香里園駅
西口と桜の木(2012年4月)
こうりえん
Korien
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所在地大阪府寝屋川市香里南之町19-1.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度47分4.84秒 東経135度37分51.74秒 / 北緯34.7846778度 東経135.6310389度 / 34.7846778; 135.6310389
香里園駅(こうりえんえき)は、大阪府寝屋川市香里南之町にある、京阪電気鉄道京阪本線の駅。駅番号はKH18。 寝屋川市最北端の駅であるが、香里団地からのバスが香里園駅を始終着とする便も多いため隣接する枚方市民の利用者も多い。市内最大の乗降客数を誇る寝屋川市駅に比肩する程の利用客がおり、同駅と並んで通勤快急以下の全種別が停車する。 到着時に「成田山不動尊へお越しの方は京阪バスにお乗り換えください」とアナウンスが添えられることがある。これは大阪から鬼門となる京阪沿線に鬼門除けとして成田山大阪別院明王院を京阪が勧進したことによる。また、同電鉄の営業用旅客車両のうち鋼索線を除く車両には成田山不動尊のお守りが飾り付けられている。 開業当時の地名は友呂岐村大字郡(こおり)であったが、開業時に京阪が遊園地を開設するに際し、阪神沿線の香櫨園遊園地に倣って「香里」の字を当て、それが駅名になった。遊園地は1912年に枚方に移転してひらかたパークとなった。一方、香里駅では1920年代に住宅地として駅東側の造成がおこなわれたのち、京阪の手で「香里園経営地」として住宅が分譲され[1][2]、1938年に「香里園」に改称した。したがって、香櫨園駅とは異なり、遊園地があった時代に「香里園」駅だったことはない。 待避設備を備えた島式ホーム2面4線を有する橋上駅。改札口は1か所のみ。 駅入口のエレベーター設備は西口に1基、東口は駅に直結のフレストに1基設置されている。また府道八尾枚方線からのスロープが設けられている。8号出口のエスカレーターからペデストリアンデッキを経由して関西医大香里病院と直結している。 地形の関係上、奇数番線(1・3番線)が本線、偶数番線(2・4番線)が待避線となっている。いずれのホームも8両編成の停車可能。 2番線は、大阪方面への出発も可能な構造になっている[注 1]。
概要
歴史
年表
1910年(明治43年)4月15日:京阪本線開業と同時に、香里駅として設置[3]。
1930年(昭和5年)10月1日:急行停車駅となる[4]。
1938年(昭和13年)4月1日:香里園駅に改称[3]。
1939年(昭和14年)3月1日:午後に発生した大阪陸軍兵器支廠禁野倉庫の爆発事故により当駅より京都側が不通に3月4日午後8時より被災した光善寺-牧野間を通過で運行再開[5]。
1943年(昭和18年)10月1日:会社合併により京阪神急行電鉄の駅となる。
1949年(昭和24年)12月1日:会社分離により京阪電気鉄道の駅となる。
1963年(昭和38年)5月15日:隣の豊野駅廃止にともない待避線設置、豊野折り返し電車を当駅まで延長。駅舎を橋上駅舎に改築[3](京阪では最初の橋上駅舎)。
1971年(昭和46年)11月29日:学生専用出口開設[3]。
1974年(昭和49年)10月10日:陸橋階段増設[3]。
1976年(昭和51年)11月20日:京阪の駅で初めてホームに点字ブロックを設置[6]。
1983年(昭和58年)4月27日:有料駐輪場「駐輪センター」営業開始[7]。
1988年(昭和63年)1月12日:新駅舎完成、改札口移設[3]。
1994年(平成6年)11月25日:待合室を京都側へ移設、使用開始(冷暖房完備)[8]。
1995年(平成7年)4月1日:橋上駅舎とホーム・西口を結ぶ身障者対応エレベーター3基設置・駅舎内に車椅子対応トイレ設置[9]。
1998年(平成10年)4月1日:北駐輪場(自転車674台収容)を新設、使用開始[10]。
2000年(平成12年)11月22日:駅直結のフレスト香里園店オープン[4]。
2002年(平成14年)5月1日:改札前コンコース内にアンスリー香里園店オープン。
2003年(平成15年)4月1日:駅西側駅前広場が使用を開始。また、音羽町・石津方面への新バス路線開通。
2004年(平成16年)
4月1日:駅西側駅前広場工事完了(オブジェクトの設置、美装化等)。
5月17日:けいはんインフォステーション設置。
5月26日:駅舎リニューアルオープン[4]。
2005年(平成17年)8月9日:香里園駅東地区市街地再開発事業関連 都市計画決定。
2008年(平成20年)10月19日:新設された快速急行(及び通勤快急)の停車駅となる。
2009年(平成21年)3月29日:ジューサーバー閉店。
2010年(平成22年)7月1日:駅と関西医科大学香里病院とを結ぶ8号出口・連絡デッキが開通[11]。
2011年(平成23年)3月1日:駅東側の再開発事業の第1期工事が竣工、駅前広場が使用を開始。バスターミナルも移転して翌2日より新バスターミナルを使用開始[12]。
2014年(平成26年)3月25日:駅改札口に設置のバスロケーションシステムの運用が正式に開始される。
2016年(平成28年)3月15日:事故情報などをリアルタイムに知らせる「旅客案内ディスプレー」を設置[13]。
2017年(平成29年)11月1日:コンコースに宅配便受け取りロッカーを設置[14]。
2023年(令和5年)8月26日:ダイヤ改正で、全車座席指定列車「ライナー」のうち朝の樟葉・枚方市発淀屋橋行きの4本が当駅に停車するようになる。当駅止まりの列車の廃止。
駅構造ホーム(2013年2月)