高い城の男
The Man in the High Castle
ジャンル歴史改変SF
原作フィリップ・K・ディック
原案フランク・スポトニッツ
脚本フランク・スポトニッツ
監督デヴィッド・セメル
出演者アレクサ・ダヴァロス
ルパート・エヴァンス
ルーク・クラインタンク
DJクオールズ
ジョエル・デ・ラ・フエンテ
ケイリー=ヒロユキ・タガワ
ルーファス・シーウェル
ブレナン・ブラウン
カラム・キース・レニー
ベラ・ヒースコート
作曲ヘンリー・ジャックマン
ドミニク・ルイス
オープニングジャネット・オルソン
『高い城の男』(たかいしろのおとこ、The Man in the High Castle)は、フィリップ・K・ディックの同名の小説『高い城の男』に基づくAmazon.comのテレビドラマである。 第二次世界大戦で敗れた1960年代のアメリカの大部分はナチス・ドイツに併合され、世界的な大ナチス帝国の一部となり、西海岸は日本の傀儡国家として統治され、両国の中間には中立地帯がおかれている。世界の大半は日本とナチス・ドイツに支配され、両国は表向きの友好関係の陰で冷戦状態にある。アメリカでは両国に抗するレジスタンス運動がひそかに広がる。サンフランシスコとニューヨーク、そして中立地帯を主な舞台とし、体制を転覆させようとする、あるいは守ろうとするアメリカ人、日本人、ドイツ人たちによる群像劇である。「高い城の男」と呼ばれる謎の人物が収集する、自分たちの歴史とは全く異なる現実を撮影した謎のフィルム「イナゴ身重く横たわる」が出回り、フィルムを巡る争いが人々を巻き込む。設定や人物名など多くが原作とは異なり、原作にない内容が大幅に追加されている。 シーズン1の10話が Amazonビデオ で2015年11月20日から配信され[1][2][3]、シーズン2の10話が2016年12月15日に配信された。2017年1月3日には、シーズン3の制作が発表され[4] て、2018年10月5日に公開された。最終となるシーズン4は2019年11月15日に配信された[5][6]。 日本では、2016年12月13日にシーズン1が、2017年1月27日にはシーズン2がどちらも遅れて公開され、2018年10月5日にはシーズン3が、2019年11月15日には最終シーズン4が全世界と同時に配信された。
概要
キャスト
メイン
ジュリアナ・クレイン
演 - アレクサ・ダヴァロス (Alexa Davalos
合気道を学ぶ日本太平洋合衆国サンフランシスコの住民。憲兵隊に射殺された異父妹・トゥルーディが所持していたフィルム「イナゴ身重く横たわる」の謎を追って中立地帯のキャノンシティを訪れ、ジョー・ブレイクと出会う。後に日本太平洋合衆国政府に採用され田上大臣のスタッフとして勤務する。実の父は大戦中に南太平洋で戦死している。数々の並行世界のフィルムの中で、常に鍵となる存在。
フランク・フリンク
演 - ルパート・エヴァンス (Rupert Evans) / 日本語吹替 - 佐藤美一