高校野球ダイジェスト_(千葉テレビ放送)
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高校野球ダイジェスト
ジャンル
スポーツ番組
出演者出演者を参照
製作
制作千葉テレビ放送(チバテレ)

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間1981年7月 - 放送中
放送時間毎年7月中旬?下旬の連日22:00 - 23:00
放送分60分
番組公式サイト
特記事項:
1981年 - 1988年は、『きょうの高校野球』のタイトルで放送。1989年に現在のタイトルに改題。
2020年は、代替大会である「2020夏季千葉県高等学校野球大会」のダイジェストとして、2020年8月上旬 - 中旬に放送。
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高校野球ダイジェスト(こうこうやきゅうダイジェスト)は、千葉テレビ放送1981年昭和56年)より[1][2]、毎年7月の全国高等学校野球選手権千葉大会期間中に放送されているスポーツニュース番組である。電子番組表などでは『夏の高校野球ダイジェスト』と表記されている。

本項では、1981年(昭和56年)から1988年(昭和63年)に放送された、現在のタイトルへの改題前の『きょうの高校野球』(きょうのこうこうやきゅう)、および2019年令和元年)に、夕方の結果速報版として放送されていた『高校野球ダイジェスト 白球ナイン』(こうこうやきゅうダイジェスト はっきゅうナイン)についても記述する[3]
概要
歴史

開局当初より当日行われる高校野球の結果を伝える番組は存在していたが、『高校野球ダイジェスト』のタイトルで行われるようになったのは、元号が平成になった1989年になってからのことで、1981年(昭和56年)から1988年(昭和63年)は『きょうの高校野球』のタイトルで放送されていた[1]1980年代から現在も続くスポーツニュース番組であるため、長寿番組の類に入る。

タイトルロゴは、1990年代前半から2014年までの長きにわたり、「ダ」や「ス」など、カタカナが丸みを帯びた水色に近い青色文字になっているものが使用されていたが、2015年から2018年までは、文字色も濃い青色になっていた(だが、番組CMでは出演者名の隣に旧ロゴが使用されていた)。

2019年は、これまで夕方に放送されていた結果速報版の番組(『速報!今日の高校野球』→『高校野球全力応援TV ガチファン』)についても、当番組とタイトルおよびロゴなどを統一し、『高校野球ダイジェスト 白球ナイン』として放送された。

2020年は、全国高等学校野球選手権千葉大会としての大会中止に伴う代替大会である、「2020夏季千葉県高等学校野球大会」に関する内容で、8月上旬 - 中旬に放送される。なお、夕方の速報版の番組(前年の『白球ナイン』に相当する番組)は、2020年以降放送されなくなった。
放送内容

夕方の速報版では試合結果を速報ベースで伝えるが、当番組は深夜帯前に1時間枠で試合の詳細な内容を伝える。原則全試合(試合数が多くなる大会序盤は、主要球場の試合のみ)を、VTR収録を交えて紹介する。なお、1,2回戦などごく僅かに使用される市川市国府台球場については球場設備の関係上、VTR収録が難しいため2014年(平成26年)までは字幕紹介のみだった。2015年7月12日放送で、通常の野球中継とは異なるアングルの観客席からの撮影ではあるが、初めてVTRで試合結果が放送された。2020年に第4地区の地区トーナメントで使用された野田市営球場についても、国府台同様のアングル・手法で試合結果が放送された。

なお、夕方の速報版とは違い、深夜帯前の放送のため当番組への一般視聴者の生出演はできない。

番組終了前には、全試合の結果一覧・明日行われる予定の試合、及び視聴者・高校野球関係者からの応援メッセージが紹介される。2018年までは、明日の天気(大会期間中は高温になる傾向があるため、試合の選手や観客に対し熱中症への注意喚起もされる)も伝えられていたが、2019年からは翌日の再放送を行うようになったため、天気は伝えられなくなった。

