駒込中学校・高等学校
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度43分29.7秒 東経139度45分25.7秒 / 北緯35.724917度 東経139.757139度 / 35.724917; 139.757139
駒込中学校・高等学校(こまごめちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、東京都文京区千駄木五丁目に所在し、中高一貫教育を提供する私立中学校・高等学校。クラスのコースはSコース、特Sコース、英語学習や国際的な学習に力を入れた国際教養コース、理系の学習に力を入れた理系先進コースがある。文理選択及び国公私立選択は2学年に進級する時に選択するが、国際教養コース、理系先進コースは選択することが出来ない。中高一貫校[1]。 1682年(天和2年)了翁道覚により設立された「勧学講院」が濫觴となり、旧制駒込中学校1926年開校。1947年(昭和22年)、新制駒込中学校高等学校に改組。1952年(昭和27年)から女子教育も開始、1972年に募集停止した中学校も1992年に再開、旧制中学以来の難関大学進学に力を入れた共学中高一貫校へと変化している。 天台宗系の学校であり、毎年5月ごろに比叡山研修を行う。建学の精神は「一隅を照らす」。旧制時代には「開成のバンカラ、駒校のリベラル」と称され、自由で伸びやかな校風の学園として評価されていた。 国際理解教育にも力を入れており、ハワイ研修やオーストラリア・ニュージーランドクライストチャーチなどのへの高校留学制度などがある[2]。
概要
沿革
1682年(天和2年)- 了翁道覚、上野不忍池の畔に「勧学講院」を設立。これがこの学園の濫觴となる。
1873年(明治6年)- 校名を「天台宗東部総黌」と改め、校地は上野寛永寺境内に定められる。
1885年(明治18年)- 校名を「天台宗東部大中総黌」と改め、正式に天台宗立となる。
1904年(明治37年)- 校名を「天台宗中学」および「天台宗大学校」と改め、現在の場所に移される。
1925年(大正14年)- 12月12日付、宗門外からの生徒も加え普通課程の教育を行う。駒込中学校として文部省から認可される。
1926年(大正15年)- 4月1日より「駒込中学校」が開校する。
1945年(昭和20年)- 戦災で本館を残して校舎を焼失する。
1947年(昭和22年)- 学制改革に伴い新制の「駒込中学校」並びに「駒込高等学校」に改組する。この頃より校舎の復興が進む。
1952年(昭和27年)- 従来の男子教育に加え、4月1日より新たに「女子部」を開設する。
1962年(昭和37年)- 4階建ての新校舎が落成する。
1966年(昭和41年)- 男女共学制をしき、建学の伝統の現代的適応を図る。
1974年(昭和49年)- 服装を自由化する。
1976年(昭和51年)- 格技場(主に柔道)が完成する。
1978年(昭和53年)- 新生徒ホール・新クラブ室が完成する。
1981年(昭和56年)- 4月に新体育館兼講堂が完成する。
1989年(平成元年)- 制服を新たに制定する。
1991年(平成3年)- 比叡山研修(高校1年生)を開始する。学習合宿(高校2年生)を開始する。
1992年(平成4年)- 昭和47年以来、募集停止中であった中学校を共学で再開する。
1993年(平成5年)- 中学学習合宿を開始する(中学2年生)。海外修学旅行(高校2年生)を実施する。
1997年(平成9年)- 中学校再開第一期生が卒業する。
1999年(平成11年)- 九州・沖縄修学旅行を実施する(高校2年生)。
2003年(平成15年)- 地上6階・地下1階の、IT時代に対応した高校新校舎が落成する。
2012年(平成24年)- 日光山研修を開始する。
2016年(平成28年)- 中学3年生のセブ島語学研修を開始する。新たにタブレット端末を導入しICT教育を進める。
アクセス
都営地下鉄三田線白山駅 徒歩7分
東京メトロ南北線本駒込駅 徒歩5分
東京メトロ千代田線千駄木駅 徒歩7分
部活動
運動部 - 野球、柔道、剣道、陸上、卓球、バスケットボール、バレーボール、硬式テニス、登山、バドミントン、アメリカンフットボール、サッカー、ラグビー、
文化部 - 吹奏楽、演劇、書道、美術、華道、茶道、パソコン、自然科学、英語、漫画研究、和太鼓、合唱、ボランティア、ダンス、かるた
同好会 - 軟式野球、写真、家庭科クラブ
著名な出身者
鯨岡兵輔 - 政治家、元衆議院議長・環境庁長官
高梨公之 - 元日本大学総長・理事長
三崎良周 - 早稲田大学名誉教授
佐藤泰正 - 筑波大学名誉教授・元副学長
宇高良哲 - 大正大学教授
大樹孝啓 - 第258世 天台座主
戸田博之 - 西武鉄道社長、元西武ライオンズ球団社長
唐十郎 - 作家、芥川賞受賞者