飯能駅
北口(2010年6月)
はんのう
Hannō
(ムーミンバレーパーク最寄駅)
◄SI25 元加治 (2.7 km) (0.8 km) 東飯能 SI27►
所在地埼玉県飯能市仲町11-21[1].mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度51分3.96秒 東経139度19分8.63秒 / 北緯35.8511000度 東経139.3190639度 / 35.8511000; 139.3190639 (飯能駅)
飯能駅(はんのうえき)は、埼玉県飯能市仲町にある、西武鉄道池袋線の駅である[1]。駅番号はSI26。
管区長配置駅であり、「飯能駅管区」として武蔵藤沢駅 - 高麗駅間の各駅を管理している[2]。 折り返し形のスイッチバック方式に線路が配置されていることや、かつて貨物の取り扱いが盛んであったことから広い構内となっている。セメント輸送が無くなり線路や設備はある程度整理され、駅西側には貨物の取り扱いをしていた頃に機関車などが使った機回し線が長らく残存していたが、撤去されて消防署の敷地の一部となっている。 北口側には西武飯能ステーションビルが建設され、西武プロパティーズが運営するショッピングモール「西武飯能ぺぺ」(飯能PePe)などがある[3]。以前は「飯能プリンスホテル」もあった[3]が、現在は「ホテル・ヘリテイジ飯能sta.」となっている。また、南口が追設され利便性が向上した。 駅の構造の関係から列車のかなりの本数が当駅折り返しであるが、当駅 - 吾野間も池袋線である。東京地下鉄(東京メトロ)有楽町線・副都心線からの直通運転は、最遠で当駅までとなる(土休日の「S-TRAIN」及び回送列車は除く)。 単式ホーム1面1線、島式ホーム2面3線に駅南側に側線3線を有する地上駅であり、橋上駅舎である。 南口側から1番ホーム・2番ホームの順に付番され、北口側が特急専用の5番ホームである。西武秩父方面の列車が主に入線する2・3番ホームは1本の線路の両側に位置しており、車両両側の扉を開けることで1・4番ホームに入線する池袋方面の列車と対面乗り換えができるように工夫されている。 駅東側の線路配線は池袋・西武秩父方面の列車が同時到着・発車ができるように改良された。 かつての貨物輸送に使用した側線や引き上げ線が駅南側や西側に残されているが、引き上げ線との境にあった「久下稲荷踏切」は撤去されている。 改札内コンコースの5番ホーム側には中間改札があり、ここで特急券の所持をチェックしている。5番ホーム入口の係員に特急券(のみ)を見せて通過(ホームに入場)する形式となっている。特急券チケットレスサービスSmoozの場合は係員に購入履歴画面を提示して通過する。中間改札手前にも特急券の券売機があり、コンコースでも特急券を購入することができる。 トイレは改札内コンコースにある。ユニバーサルデザインの一環として多機能トイレも併設されている。多機能トイレ内に非常用の係員呼び出しボタンは設置されていない。 有料座席指定列車「S-TRAIN」は、土曜・休日ダイヤのみ当駅に入線し、上下列車とも停車する。また、1往復分は当駅発着となる[7]。 西武鉄道 飯能駅 構内配線略図 ← ホーム路線方向行先備考 (出典:西武鉄道:駅構内図
概要
歴史
1915年(大正4年)4月15日 - 開業[1]。
1929年(昭和4年)9月10日 - 吾野までの開業により途中駅となる。
1988年(昭和63年)12月5日 - 池袋線飯能 - 吾野間を運行系統上分割。池袋方面および西武秩父方面の起・終点となる[4]。
1989年(平成元年)12月11日 - 橋上駅舎化により新たに南口を開設。同時に従来の駅出入口は北口と称することになる。
1992年(平成4年)
5月28日 - 南北自由通路使用開始。
10月23日 - 西武飯能ステーションビル開業[3][5]。
1998年(平成10年)3月 - 笠縫信号場(二代目) - 当駅間複線化、路線図上では池袋 - 飯能間複線化(但し、当駅構内に単線部分残存)。
2001年(平成13年) - 改札口の有人通路をオープンカウンター式に変更。
12月6日 - 当駅構内に残存していた単線部分350mを複線化、池袋 - 飯能間完全複線化。
2019年(平成31年)3月9日 - リニューアルが完了[6]。
駅構造
配線図
池袋方面
↓ 吾野方面
凡例
出典:[8]
2001年12月15日現在
のりば
1 - 4 池袋線
(一般種別)上り所沢・池袋・新木場・渋谷・横浜方面池袋方面は主に1・4番ホーム、西武秩父方面は主に2・3番ホーム
下り吾野・西武秩父方面
5 池袋線
(特急)上り所沢・池袋方面中間改札設置
下り西武秩父方面
2001年(平成13年)12月14日までは1 - 5番ホームの付番が逆(特急ホームが1番ホーム)だった。
2022年ダイヤ改正より副都心線直通は朝夕のみの設定である。
特急列車は、大半が5番ホーム発着となるが、2022年ダイヤ改正以降は西武秩父方面との接続を図る関係で、一部列車が4番ホームに到着し、折り返しは回送となる。
5番ホーム及び1番ホームに隣接する側線は、不定期で運転する武蔵丘車両検修場への入場・出場列車や回送列車にも用いられる。
改札口(2022年7月)
中間改札(2022年7月)
自動券売機(2022年7月)
1・2番ホーム(2022年7月)
3・4番ホーム(2022年7月)
5番ホーム(2022年7月)
機回し線跡の車止め(2010年10月)
駅ビル・構内店舗
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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