ウィキペディアはインターネット百科事典であり、画像投稿サイトではありません(画像利用の方針・百科事典向け写真撮影のガイドを参照)。
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}
この項目では、日本の山について説明しています。小惑星については「飯豊山 (小惑星)」をご覧ください。
飯豊山
山形県側から望む飯豊山
標高2,105.1 m
所在地 日本
山形県西置賜郡小国町
新潟県東蒲原郡阿賀町
福島県喜多方市
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯37度51分17秒 東経139度42分26秒 / 北緯37.85472度 東経139.70722度 / 37.85472; 139.70722
飯豊山(いいでさん)は、飯豊山地[1]の標高2,105.1 mの山である。主峰は、通称飯豊本山とも呼ばれることもあるが、国土地理院地図における表示は飯豊山のみである。 磐梯朝日国立公園内に位置し、可憐に咲く高山植物が有名で、日本百名山や東北百名山、やまがた百名山のひとつに数えられている。飯豊連峰の最高峰は、標高2,128 mの大日岳である[2]。 飯豊山は、福島県と新潟県そして山形県三県の県境にあるが、南東麓の福島県側から山頂を経て御西岳に至る登山道付近のみが福島県喜多方市になっており、山頂付近は喜多方市である[3]。理由は、明治期の廃藩置県で飯豊山付近が新潟県に編入されたが、飯豊山神社は麓宮と奥宮で一宮であるとする福島県側の猛烈な反対運動により、参道にあたる登山道および山頂を再び福島県にすることで決着した結果である[3]。そのため、福島県の県境がいびつな形になっている[4]。 飯豊山の名の由来には諸説あり、確定していない。福島県会津地方では「いいとよさん」とも呼び、雪化粧した山容が飯を豊かに盛った様子に見えることから、この名がついたとされる[5]。陸奥国風土記逸文には飯豊山の名の由来について、以下の2つの伝承が記されている(飯豊青皇女の項目も参照のこと)。「この山は豊受比売神の神域であった。(履中天皇の皇女である)飯豊青皇女が物部氏を遣わして豊受比売神に御幣を奉納した。それでこの山を飯豊と呼ぶようになった」「垂仁天皇の時代に飢饉が発生し、多くの人々が死んだ。
概要
山名の由来