高屋敷 英夫(たかやしき ひでお、1947年8月1日[1] - )は、岩手県出身[1]の脚本家、小説家である。元妻は、同じく脚本家の金春智子。 中学生、高校生時代は野球部で活動、ポジションはショートだった[1]。 東洋大学文学部を中退後、虫プロダクションに入社し[1]、脚本作りや演出を手伝う。その後『あしたのジョー』で脚本家デビューし、退社後、マッドハウスを経て1979年頃にフリーのライターになる。テレビドラマ・テレビアニメの脚本を多数手掛け、1970年代半ばから1983年頃までテレビアニメの演出家としても活動した。 演出を担当した主なアニメ作品は、『元祖天才バカボン』『家なき子』『ベルサイユのばら』『忍者マン一平』(チーフディレクターも務めた)など。『ルパン三世 (TV第2シリーズ)』では、毛利蘭のペンネームを使用している[2]。 小説家としても活動しており、作品に『小説ドラゴンクエスト』(I - III)などがある。 近年では、マッドハウス作品を中心にシリーズ構成を務めており、脚本も手掛けている。
来歴
参加作品
テレビアニメ
1972年
ど根性ガエル(演出助手)
1973年
ジャングル黒べえ(演出助手)
空手バカ一代(演出助手、ディレクター)
1974年
柔道讃歌(絵コンテ)
1975年
ガンバの冒険(脚本)
元祖天才バカボン(-1977年、演出・脚本)
1976年
大空魔竜ガイキング(演出)
まんが世界昔ばなし(演出・脚本)
1977年
ルパン三世 (TV第2シリーズ)(脚本)
家なき子(-1978年、演出)
1978年
宝島(-1979年、ディレクター)
1979年
ベルサイユのばら(-1980年、絵コンテ・演出)
1980年
鉄腕アトム(新)(-1981年、脚本)
怪物くん(新)(-1981年、脚本)
1981年
あしたのジョー2(脚本)
じゃりン子チエ(脚本)
太陽の使者 鉄人28号(脚本)
新・ど根性ガエル(-1982年、脚本)
おじゃまんが山田くん(-1982年、脚本)
1982年
忍者マン一平(チーフディレクター・脚本)