高橋 禎二(たかはし ていじ、1890年 - 1954年)は、日本の哲学研究者、翻訳家。東京帝国大学哲学科卒。第四高等学校教授。ドイツ文学ではシュテファン・ツヴァイクの作品などを多く翻訳した。
翻訳
近代文学に現れたる超人 レオ・ベルク 国文堂書店、1920
ゲエテの哲学とファウスト ヴィンデルバント 大村書店、1922 大村論文叢書
現代思潮の基礎 エルンスト・ベルクマン 内田老鶴圃、1924
文学原論 ヱルンスト・ヱルスタア 東京堂書店、1924
人本主義と浪曼主義 ヘルマン・アウグスト・コルフ 東京堂書店、1926
現象学的芸術論 モーリッツ・ガイガー 神谷書店、1929
ジョゼフ・フーシェ 変貌の政治家 ステファン・ツワィク 秋山英夫共訳 河出書房、1939、のち岩波新書、岩波文庫 改版2011
エラスムスの勝利と悲劇 シュテファン・ツワイク 河出書房、1943
マリー・アントアネット シュテファン・ツワイク 秋山英夫共訳 青磁社、1948、のち三笠書房、岩波文庫 上下
マゼラン 海洋の征服者 シュテフアン・ツワイク 青磁社、1949
マゼラン ツヴァイク 藤井智瑛共訳 角川文庫 1958
自由と獨裁 シュテファン・ツワイク 弘文堂 アテネ文庫、1950
トルストイ シュテファン・ツワイク 弘文堂 アテネ新書、1950
ドストエーフスキイ シュテフアン・ツワイク 弘文堂 アテネ新書、1950
レーニンの封印列車 シュテファン・ツワイク 弘文堂 アテネ文庫、1951
メリー・スチュアート ツヴァイク 西義之共訳 新潮文庫(上下) 1953、復刊1994
参考
「ジョゼフ・フーシェ」訳者略歴
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