高橋秀幸
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その他の同名の人物については「高橋秀幸 (曖昧さ回避)」をご覧ください。

高橋 秀幸
生誕 (1973-04-12) 1973年4月12日(51歳)
出身地 日本山形県山形市
学歴立正大学卒業[1]
トライアード音楽学院卒業[2]
ジャンルアニメ・特撮ソング
キッズソング
職業歌手
担当楽器
活動期間2008年 -
事務所フリーランス
共同作業者Project.R[3]

高橋 秀幸(たかはし ひでゆき、1973年4月12日 - )は日本歌手である[4]

山形県山形市出身[5]

2008年、34歳の時に特撮テレビドラマ『炎神戦隊ゴーオンジャー』主題歌「炎神戦隊ゴーオンジャー」でデビューした[6][7]。主に特撮ソングスーパー戦隊シリーズ)、キッズソングを手がける[8][9]
人物歴
出生・少年時代

1973年4月12日生まれ[4]。小学1年生から高等学校卒業まで山形県山形市内で過ごす[10][11]

高等学校3年時、学園祭の「のど自慢大会」に友人と2人で出場し優勝[12][13]。この出来事から自身の歌を意識し始める[12][13]
学生時代から就職まで

高等学校卒業後、立正大学へ進学し埼玉県熊谷市に転居[1]。大学では軽音楽サークルに所属し、ハードロックパンク・ロックソウルミュージックファンクJ-POPなど様々なジャンルでボーカリストを担当する[14][15][16]。高橋は後に、この経験が自分の歌の基礎が出来たと語っている[17][16]

大学在学中からプロの歌手を目指し、卒業後は作曲論と歌を学ぶため、トライアード音楽学院へ入学した[2][18]。そこで橋本仁に師事し、彼の「音楽で人を楽しませる」スタイルに感銘を受ける[15]

専門学校卒業後、アルバイト生活をしながら、デモテープを作りレコード会社へ送っていたが、夢叶わず28歳の時に断念[18][12]。大学時代に所属していた軽音楽サークルの先輩である鈴木盛広(以下、鈴木)の紹介により、彼の勤務する音楽系IT企業へ就職した[15][18]

入社後は音楽事業部に所属し[19]、インターネットコンテンツのBGM着信メロディ制作、仮歌バックコーラスなどを手がける[15][6]
楽曲コンペティションからデビューまで

2004年から、高橋の勤務する会社は「スーパー戦隊シリーズ」の楽曲コンペティションに楽曲を応募し[注釈 1]、高橋は上司の鈴木が作曲した同コンペティション用楽曲の仮歌を担当する[23][15][24][25]。諦めきれない歌手への思いから仮歌にとても力を入れ、特に、元々特撮作品やヒーローソングを好んでいたため、同コンペティション用楽曲の仮歌には気合いが入っていた[15][18][24][26]

2007年、コロムビアミュージックエンタテインメント内では、楽曲コンペティションにより「スーパー戦隊シリーズ」第32作の主題歌として岩崎貴文による楽曲が決定した[25]。主題歌歌手は同コンペティションで集まった楽曲の仮歌歌手も候補に挙がり、高橋にオーディションの声がかかる[6][15]

同年秋、面接を経てスタジオオーディションに合格し、同主題歌歌手としてデビューが決定した[27][6]。コロムビアミュージックエンタテインメントの担当プロデューサーは、高橋を起用した理由を次のように語っている。「これまで自分がやってきた中で、パンチがある、もしくは爽やか系のアーティストはいたのですが、いわゆる歌謡曲をしっかりと歌い上げられる声質の人がいなかった。仮歌で聴いた彼の声には、そうした魅力を感じました」 ? 八木仁、「検証・Project.R」『東映ヒーローMAX』Vol.25、辰巳出版、48頁。 

