的や車内の装備、管轄省庁などが異なる。

日本の地方公共団体消防)における救急自動車は総務省消防庁が管轄している。他省庁管轄の救急車と比べて出動件数が最も多い。

地方公共団体消防)の救急車は、構造や設備が総務省消防庁により定められている[1]。例として、救急隊員3人以上及び傷病者2名以上を収容でき、四輪駆動車であること等が定められている。

普段一般道路を走行している大部分の救急車は119番通報により出動した地方公共団体消防)の救急車である。

日本の119番通報で出動する消防の救急車は傷病者の人種、年齢、国籍、納税の有無を問わず無料で利用する事ができる。

緊急走行時は赤色灯の点滅と90dB以上のサイレンの吹鳴が法律で義務付けられている。警察のパトカーと違い、搬送される傷病者の家族などが乗った車両を赤信号で先導することは出来ない。

医療機関の救急車は、病院間の転院搬送などに使用され、ドクターカーなどと同じく、厚生労働省が管轄している。

自衛隊の救急車防衛省が管轄し、通常時は駐屯地や基地内で発生した傷病者を医務室または病院へ運ぶために使われている。大規模災害などの際に地方公共団体首長からの要請を受けて「災害派遣」として出動するのは1トン半救急車と呼ばれる車両で、大きな赤十字標章が付いたトラックのような外見であるが、関係法令に適合した 正式な日本の救急車の一つである。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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