高崎駅
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この項目では、日本の群馬県にある鉄道駅について説明しています。その他の高崎駅については「高崎駅 (曖昧さ回避)」をご覧ください。

高崎駅
西口(2021年6月)
たかさき
Takasaki


所在地群馬県高崎市八島町
所属事業者東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細
日本貨物鉄道(JR貨物)
上信電鉄駅詳細
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東口(2021年1月)

高崎駅(たかさきえき)は、群馬県高崎市八島町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)・上信電鉄である。
概要

当駅は古くから交通の要衝として栄え、9路線が乗り入れる県内最大かつ北関東有数のターミナル駅として機能している。新幹線開業前は東京方面から上越線方面と信越本線方面との分岐点として機能していた。長距離輸送の役目を新幹線に譲ったが上越新幹線北陸新幹線の分岐点となっているほか、在来線においても群馬県内各地へ向かう各路線のターミナル駅としての役割を担っている。

事務管コードは▲411416を使用している[1]
乗り入れ路線

当駅にはJR東日本の新幹線・在来線各線と、上信電鉄上信線が乗り入れている。上信線は当駅を起点としている。

JR東日本の新幹線は上越新幹線北陸新幹線の2路線が乗り入れている。北陸新幹線は当駅が起点であるが、当駅以南は上越新幹線に乗り入れて東京駅まで運転されている。

JR東日本の在来線は次の各線が乗り入れている。いずれも第二種鉄道事業としてJR貨物の貨物列車も運行されている。

高崎線:当駅の所属線[2]であるとともに当駅を終点としている。埼玉県東京都心方面への大動脈であり上野発着の列車と、池袋新宿渋谷大崎などの副都心を経由して横浜から東海道線へ直通運転を行う湘南新宿ラインの列車、上野東京品川経由で東海道線へ直通運転を行う上野東京ラインの列車が発着している。また下記の上越線・信越本線と線路が接続されており直通が可能となっているが、現在の定期列車は上越線・両毛線・吾妻線にのみ直通する。(吾妻線への直通は特急のみ)


上越線:当駅を起点とし、新前橋渋川沼田水上越後湯沢方面へ通じている。当駅発着の普通列車は水上までの運行であり、水上以北の土合越後中里方面へ向かうには水上で乗り換える必要がある。


信越本線:当駅が起点である。かつてはその名のとおり信越(長野・新潟)方面へ通じていたが、1997年の北陸新幹線(高崎 - 長野間)開業と同時に横川 - 軽井沢間が廃止、軽井沢 - 篠ノ井間は第三セクター「しなの鉄道」に経営移管[注釈 1]され、分断された。このため群馬県側の信越本線は横川が終点となり、県内で完結する同区間は旅客案内上「信越線」と表記・呼称されることが多い。

正式な線路名称上は以上の3路線だが、上記路線の途中駅から分岐する以下の各線(これらについてはJR貨物は鉄道事業免許を持たない)の列車も当駅へ乗り入れており、前述の3路線を合わせると合計6方面の列車が発着している。

八高線高麗川方面から北上し、倉賀野[注釈 2]から高崎線経由で当駅3番線へ乗り入れる。かつては高麗川以南の拝島八王子方面への運用もあったが、後に高麗川 - 八王子間の電化[注釈 3]により運用区間が高麗川を境に南北に分断され、高崎発の定期運用は高麗川までに限られる。


両毛線新前橋から上越線経由で乗り入れる。高崎線からも一部列車が「高崎・両毛線」として前橋まで直通運転する。


吾妻線渋川から新前橋を経て上越線経由で乗り入れる。高崎まで運用せず新前橋で長野原草津口大前方面へ折り返す列車もあるため、その場合は上越線・両毛線の下り列車が新前橋での乗り換え接続を行う[注釈 4]。前述の通り、上野から高崎線・上越線を経由し長野原草津口まで直通する特急がある。

歴史日本鉄道時代の頃の高崎駅高崎駅周辺の空中写真(1975年11月撮影)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

1884年明治17年)

5月1日日本鉄道の駅として、新町 - 高崎間開通と同時に開業[2]

8月20日:日本鉄道線が前橋駅間まで開通。


1885年(明治18年)10月15日官設鉄道(現在の信越本線)が横川駅まで開通[3]

1897年(明治30年)5月10日:上野鉄道線(現在の上信電鉄上信線)が福島駅(現在の上州福島駅)まで開通[4]

1900年(明治33年):二代目駅舎に改築。

1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化[2]

1917年大正6年)7月6日:三代目駅舎改築竣工。

1928年昭和3年):遺失物取卸駅に指定される。

1930年(昭和5年)5月23日:第3ホーム(現5・6番線)を増設。

1934年(昭和9年)11月13日:群馬県内で陸軍特別大演習昭和天皇の乗車のお召し列車が同月17日にかけて発着[5]

1935年(昭和9年)10月6日:北跨線橋増築。

1946年(昭和21年)

3月25日:昭和天皇の群馬県行幸(昭和天皇の戦後巡幸)。原宿駅 - 高崎駅間でお召し列車が運行[6]

11月18日:東口営業開始。


1965年(昭和40年)10月1日みどりの窓口を設置。

1966年(昭和41年)

2月3日:第3ホームを上野方面に30メートル延伸。

8月20日:旭町の中居里踏切が立体地下道になる。東口6番線に貨物コンテナ基地が完成。

12月28日:上信電鉄新設ホーム使用開始。


1968年(昭和43年)9月6日:第4ホーム(現7・8番線)を新設[新聞 1]


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