香取慎吾の特上!天声慎吾
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香取慎吾の特上!天声慎吾
ジャンル
バラエティ番組
ディレクター新井秀和、藤田幸伸 ほか
演出田口マサキ、小俣猛
出演者香取慎吾
キャイ?ン
(ウド鈴木天野ひろゆき)
ナレーター町田浩徳(日本テレビアナウンサー)
製作
チーフ・プロデューサー中村英明
プロデューサー小澤太郎、阿部滋子
編集オムニバス・ジャパン
制作ZION(制作協力)
製作日本テレビ(製作著作)

放送
放送国・地域 日本
香取慎吾の『特上!天声慎吾』

香取慎吾の天声慎吾
(関東ローカル時代)
放送期間1997年4月1日 - 9月24日
放送時間火曜日 24:45 - 25:15
放送分30分

(全国ネット時代)
放送期間1997年10月1日 - 1999年3月23日
放送時間火曜日 23:45 - 24:15
放送枠ZZZ
放送分30分

香取慎吾の特上!天声慎吾
放送期間1999年4月18日 - 2008年9月28日
放送時間日曜日 16:25 - 16:55
放送分30分
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『香取慎吾の特上!天声慎吾』(かとりしんごのとくじょうてんせいしんご)は、日本テレビ1997年4月1日から2008年9月まで毎週日曜16:25 - 16:55(JST)に放送されたバラエティ番組字幕放送。番組タイトルは朝日新聞のコラム『天声人語』のもじり。
概要

香取慎吾キャイ?ンウド鈴木天野ひろゆき)の3人が、「ドキドキする思い出作り」の名目の元、やりたいことをやるというもの。レギュラーの3人は同級生のような雰囲気を出すために、お互いをあだ名(香取:王子、天野:アマノッチ、ウド:ウッディー)で呼び合う。番組の冒頭で「思い出アルバム」に書いた「○○をした?い! by ××(企画発案者のあだ名)」でその週の企画を発表する。

オープニングアニメーションを担当していたのはスタジオジブリで、その中に登場する人魚の声を担当しているのは磯野貴理子である。最末期はオープニングムービーが大幅にカットされていた。
歴史

1997年4月1日に『香取慎吾の天声慎吾』(毎週火曜24:45 - )としてスタート。

1997年10月1日に全国ネット枠『ZZZ』(毎週火曜23:45 - )に移行[1][2]

1999年4月18日より毎週日曜16:25 - 16:55に移行し、『香取慎吾の特上!天声慎吾』と番組名が変更された。この時間帯に移動した理由としては、同じSMAPのメンバーである草g剛が出演の『『ぷっ』すま』(テレビ朝日)が、ナインティナイン出演の『ナイナイナ』騒動の余波を受け月曜から火曜に移動し、10分放送時間が重なってしまったためであると言われている。

2003年1月には二回だけ『特上!天声楽太郎』に番組名が変わっていた。

2008年1月6日に16:15 - 17:25のスペシャル版を放送した。

2008年9月28日に12年間に渡る放送が終了した。

特記

基本的にどんな企画においても3人はグダグダで、毎回必ずと言ってよいほど香取とウドは仕事・時間関わらずビールを浴びるように飲み酔っ払う。また、ご当地グルメ・温泉(銭湯)に関する企画が多く、番組を利用して楽しんでいる姿を見ることが出来る。

一回の収録でまず3週分は引き伸ばす。これは30分番組であることと、香取がドラマ出演等で纏まった時間が取れないことへの配慮だと思われる。また、基本的には隔週金曜日に2本撮り(
『ぷっ』すま。2008年7月22日放送分で天野がコメント。)している。

放送第一回目の時は、年齢的に先輩である為(芸歴ではない)、キャイ?ンの二人に対して香取は敬語を使っていた。この他人行儀さからあだ名をつけようという発想に至った。

番組内容からか基本的に3人は仲が良く、香取と天野はプライベートでもやり取りがあるという。また、かつて『笑っていいとも!』に3人で共演した際、他番組であるにもかかわらず当番組内のあだ名で呼び合っていた。

