香川県庁舎
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香川県庁舎
Kagawa Prefectural Government Office

情報
用途行政庁舎
設計者丹下健三
施工大林組間組
構造形式鉄骨構造
敷地面積19,800 m²
延床面積41,464 m²
階数地上22階、地下2階
高さ113m
竣工2000年
所在地760-8570
香川県高松市番町四丁目1番10号[1]
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度20分24.54秒 東経134度2分36.4秒 / 北緯34.3401500度 東経134.043444度 / 34.3401500; 134.043444座標: 北緯34度20分24.54秒 東経134度2分36.4秒 / 北緯34.3401500度 東経134.043444度 / 34.3401500; 134.043444
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香川県庁舎(かがわけんちょうしゃ)は香川県高松市番町にある香川県行政機関香川県庁)が入る建物群の総称。
概要

本館、東館、北館、議会議事堂、天神前分庁舎、警察本部庁舎からなり、南側に駐輪場が完備されている。

本館、東館、警察本部庁舎は丹下健三により設計された。
歴史初代香川県庁舎

1872年明治5年)までは太陰暦(括弧内に太陽暦)、1873年(明治6年)以降は太陽暦による年月日。

1869年明治2年)7月 - 高松城から内町(現・高松市丸の内)の松平操旧邸へ高松藩庁移転[2]

1871年(明治4年)

7月24日9月8日) - 同月14日8月29日)の廃藩置県により高松藩に変って高松県が成立したことに伴い、それまで高松藩庁の置かれていた松平操旧邸に高松県庁開庁[3]

11月15日12月26日) - 高松県・丸亀県を併合した第一次香川県成立に伴い、高松県庁の置かれていた松平操旧邸に香川県庁開庁[3]


1873年(明治6年)3月23日 - 同年2月20日に香川県が名東県に編入され、翌3月17日に高松支庁が設置されたことに伴い、香川県庁の置かれていた松平操旧邸に名東県庁高松支庁開庁[4]

1875年(明治8年)11月2日 - 9月5日の名東県から分離した第二次香川県成立に伴い、名東県庁高松支庁の置かれていた松平操旧邸に香川県庁開庁[4]

1876年(明治9年)

4月4日 - 香川県庁を高松内町138・139番地の松平操旧邸へ移す[5]

8月21日 - 香川県が愛媛県に編入されたことに伴い、愛媛県庁高松支庁開庁[2]


1888年(明治21年)12月27日 - 同月3日の愛媛県から分離した第三次香川県成立に伴い、香川郡高松五番丁(現・高松市番町一丁目浄願寺香川県庁仮庁舎開庁[4]

1889年(明治22年)2月4日 - 第一回香川県議会が高松の興正寺別院で開会[6]

1894年(明治27年)7月22日 - 内町(現・高松市丸の内)に初代香川県庁舎落成[7]

敷地総面積4391坪、建坪は645坪で2階建3棟、工費は3万320円。業務開始は同月28日から[8]

現在の四国電力本社、西日本放送本社及びその北側専用駐車場の場所。二階建て青ペンキ塗りの当時としてはモダンな新庁舎であった[9]


1903年(明治36年)10月1日 - 各警察本・分署との間に電話架設[10]

1904年(明治37年)6月1日 - 各郡役所との間に電話架設[10]

1906年(明治39年)12月13日 - 丸亀市役所との間に電話開通[11]

1945年(昭和20年)

7月4日 - 高松空襲による戦災で庁舎が全焼し、県立高松女学校を仮庁舎とする[7]

7月30日 - 県庁仮事務所を県商工奨励館に、知事官房及び内政部を岡田国民学校に、経済第1部を栗熊国民学校に、経済第2部を陶国民学校に、警察部を琴平派出所、金刀比羅宮図書館、琴平町立幼稚園、県立香川農業学校にそれぞれ移転[12]


1946年(昭和21年)5月21日 - 県庁舎建築第1期工事(木造平屋建)を日赤病院跡に着手[7]

1947年(昭和22年)12月5日 - 県庁舎建築工事が旧高松赤十字病院跡に落成(木造2階建2棟)[7]

1956年(昭和31年)1月25日 - 県庁舎本館建築第1期工事起工式を挙行(設計・丹下健三、低層部3階・高層部8階・地下1階)[7]

1958年(昭和33年)5月26日 - 県庁舎本館(地下1階・地上8階・工費3.7億円)及び議会議事堂建築工事が落成。27日から6月3日まで一般公開[13]

この本館が現在の東館に当たる。


1974年(昭和49年)9月24日 - 知事室が8階から5階へ移転[14]

1996年(平成8年) - 警察本部庁舎が落成。

1999年(平成11年) - 本館が日本の近代建築20選(DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築)に選定。

2000年(平成12年) - 新本館が落成。これに伴い旧本館は東館となる。

2022年令和4年)2月9日、旧本館及び東館が国の重要文化財に指定[15]

庁舎
本館

竣工は2000年(平成12年)。地上22階、地下2階、最高部113メートルの鉄骨造である。延べ床面積は41,464平方メートル。

21階は展望室になっていて全方向の眺望が楽しめる。県庁舎の模型や香川県特産のサヌカイト(讃岐石)が展示されている。県内の数少ない超高層ビルの一つ。

地下に来庁者専用駐車場を備えている。それまでは来庁者用の駐車場がなかった[16]が、本館の完成でようやく自前の駐車場を持つことになった。
東館東館東館の内観

所在地:本館に同じ

設計:丹下健三[17]


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