この項目では、奈良県大和高田市に所在する近鉄南大阪線の駅について説明しています。同市に所在する近鉄大阪線の駅については「大和高田駅」を、和歌山線・桜井線の駅については「高田駅 (奈良県)」をご覧ください。
高田市駅*
駅舎
たかだし
Takadashi
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高田市駅(たかだしえき)は、奈良県大和高田市片塩町にある、近畿日本鉄道(近鉄)南大阪線の駅。駅番号はF24。 相対式2面2線ホームを持つ高架駅。ホーム長は8両。改札口は地上にあり、北側の1ヶ所のみ。 のりば路線方向行先 近年における1日乗降人員の調査結果は以下の通り[7]。
歴史
1929年(昭和4年)3月29日:大阪鉄道の古市 - 久米寺(現在の橿原神宮前)間の開通と同時に、高田町駅として開業[1]。
1943年(昭和18年)2月1日:関西急行鉄道が大阪鉄道を合併[1]。関西急行鉄道天王寺線の駅となる。
1944年(昭和19年)6月1日:戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身。後に再独立)と合併[1]。近畿日本鉄道南大阪線の駅となる。
1948年(昭和23年)1月1日:高田町が市制施行し大和高田市となる。同日高田市駅に改称[2]。
1951年(昭和26年)9月:盛土高架化。
1970年(昭和45年)3月21日:一部の特急が停車開始。
1980年(昭和55年)
3月18日:全特急列車が停車するようになる。
11月:新駅舎が完成、構内踏切撤去。
2007年(平成19年)4月1日:PiTaPa使用開始[3]。
2020年(令和2年)2月15日:接近・発車の案内放送が更新。
駅構造
のりば
1F 南大阪線下り橿原神宮前・吉野方面[4]
2上り大阪阿部野橋方面[4]
特徴
ダイヤ面
特急を含めた全定期旅客列車が停車する[5]。
駅設備・営業面
PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機(回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。
特急券は駅窓口および専用の自動券売機にて購入可能で、定期券は駅窓口にて購入可能となっている[6]。
その他
1948年に高田町が市制を施行して「大和高田市」となった際、旧駅名の「高田町」から改称されたが、大和高田市内では既に近鉄大阪線に「大和高田駅」が所在するため、混同を避けるために「大和高田市駅」ではなく「高田市駅」に改称した。なお、地元では大和高田駅やJR高田駅と区別するため、「市駅」と呼ばれることもある。
昭和40年代までは阿部野橋駅発、高田市行き準急が存在し、昭和後期まで尺土駅方に引上げ線も存在した。
当駅乗降人員
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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