飼戸(しこ)とは、令制で,左右馬寮に属し,馬の飼育,調教,穀草の貢納などに従事した民戸。馬戸ともいう。
大化の改新以前に存在した馬飼造の後身であり、馬甘(うまかい)562戸、馬飼造戸466戸よりなる。後者より馬部を出し、馬甘とともに寮に文番して出仕した。上番中は調,雑徭が免除され、下番中は調として芻(まぐさ)を貢納したという。 『延喜式』によると、右京職3戸、山城国11戸、大和国8戸、河内国159戸、摂津国16戸、美濃国6戸、尾張国9戸と定められたという。
参考文献
『角川第二版日本史辞典』p430、高柳光寿・竹内理三:編、角川書店、1966
関連項目
馬寮
厩牧令
厩庫律
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