馬車道駅
駅入口(2015年2月)
ばしゃみち
Bashamichi
(横浜市役所 - Yokohama-Shiyakusho)
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馬車道駅(ばしゃみちえき)は、神奈川県横浜市中区本町五丁目にある、横浜高速鉄道みなとみらい線の駅である。駅番号はMM04。副名称は「横浜市役所(よこはましやくしょ)」[2]。
歴史
2004年(平成16年)2月1日:みなとみらい線の開通と同時に開業[1]。
2019年(令和元年)9月14日:可動式ホーム柵の使用を開始[3]。
2020年(令和2年)6月6日:副名称「横浜市役所」を追加[2]。
駅名称について「馬車道 (横浜市)#地名の由来」も参照
計画段階での仮称は「北仲」であった。一方、地元からは早い時期より「馬車道駅」とするよう要望されていた(最初に正式な要望があったのは1991年のことであった)。また、野毛地区住民からは旧東横線桜木町駅廃止に伴う代替として、みなとみらい線で桜木町に最も近い当駅の名を「新桜木町」とするよう要望もあったが、大岡川を挟み、さらに当駅設置場所の町名も本町となるため混乱を招くとして、却下された[4]。
なお、2020年6月以降は下記の横浜市役所移転に伴い、市役所および「さくらみらい橋」を介してJR根岸線の桜木町駅新南口へ直接連絡可能となっている(さくらみらい橋と桜木町駅新南口はいずれも市役所移転に伴い供用開始)[注釈 1]。
2020年6月1日に横浜市役所が当駅最寄りの北仲通南地区に移転(当駅から新市庁舎へ1c出口で接続)したことから、当駅の副名称として『横浜市役所』が同月6日より付与された[2][5]。 島式ホーム1面2線を有する地下駅である。改札階は地下2階、ホーム階は地下3階で、エレベーターとエスカレーターが設置されている。 当駅は、みなとみらい地区と歴史的建造物が多く残る(残っていた)地区の間に建設されたことから、「過去と未来の対比と融合」をコンセプトにデザインされている。このコンセプトから、ホームから出入口までを含めた駅の壁全体には本物のレンガを使用、特に改札内のレンガは大正以前の古レンガを使用している。また、吹き抜けには、横浜銀行旧本店で使用されていた金庫扉や壁画を譲り受けた上で埋め込んでいる。2019年に設置されたホームドアもレンガに合わせた配色とする事で、コンセプトを崩さないよう配慮がなされている。 線内の他駅の駅名標はゴシック体であるのに対し、当駅では明朝体が使用されている[6]。 駅の位置はかつて横浜銀行旧本店があった場所の真下にあたる。本店のみなとみらい地区への移転後、4番出入口の上にあった旧本店の玄関部分はアイランドタワーの一部として横浜市認定歴史的建造物として残されており、テレビドラマなどのロケーション撮影にも使われている。また、ホームには透明なベンチを使用する他、天井も新しく設計された物を使用するなどしている。改札口部分の巨大なドーム空間は、地下とは思えない空間を演出している。
駅構造
出入り口
野毛・桜木町口(b: アイランドタワー連絡口、c: 横浜市役所連絡口[2])