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餓鬼岳
合戦尾根から秋の餓鬼岳を望む
標高2,647.19 m
所在地長野県大町市
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度26分50秒 東経137度44分10秒 / 北緯36.44722度 東経137.73611度 / 36.44722; 137.73611
餓鬼岳(がきだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)にある標高2,647mの山。山体すべてが長野県に属し、中部山岳国立公園内にあり、日本二百名山に選定されている。 高瀬川の支流の源流の花崗岩質の山である。北西約5.1kmの位置に高瀬ダムがあり、北約4.8kmの位置には七倉ダムがある。山頂には三等三角点がある。山頂周辺は森林限界のハイマツ帯で、その砂礫部に高山植物のコマクサの群生地がある。山頂直下約100m南には、昔ながらの山小屋である餓鬼岳小屋
概要
山名の由来は安曇野から見上げる岩壁がそばだっているので、「崖(がけ)岳」が転訛したとする説もある。[2]または麓の長野県大町市には後述の餓鬼(飢餓)の伝承も残る。
2009年(平成21年)7月18日には、麓のエリアに国営アルプスあづみの公園大町・松川地区部分(大町市、北安曇郡松川村)が開園し、観光名所となっている。 登山ルートは、中房温泉から東沢乗越へ直接登るか、又は北アルプス三大急登の一つである合戦尾根を登り切り燕岳を経る場合と、白沢登山口から入るコースとがある。登山道には、梯子や桟道が設けられている。餓鬼岳から北西に、尾根に沿った唐沢岳
登山
登山道
餓鬼のコブ
餓鬼岳から唐沢岳に向かう山麓にある巨岩による小ピーク。丁度、天を突く巨岩が鬼の角のように見える
剣吊り(けんづり)
燕岳から餓鬼岳へと向かうルートで一番の難所。剣のような巨岩、奇岩が連続する
中房温泉ルート
合戦尾根ルート
白沢登山口ルート-白沢の渓谷美が醍醐味のルート。
白沢登山口-名瀑紅葉の滝-名瀑魚止ノ滝-最終水場-大凪山-百曲り-餓鬼岳小屋-餓鬼岳山頂
唐沢岳登山ルート(中上級コース)
餓鬼岳山頂-コルへ下る-餓鬼のコブ巨岩-険しい岩場滑落注意-唐沢岳山頂直下花崗岩のザレ・岩登り滑落注意-唐沢岳山頂
周辺の山小屋
餓鬼岳小屋(がきだけごや、収容70人・キャンプ指定地テント5張)-餓鬼のお札(スタンプ)が貰える、山岳バッジのデザインはカモシカ
餓鬼小屋の経営
降旗徳重(降旗新道)-伊東宗エ門(昭和48年6月降旗徳重滑落により小屋経営を託される)[3][4]
燕山荘
アクセス
JR東日本大糸線信濃常盤駅が最寄りの駅
長野自動車道の安曇野インターチェンジが最寄りのインターチェンジ