高美 アリサ(たかみ ありさ、1935年頃 - )は、日本の歌手、女優である。 静岡県出身。1951年4月に藤枝南女子高等学校(現藤枝順心中学校・高等学校) 普通科に入学し、2年後の1953年4月には松竹歌劇団に入学した。1956年に松竹歌劇団を卒業し、同年歌手デビューを果した[1]。 歌い手の登竜門である日劇ミュージックホールを皮切りに、テレビやステージに多数出演した。なお、芸名の「高美アリサ」の名付け親は、フランス文学者の内村直也である[1]。 歌手としては、1957年にポリドール・レコード(日本グラモフォン株式会社)に入社し、映画「太陽はひとりぼっち」主題歌「太陽はひとりぼっち」、映画「刑事」主題歌「死ぬほど愛して」、「夕焼けのトランペット」、「月光のノクターン」、「別れ」、「アモーレ・ミオ」などをレコーディング[1]した。1956年には第11回NHK紅白歌合戦に出場し、有明ユリ、小割まさ江、沢たまきとともに「或る恋の物語」を歌唱している。 日劇ダンシングチームを引き連れて3ヶ月間のオーストラリアレヴュー公演を大成功させた実績もある[要出典]。 映画にも、小林旭主演の渡り鳥シリーズを中心に出演したが、1967年 に結婚を機に引退[1]した。 しかし、2011年に娘と妹の薦めによりライブ出演[1]したことから、活動を再開。静岡で復活コンサートを開き、地元の音楽愛好家の間で評判になり、以降様々なステージにゲスト出演している。芸名も、復活と同時に高美アリ沙へ改名[1]した。 年度/放送回曲目対戦相手備考
経歴
主な映画出演
惜別の歌 (1962年、日活)[2]
テレビ出演
わが輩ははなばな氏(1956/07/18?1959/03/25、KR、木 19:30-20:00)[3]
おいらの町(1956/11/05?1958/09/29、NHK、月 21:00-21:30)[4]
連続まげものドラマ ありちゃんのおかっぱ侍(1957/01/08?1959/02/25、KR・OTV、火 22:00-22:30)[5]
それでも星は生れる(1957/11/02?1957/11/02、NHK、土 21:00-22:10)[6]
大人と僕(放送日不明、NHK)[7]
三つのねがい(1958/06/06、NHK、金 11:35-11:55)[8]
キャンプ・イン(1959/02/10、KR、火 19:00-19:30)[9]
潜水艦持って来い(1959/08/02、NET、日 19:30-20:00)[10]
これでいいの(1959/08/09、CX、日 19:30-20:00)[11]
ミュージカルバラエティ・魅惑の宵(1959/10/02?1961/04/07、NTV、金 22:30-23:15)[12]
雪姫(1959/12/13、NHK ETV、日 14:30-)[13]
花まつり(1960/04/08、NTV、金 12:15-12:45)[14]
夏まつり(1960/07/08、NTV、金 12:15-12:45)[15]
ウエディング・シーズン(1960/10/07、NTV、金 12:15-12:45)[16]
お墓に青い花を(1961/09/14?1961/09/21、CX、木 22:00-22:30)[17]
代表曲
ルージュ 作詞:水木かおる/作曲:藤原秀行
NHK紅白歌合戦出場歴
1960年(昭和35年)/第11回或る恋の物語ダークダックス沢たまき、有明ユリ、小割まさ江との混合で歌唱。
脚注^ a b c d e f ⇒出演者プロフィール
^ ⇒高美アリサ
^ ⇒テレビドラマデータベース-わが輩ははなばな氏
^ ⇒テレビドラマデータベース-おいらの町(ぼくらの街…誤り)
^ ⇒テレビドラマデータベース-連続まげものドラマ・ありちゃんのおかっぱ侍