この項目では、横浜市営地下鉄の駅、鉄道省・東急の廃駅について説明しています。江若鉄道の廃駅については「高島町駅 (滋賀県)」をご覧ください。
高島町駅
駅1番出入口(2016年2月)
たかしまちょう
Takashimacho
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高島町駅(たかしまちょうえき)は、神奈川県横浜市西区花咲町7丁目にある、横浜市営地下鉄ブルーライン(3号線)の駅である。駅番号はB19。
かつては鉄道省の省線には1915年(大正4 年)、東急東横線には2004年(平成16年)まで高島町駅が存在したが、いずれも廃止された。 「高島」と「高島町」はいずれも明治初期にこの地を鉄道用地として埋め立てた高島嘉右衛門に因むものである。町名もかつては高島町だった。なお、現在の横浜市営地下鉄の高島町駅は、隣接する花咲町に位置する。 島式ホーム1面2線の地下駅。ホームドアを設置している。ホーム部分はシールド工法で建設されており、上下線のホームは駅の両端で接続している。ホームから改札口への階段・エレベーターは桜木町寄りにあるが、横浜寄りには地上への非常階段が設けられている。 付近の高島町交差点は、地上には国道1号・国道16号・新横浜通り(桜川新道)・神奈川県道13号横浜生田線が、上空には首都高速神奈川1号横羽線が、地下には国道1号高島町立体交差・共同溝・横浜市営地下鉄3号線が交差しており、さらにその下を横浜市営地下鉄2号線(のちに計画廃止)が交差する計画が立てられていた[2]。 番線路線行先[3] 1914年に国鉄で京浜線電車(後の京浜東北線)の運転が開始された際から、翌1915年に現在の桜木町駅の位置にあった(初代)横浜駅が高島町に移転する(1928年に再度現在地へ移転)までの間は、電車線の仮終着駅として「高島町駅」が設けられていた。 高島町駅 2004年に、東横線がみなとみらい線と直通運転を実施するために横浜 - 桜木町間を廃止した際に、当駅も廃止となった。廃止後、線路などの施設は概ね撤去されているが、当駅のプラットホームは上屋が撤去されたのみで残存している。 各駅停車のみの停車だった。 蕎麦店「高島そば」が構内で営業していたが、廃駅に伴い営業終了した。 番線路線方向行先
歴史
1914年(大正3年)12月20日:京浜間電車運転開始に伴い、鉄道省の高島町駅開設。
1915年(大正4年)8月15日:横浜駅移転に伴い廃止。
1928年(昭和3年)
5月18日:東京横浜電鉄東横線が神奈川駅から延伸し、高島駅として開業。
8月3日:本横浜駅に改称。
1931年(昭和6年)1月20日:高島町駅に改称。
1932年(昭和7年)3月31日:東横線当駅 - 桜木町駅間が開業。
1976年(昭和51年)9月4日:横浜市営地下鉄3号線の開業に伴い、横浜市営地下鉄の高島町駅が開業。
2004年(平成16年)1月31日:東急東横線横浜駅 - 桜木町駅間の路線廃止に伴い廃止。地上駅は、この日をもって無くなる。
2007年(平成19年)5月12日:ホームドアの使用を開始。
2012年(平成24年)5月1日:docomo Wi-Fiによる、公衆無線LANサービス開始。
駅名の由来
駅構造
横浜市交通局
のりば
1 ブルーライン湘南台方面
2あざみ野方面
上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
改札口(2016年2月)
1番ホーム(2008年3月)
日本国有鉄道(廃止)
東京急行電鉄(廃止)
旧東横線高島町駅
たかしまちょう
Takashimachō
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所在地横浜市西区高島二丁目北緯35度27分38秒 東経139度37分22.5秒 / 北緯35.46056度 東経139.622917度 / 35.46056; 139.622917 (旧・東急 高島町駅)
所属事業者東京急行電鉄(東急)
所属路線■東横線
キロ程25.0 km(渋谷起点)
駅構造高架駅
ホーム1面2線
乗降人員
-統計年度-9,433人/日
-2003年-
開業年月日1928年(昭和3年)5月18日
廃止年月日2004年(平成16年)1月31日
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のりば(廃止時)
1■東横線下り桜木町行き
2上り菊名・自由が丘・渋谷方面
東急東横線高島町駅の出入り口(2003年1月26日)
東急高島町駅にあった東急PRボード(2003年1月26日)
横浜市による再開発計画
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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