レコーディング前のスタジオ練習では当初、「力強く」、「熱く」歌っていたが、ディレクターから求められていたのはクロマチック・ラン奏法を多用した軽快なサウンドに合った「爽やかで軽快」な歌い方であり、まだ自分の中の引き出しにはない歌唱法だったため、苦労したと振り返っている[28][23]
デビューから脱サラ、専業歌手へ

2008年1月、東京ドームシティ プリズムホールで行われた「『炎神戦隊ゴーオンジャー』プレミア発表会」にて、同番組の主題歌歌手として初ステージを踏む[29][30][注釈 2]。同年3月、「炎神戦隊ゴーオンジャー」で歌手デビューした[18][7]。同時にProject.Rへ加入する[32][注釈 3]

以降、「スーパー戦隊シリーズ」主題歌や挿入歌、エンディングテーマのほか、学芸ジャンルやキッズソングを手がける[9][35]

デビュー後も会社勤務を続けた後[36][37]、2013年秋に退職[38][※ 1]
歌手業のほか、絵本の読み聞かせ、一児の父として子育てに関する講演会なども行うように[39][36][40]
声帯結節 発症

2016年12月、声帯結節を発症。発症に至る経緯や病状について、声帯の写真付きでお詫びのメッセージとともに自身のブログで発表した[※ 2]

歌手活動を休止せざるを得ない状況になったが、治療のための1週間の発声禁止期間を経て、声帯結節(「声帯にできた白い部分」「タコみたいなもの」と表現)の縮小が確認される[41][42]

ファンからの応援を受けつつ、以降も治療とリハビリを地道に続け[43]、2017年1月に行われた収録作業では、収録を担当したディレクターやエンジニアからも「全然問題ない」とお墨付きをもらえるほどの発声状態に回復[44]。歌手活動が再開された。
所属事務所退所、再所属

2019年3月31日をもって、10年所属していた事務所「株式会社グローブ・エンターブレインズ」との契約満了により退所。同日、高橋自身のTwitter、Facebookおよび事務所サイトにてその旨を発表した。(Facebook投稿内コメントにて「フリーダムシンガー」と自身を呼称)[45][46][G 1]

フリー期間を経て、2019年12月4日にSister MAYOと同じツーフェイス・プロモーションに所属したことを高橋自身のTwitterアカウントで発表した。[47]
フリー活動宣言

2023年12月31日をもって、ツーフェイス・プロモーションを円満退所したことを高橋自身のX(旧Twitter)、Facebook、Instagramのアカウントで発表した。[48][49](Xの投稿にて「高橋秀幸」の益々の活発な活動を第一に考えて頂いた超円満放流である旨が報告されている。)[50]
主な活動
歌手業「#作品」および「Project.R」も参照

2008年に『炎神戦隊ゴーオンジャー』主題歌「炎神戦隊ゴーオンジャー」でデビュー後、「スーパー戦隊シリーズ」主題歌や挿入歌、エンディングテーマに携わり、2012年には2度目となる同シリーズ主題歌「バスターズ レディーゴー!」、「モーフィン! ムービン! バスターズシップ!」(両曲ともに『特命戦隊ゴーバスターズ』オープニングテーマ)を担当する[8][9][51][52]。同シリーズでは単独名義のほかに、Project.Rの一員として映画主題歌やエンディングテーマを歌唱した[53][54][55]

そのほか、学芸ジャンルやキッズソングを手がけ、テレビ番組『キッズ劇場ピース』(旧題『キッズ劇場Neo』)では、2010年から2015年まで「歌のおにいさん」を務めた[6][8][56][57][58][※ 3]

2013年、初となるテレビアニメ主題歌「Go ahead!」(テレビアニメ『探検ドリランド -1000年の真宝-』オープニングテーマ)を歌唱した[59][60][61][62]。『探検ドリランド -1000年の真宝-』第3期(ベリンダ編[63])では、『探検ドリランド』第1期(ミコト編[63])の主題歌を担当したさくらとともに、オープニングテーマ「Go ahead! ?SSR?」を歌唱する[59]


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