基本情報
経歴
起工1992年12月15日
進水1993年7月9日
竣工1993年11月30日
要目
総トン数149,963 トン
(150,053 トンの資料あり)
載貨重量259,991 トン
全長332.0 m
垂線間長318.0 m
全幅58.0 m
型深さ29.5 m
喫水19.264 m
主機関ディーゼルエンジン 1基
出力26,850馬力(最大)
24,160馬力(常用)
最大速力16.3ノット
航海速力15.35ノット
乗組員34名
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高山(たかやま)は、日本郵船が運航する原油タンカーで、1993年日本鋼管津製作所で建造された。2008年ソマリア沖にて海賊の襲撃を受ける。2009年大型鉱石専用船に改造された。 4月21日積み地のサウジアラビアヤンブー港に向け空荷での回送航行中、イエメン沖アデン湾(アデン東方約440km)にて海賊と見られる小型不審船1隻からロケット弾によるものと思われる攻撃を受け、船体に被弾。乗組員にケガはなく、左舷船尾に直径約20mmの損傷を生じ燃料油が一部漏れたものの航行に支障無く、22日アデン湾に入る。 29日仮修理を行い、日本海事協会から堪航性に関する確認を受け、5月1日ペルシア湾に向けアデンを出港した。
海賊襲撃事件
参考文献
船舶技術協会『船の科学』1994年5月号 第47巻第5号
海人社『世界の艦船』2008年7月号 No.692
海人社『世界の艦船』2009年3月号 No.703
関連項目
ソマリア沖の海賊
ソマリア沖にて海賊に襲撃された船舶の一覧
外部リンク
ウィキニュースに関連記事があります。日本郵船のタンカー、イエメン沖で攻撃を受ける
日本郵船 ニュースリリース ⇒【大型原油タンカー「高山」被弾の件】2008年4月21日