高等文官試験合格者一覧(こうとうぶんかんしけんごうかくしゃいちらん)は、1894年(明治27年)から1948年(昭和23年)まで日本で実施された高級官僚の採用試験である高等文官試験[注 1]の合格者一覧である。
明治20年勅令第37号で制定され、翌21年1月より施行となった文官試補及見習規則に基づく試補合格者および昭和22年と23年に実施された二級事務官吏銓衡の合格者も一覧に含む。 1894年(明治27年)以降の高等文官試験の合格者数は計10,240名にのぼり、うち行政科試験合格者数は9,565名に達した[1]。さらに1946年(昭和21年)から47年(昭和22年)の合格者を除いた戦前期の行政科の合格者数は8,876名に達した[2]。年別合格者は1906年(明治39年)までは平均48名[1]、1917年(大正6年)に124名、その後は概ね200名台を上下し1929年(昭和4年)に336名を数えた。その後、戦時期に入ると戦争末期に向けて合格者数は急増した(1942年に411人、1943年に547人)[3]。 出身校別に合格者を見ると62.4%を東大が占め、うち法学部の出身者が95%に達した[4]。 氏名試補最終学歴卒業年入省先配属先最終官歴退官年備考(退官後など)
概要
試補
宮崎政吉
伊藤主計
原口敏行