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やノートページでの議論にご協力ください。食玩CD(しょくがんシーディー)は、スナック菓子・チョコレート菓子等のパッケージの中に音楽CD(CD-ROM)を入れて販売している商品の形態である。 2000年に登場した[1]。2003年に江崎グリコから『タイムスリップグリコ 青春のメロディーチョコレート』が発売されブームの火付け役となり[1]、2005年までが最盛期だった。 同梱されるCDは通常、8センチCDである。これは、8cmCDの最大収録時間が約22分程度であることと、従来の12cmCDでは大きさ・製造コスト・陳列スペースに問題があることからくるものである。収録楽曲は表題曲が1曲だけ入っていることが主で、カップリング曲は入っていないことが多い。8センチCDの収録時間でも普通に入れることが出来るが、製菓メーカーが支払うJASRACが持つ著作権料、レコード会社が持つ原盤権料、音楽出版社が持つ出版権料における経費節約の都合上によるものだった。シリーズによっては、2曲目のトラックにタイアップしている作品の効果音も入れることがあった。 楽曲のラインナップも、1960年代から1980年代までの流行歌(歌謡曲・演歌・アニメソング・子供番組の童謡など)が主で、基本的にシングルレコードのジャケット写真を8センチCDサイズに縮小していた。 食玩CDブームが起こった2003年、1月?11月の8センチCDの生産枚数が日本レコード協会調べで1709万5000枚と前年同期の2倍以上を記録した[1]。 食玩CDに採用されたアーティストのベスト・アルバムの売上が伸びるという影響もあった。2003年、キャンディーズは前年の1.5倍、吉田拓郎は3倍、久保田早紀は4倍以上の売上を記録した[1]。 2004年10月25日発売[2]
解説
影響
食玩CDを発売した実績のあるメーカーと商品
北陸製菓
ReCD
「いとしのマックス(マックス・ア・ゴーゴー)」荒木一郎/クレイジーケンバンドwith荒木一郎
「GO!GO!レンタカー」田辺靖雄&中尾ミエ/ゴーグルエース
「ZenZenブルース」中山千夏/渚ようこ
「五ひきの仔ブタとチャールストン」森山加代子/Umekichi
「サン・トワ・マミー」越路吹雪/夜のストレンジャーズ
「本牧ブルース」ザ・ゴールデン・カップス/ザ・ヤング
「恋のバカンス」ザ・ピーナッツ/スーツケースローズ
「恋をしようよジェニー」ザ・カーナビーツ/ザ・キャプテンズ