ウドは何回か遅刻してきており、それを企画のネタに使われたことがある。

深夜時代と全国ネット時代には、声のみのナレーションゲスト「天の声」が出演しており、よゐこなど、主に3人と仲の良いあるいは関連のあるタレントが出演し、菅谷大介アナウンサーとVTRを鑑賞しながら番組の随所で登場し、トークを繰り広げていた。日曜日に移行後一旦終了していたが、2004年より復活させ、放送末期まで続いた。

番組内では放送開始当初から、黒一色のバックに白や赤文字の明朝体をデザイン的に組んだ独特のアイキャッチが頻繁に挿入される。これは番組開始当時に大ヒットした『新世紀エヴァンゲリオン』のアイキャッチで使用された手法であり、これを意識したものであると考えられる[要出典]。

2006年10月1日 - 2006年10月15日の3回の放送において、千葉県の下総銚子市旭市)を、間違えて上総と放送した事がある。この件について番組ホームページのスタッフからのお知らせの部屋では「今後は気をつけますので、宜しくお願いします。」と表明された

1998年9月15日 - 1998年9月29日の3回の放送では、スペシャル番組『灼熱地獄からの大脱出』のドキュメンタリを放送。爆発炎上する鉄塔の中の密室から香取が脱出するマジックだったが、生放送のスペシャル番組中にモニターが故障、想定外の爆発事故が起きるなどのハプニングが続出。香取は行方不明となり絶体絶命と思われたが、実は香取慎吾本人と番組・技術スタッフが考案した「瞬間移動」マジックだったというドッキリと判明。香取は無事脱出に成功した。会場のウドや天野、スタジオに出演していた秋野暢子などにはドッキリを知らされておらず泣き出す場面も見られた。(かつて「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」で行われた「たけし十番勝負!!命がけデビルタワー炎上爆破たけし大脱出」とほぼ同様の企画と演出だった。)

香取曰く「『天声慎吾』の収録日は自分にとってお休みの日だった。それぐらい楽しかった」と語っており、かつて企画内容がハードだったときにスタッフに向かって「これじゃ仕事じゃないですか!!」とキレたこともあったという[3]。当番組が終了する際、電話でその旨を聞かされた香取が号泣してしまったほど、香取にとっては思い入れのある番組だった[4]

2008年9月28日の最終回は、28分55秒すべてノーカットで3人で思い出トークを展開するという形で放送された(常に画面左上に番組終了までの残り時間が表示されていた)。このため途中ダチョウ倶楽部内山信二飯尾和樹がアドリブで乱入したが時間がないとの理由からスタッフにより強制退場させられた。なお、番組の最後で香取が番組が終わっても3人で一緒に遊びたいと言い、初めてキャイ?ンにプライベートの携帯電話の番号を教えた[5]。これに対し天野はあまりの感動から本気泣きしそうになった。

実際に番組終了後も香取とキャイ?ンの交流は続いており、2014年2月に天野が結婚した際には、香取とウドが婚姻届の保証人を務めた[6]。また、『SmaSTATION!!』や『SMAP×SMAP』、香取のジャニーズ事務所退所後にAbemaTV(2020年4月よりABEMA)で配信した『72時間ホンネテレビ』、『7.2 新しい別の窓』、『ななにー 地下ABEMA』でも、香取とキャイ?ンが共演を果たしている。これらの番組でも、当番組と同じく「王子」「アマノッチ」「ウッディー」のあだ名が使用されている。

レギュラー出演者

王子/
香取慎吾(当時SMAP

キャイ?ン(ウッディー/ウド鈴木・アマノッチ/天野ひろゆき

町田浩徳(日本テレビアナウンサー)

準レギュラー及び出演回数の多いゲスト

磯野貴理子

内山信二

ダチョウ倶楽部肥後克広寺門ジモン上島竜兵


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