高知県立高知工業高等学校
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高知県立高知工業高等学校
正門付近
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度32分54.1秒 東経133度32分46.1秒 / 北緯33.548361度 東経133.546139度 / 33.548361; 133.546139座標: 北緯33度32分54.1秒 東経133度32分46.1秒 / 北緯33.548361度 東経133.546139度 / 33.548361; 133.546139
過去の名称私立高知工業学校
高知工業学校
高知県立高知工業学校
国公私立の別公立学校
設置者 高知県
併合学校高知市立工芸高等学校
理念工業富国基
校訓磨け学技
鍛えよ体徳
誇れ郷土
設立年月日1912年(明治45年)
創立記念日5月4日
創立者竹内綱竹内明太郎
共学・別学男女共学
課程全日制課程
定時制課程
単位制・学年制【全日制課程】学年制
【定時制課程】単位制
設置学科
【全日制課程】


機械科

電気科

情報技術科

工業化学科

土木科

建築科

総合デザイン科

【定時制課程】


機械科

電気科

土木科

建築科

学科内専門コース
【全日制課程】


進学コースI型

進学コースII型

【定時制課程】


電気科専修コース

建築科専修コース

学期3学期制
学校コードD139210000270
高校コード39118C
所在地781-8010
高知県高知市桟橋通二丁目11番6号
外部リンク ⇒公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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高知県立高知工業高等学校(こうちけんりつ こうちこうぎょうこうとうがっこう、: Kochi Prefectural Kochi Technical High School)は、高知県高知市桟橋通二丁目に所在する公立工業高等学校。また、制服の襟左側などには、「KTHS」と呼ばれる「Kochi Technical High School」の頭文字をとったものが使用されることがある。高知県内での非公式の略称は「工業(こうぎょう)」・「高知工業(こうちこうぎょう)」・「高知工(こうちこう)」である。また、内部的には卒業後の進路として、就職を選択するものを「就職組」もしくは「AFW(Applicants for worker)」、進学を選択するものを「進学組」もしくは「AFE(Applicants for higher education)」と呼ぶ場合が多々ある。
概要
歴史1912年明治45年)に開校した「私立高知工業学校」を前身とする。宿毛市出身の実業家政治家竹内綱明太郎親子の「工業富国基」の理念に基づき、工業技術者を養成する高知県下唯一の工業教育機関として創立された。県下の工業高等学校の中では一番歴史が長い。2012年平成24年)に創立100周年を迎えた。
校訓「磨け学技」・「鍛えよ体徳」・「誇れ郷土」 - 2011年(平成23年)に制定された。

「磨け学技」 とは学は学問、技とは技術、専門高校として、各科の学問、技術を磨くこと[1]

「鍛えよ体徳」 とは体を鍛え体力をつけること。徳とは人生の道を悟った立派な行為、立派な社会人となるべく、人としての在り方を鍛えること[1]

「誇れ郷土」 とは生まれ育った地域や高知県に誇りを持ってグローバル社会を生き抜く人材となること[1]

校章ギリシア神話の商工業の神、マーキュリーが常に持つの頂端の部分を図案化し、校名の「高知」の文字(縦書き)を置いている。旧制工業学校時代に制定され、新制高等学校発足時に継承され現在に至っている。マーキュリーの杖は中央上端が「火」、その下に「水」、左右にのびる「翼」から成っており、校章は「火水鳥」(かすいちょう)と呼ばれている。また、旧・校歌にはこの校章を表す 「火頭・水身・両翼」という歌詞が入っていた。
校歌作詞: 田村司郎補作: 校歌作成委員会作曲: 平井庚三郎歌詞は3番まである。
旧・校歌(工業学校時代)作詞: 岡林九敏作曲: 岡寛歌詞は4番まである。
火水鳥(かすいちょう)のいわれ

昔ギリシャの商工業の神で、頼もしくて、やさしい美男子マーキュリーは、常に杖を手に持ち、手離したことがありませんでした。 その杖の頂端を取り、わが高知工業高校の象徴である校章としています[2]

この校章は旧校歌の歌詞にも 「火頭・水身・両翼」 とありますように、中央上端は火を、その下は水を、左右両方には翼を示しています。

火と水とは工業の基をなすもので、切っても切れない密接な関係にあります。そして偉大な翼は、世界を飛躍すべきたくましい翼で、世界の果てまでも雄飛し、工業を大いに発展させるべき重大な意義があるのです。 ( 水を意味するこの形が、創立者である竹内家の家紋でもあります。)

また、中央下端にはポツンとしたものがありますが、これは失敗ではなく、これも重大な意義を持っています。制服の胸や襟についている校章は、マーキュリーの杖の頭を切り取ったもので、まだ下に杖があるということを示すためにこのポツンとしたものを少し付けているのです。

どうしてこの杖にこだわるのかというと、 実は、彼の杖には次のような神話が語られているからです。

『ある日、マーキュリーが野原へ散歩に出ました。

すると蛇が互いに争っていました。そこで、彼が二匹の争っている蛇の中に彼の杖を立てると、蛇は争いをやめ、彼の杖に仲良く巻き上がりました。』

すなわち、杖は協調の意味を示すものなのです。

つまり、「共に助け合い励まし合って高知工業高校を発展進歩させなければならない」 という、偉大な意義がこれには含まれているのです。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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