骨董品
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出典検索?: "骨董品" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2013年5月)

骨董品(こっとうひん)とは、希少価値のある古美術や古道具のことである。フランス語ではアンティーク (Antique) と呼ばれ、その語源はラテン語のアンティクウス(Antiquus、古い)である。ここから派生した用法として、古いだけで実際の役には立たない時代遅れのもの、がらくたを指して「骨董品」と呼ぶこともある(後述)。

骨董品として重要なのはあくまで「古いこと」と「希少価値」であり、物品のジャンルは問わず、食器文具といった日用品、玩具、貴金属宝石を含む装飾品、衣類、家具など、多岐にわたる。中国では古より、「乱世的金銀 太平時的骨董」と言われ、平和な世の中に於いて価値のあるものとして理解されていた[要出典]。

文化遺産の保護などを目的として、骨董品の輸出を規制している国もある。そのような国から海外へ骨董品を持ち出す場合は、違法となることがある。

復刻版や骨董に似せて製造された物はレトロと区別される。
定義と分類

どのくらい古いものが骨董品とされるかの明確な定義は、1934年にアメリカ合衆国で制定された通商関税法に記された「製造された時点から100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品」が唯一であり、欧米各国におけるアンティーク(骨董品)の定義もおおむねこれに従っている。なおこの定義はWTOでも採用されており[1]、加盟国間においては100年前に製造されたことが証明された物品に対しては関税はかからないとされている。

アンティークと表現するよりは新しい物を意味する言葉として、ジャンク (junk) 、ラビッシュ (rubbish) 、ヴィンテージ (vintage) といった語が使われることがあり、欧米の骨董店ではこれらを用いて、製造されて100年以上を経たものをアンティーク、100年に至らないものをジャンク、それらの中でもそれほど価値が無く中古品に近いものをラビッシュとする、といった分類がされており、日本でも欧米から輸入された骨董品については、おおむねこの定義に基づいた分類がなされている。

なお、ビンテージはもともとワインの製造年代を意味する言葉で、物品の種類によって基準はまちまちであるが、概してある程度年代を経ており、かつ質が良く通好みである、とされるものに対して使用される。ゆえにただ古くても質が良くなかったり、収集家に人気のない物品に対しては使われない。
「骨董」という言葉

日本語の「骨董」には、もともとは「希少価値のある」「アンティーク」的な意味があったわけではない。

日本国語大辞典』によれば、「希少価値や美術的な価値などのある古美術品や古道具類」という現在一般的に使われる意味の一方、「古いだけで価値がなく役にたたなくなったもの」とも説明されており、正反対の意味をそれぞれ含有している。志賀直哉の『邦子』には、「貴女達の眼から見れば、ああいふのは骨董品かしら。さうなると主人公も同様骨董の部だろうが」という一文がある。

大言海』によれば、江戸時代の骨董とは「コトコト、ゴタゴタ」などと同じ意味を持つ擬声語であったという。ここから派生して、骨董飯(こっとうはん、現在で言う五目飯)・骨董汁(こっとうじる、雑多な具を入れた汁)・骨董箱(こっとうばこ、雑多な物を収めておく箱)という言葉があった。

一方、『漢字源』によれば、「董」という漢字は「しんになるたいせつなもの。『骨董』」とあり、「骨」という漢字は「ほね。物事を組みたてるしんになるもの。『骨子』」とある。雑多なガラクタという意味が時代を経て希少価値のある古いもの、という意味が付与されていった歴史を持つのである。[2]


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