司会者席の後ろには応援メッセージや各校の応援グッズなどで壁が埋め尽くされる光景が名物ともなっている。ただし2011年は、朝の情報番組である『ハピはぴ・モーニング?ハピモ?』専用として当時新設されたばかりのオープンセットを、『ハピモ』のロゴやセバタンのぬいぐるみを隠す形で使用していたため、飾り物の受付をこの年のみ行わなかった。1992年等では『タウンガイド』や『CTCニュース』と同じスタジオが使用されていた。また、2003年からスタジオのMCが視聴者に生電話をするコーナーがあった。(なくなった時期は不明)

当番組も昼間の野球中継同様にスポンサーが多数あるが、スポンサー表示の上下スクロールは行われない。

2014年までは、メインスポンサーであるミズノと、千葉県内にあるミズノ特約店のスポーツ用品店数店舗によるプレゼントコーナーがあった。主に、特約店提供による応援グッズや野球用品が商品となっていた。2015年にミズノがスポンサーから撤退以降、プレゼントは一時的に廃止されていた。2018年には、2015年以降も特約店の中で唯一スポンサーを継続している、鎌ケ谷市の「超野球専門店CV」(以前は「スポーツCV」として提供)により、プレゼントが復活し、以後継続している。
出演者の衣装

2023年以降は、男女とも番組ロゴ入りのSSKのボタンダウンポロシャツとなっている。

2018年 - 2022年は、男女とも番組ロゴ入りのZETTの野球ユニフォームだった(男性キャスターは2017年より採用)。2019年は、『高校野球ダイジェスト 白球ナイン』もZETTの野球ユニフォームに統一された。

2015年までは、男女とも前述のミズノのポロシャツを着用していた(男性キャスターは2016年も着用)。2016年と2017年の2年間、女性キャスターはサマンサタバサのスポーツウェア[注 1]を着用していた。
出演者

基本的に、男性・女性キャスター各1名の構成。当初は男性キャスターが1人で担当していたが、後に八塚に女性キャスターがつく形になり、以後男性・女性1名ずつの形式が定着している。

男性は、比較的長期間担当する。八塚・加藤とフリーアナウンサーが担当していたが、2008年以降は元高校球児を起用している[注 2]。女性は毎年交替があるが、2012年から2019年は、基本的に女性キャスターはチバテレアナウンサー(チバテレOB含む[注 3])が担当していた。

2018年・2019年は、当該年のメインスポンサーである千葉県内の日産自動車各ディーラー(日産プリンス千葉販売など)の店舗に男性MC(2018年は伊藤、2019年は林)が出向き、日産の新車を紹介するCMを放送していた。
2023年の出演者
キャスター


桑原秀和(2022年 - 2023年)柏市立柏高等学校野球部OBで、元茨城ゴールデンゴールズ選手。2022年放送直前の同年6月まで静岡放送アナウンサーを務め、当番組を担当する同年7月よりボイスワークス所属のフリーアナウンサー。当番組の他、昼間の中継の実況も一部試合で担当している。

桜田澪(2023年)千葉県出身[4]で、舞夢プロ所属の女優[5]

いけだてつや(2022年 - 2023年、不定期出演)不定期出演で、基本的に開会式当日と準々決勝以降に出演する(2022年の番組CMでも、「時々 いけだてつや」と紹介されていた)[注 4]。後述する2019年に『高校野球ダイジェスト 白球ナイン』MCとして出演。それ以降、2020年に『秋季関東地区高等学校野球大会ダイジェスト?ROAD TO センバツ?』で、泉水はる佳アナウンサーと共にMCを担当。更には『千葉県ボーイズリーグダイジェスト』、2021年以降は夏の高校野球千葉大会事前番組にも、ナビゲーターとして出演している。

過去の出演者
男性キャスター

林昌範(2019年 - 2021年)[6]船橋市立船橋高等学校野球部OBで、元プロ野球選手。放送当時、家業である船橋中央自動車学校の職員の傍ら、野球解説者としても活動。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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