この項目では、楽曲および映画について説明しています。高口里純の漫画作品については「骨まで愛して (漫画)」をご覧ください。
「骨まで愛して」
城卓矢 の シングル
A面骨まで愛して
B面ひとりじゃ淋しいんだ
リリース1966年1月
規格7インチシングル盤
録音 日本・1966年
ジャンル歌謡曲
時間3分21秒
レーベル東芝音工
作詞・作曲川内康範 / 北原じゅん
プロデュース川内康範
チャート最高順位
順位不明、売上140万枚
城卓矢 シングル 年表
純情演歌
「骨まで愛して」(ほねまであいして)は、1966年(昭和41年)1月に城卓矢がリリースした、同名義での初めてのシングル、ならびに同シングルのA面楽曲のタイトル、および同楽曲を原作・主題歌とした同年7月9日公開の斎藤武市監督による日本の映画である[1][2]。オリジナル7インチシングル盤規格品番:TP-1197。 1958年(昭和33年)、東京・有楽町の日本劇場で開かれた第1回『日劇ウエスタンカーニバル』にウエスタン・キャラバン
略歴
1966年1月 : 菊地正夫、城卓矢に改名すると共にシングル「骨まで愛して」を発表して再デビュー
同年7月9日 : 同作を原作とした映画『骨まで愛して』公開
同年12月31日 : 同作をもって『第17回NHK紅白歌合戦』に初出場
1989年5月9日 : 城卓矢、急逝
同年6月7日 : 同作を収録したベスト盤CD『城卓矢 全曲集』発売
概要
本作は、140万枚を売り上げるミリオンセラーとなる。
本楽曲は1966年2月4日に起きた全日空羽田沖墜落事故にて、事故現場へ駆け付けた川内康範が現場にて目撃し体験した出来事に基づいて制作されたという経緯がある[5]。
川内は更に本楽曲を原作に脚本を書き、日活が渡哲也主演で映画化、本楽曲は同作の主題歌となり、城卓矢も本人役で同作に出演している[1][2]。同作は同年7月9日に公開された[1][2]。詳細は「#映画」を参照
城卓矢は、本楽曲のヒットをもって同年12月31日、東京・日比谷の東京宝塚劇場で行なわれた『第17回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たしている。
レコード録音版の調は変ニ長調(嬰ハ長調)であるが、歌番組などではニ長調で披露することも多かった。
1984年頃に放送された東芝家具調こたつのCMで榊原郁恵が本楽曲の替え歌を唄った。また、1985年放送のグリコスナック『とと吉』のCMでも唄われている。
1989年(平成元年)5月9日、城卓矢・急逝。同年6月7日に東芝EMIが発売したベスト盤CD『城卓矢 全曲集』に収録された。
JASRACデータベースでは、作詞:川内康範/作曲:北原じゅん/出版者:クラウンミュージック、と登録されている[6]。 全作詩:川内和子(川内康範)/作曲・編曲:文れいじ(北原じゅん) 「骨まで愛して」は、1975年(昭和50年)、キングレコードから発売された原みつるとシャネル・ファイブのライヴアルバム『シャネル・ファイブ・イン・サッポロ』で、同バンドの梅村良一 また同曲は、2003年(平成15年)、舟木一夫のプロデュース、桜庭伸幸の編曲により竜小太郎の歌唱で「HO-NEまで愛して」のタイトルでカバーされている。 その他アジアでも、香港の方逸華による北京語カバー「愛你入骨」、台湾の姚蘇蓉による北京語カバー「恨你入骨」、郭金發による?南語カバー「愛你入骨」などがヒットしている。マレーシアの鄭錦昌による広東語カバー「怨情」もある。
収録曲
骨まで愛して(3分40秒)
ひとりじゃ淋しいんだ(3分01秒)
カバー
ディスコグラフィ
骨まで愛して
城卓矢、シングル「骨まで愛して」所収、東芝音工、1966年発売
原みつるとシャネル・ファイブ(編曲:梅村良一
城卓矢、ベスト盤『城卓矢 全曲集』所収、東芝EMI、1989年6月7日発売
竜小太郎、シングル「HO-NEまで愛して」所収、ガウスエンタテインメント、2003年1月22日発売
城卓矢、ベスト盤『城卓矢 名曲集』所収、EMIミュージック・ジャパン、2008年11月12日発売、規格品番:TOCT-000294[8]
ひとりじゃ淋しいんだ
城卓矢、ベスト盤『城卓矢 全曲集』所収、東芝EMI、1989年6月7日発売
城卓矢、ベスト盤『城卓矢 名曲集』所収、EMIミュージック・ジャパン、2008年11月12日発売、規格品番:TOCT-000294[8]
映画