食玩
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タカラトミーワールドタンクミュージアム」第三弾パンターG後期型 3色迷彩・SDカードとのサイズ比較の一例(2007年

食玩(しょくがん)は食品玩具の略。「おまけ」として玩具を添付した食品(もしくは飲料)の商品様態の総称である。業界用語では玩具菓子または玩菓とも言われる。玩具業界では「食玩」の語は「食べられる玩具」(玩具の形をした菓子。風船ガムもこれに分類される)という意味で使われていた経緯もあり「玩具菓子」の語が多く用いられる[1]

消費者のコレクション欲を喚起し大人買いを誘発するように作られている[2]

食玩購買層の高年齢化により、おまけとしてCDを添付した食玩CDDVDを添付した食玩DVDも登場した。
文化の中の食玩

ガレット・デ・ロワ - フェーヴ(陶器製の模型)を生地に入れておき、切り分けられたパイ、またはガレットにフェーヴが入っていた人は1年間幸せになれる、またはその日一日間、それを食べ合った人達の中で王様になれる(フランス・ブルターニュ地方)

ヨウルプーロ - 甘い米粥。皮を剥いたアーモンドを一粒だけ入れ、それを当てた人は来年幸せになれる。そのアーモンドは独身者には配偶者を、既婚の女には子供を授ける力を持っている(1800年代以降のクリスマス フィンランド)

ビュッシュ・ド・ノエル - 材料を掻き混ぜる際願い事をしながら硬貨や指輪を入れ、切り分けた時に自分のケーキにそれが入っていたら、その小物に合わせた願い事が叶う(クリスマス フランス)

スコーン - 複数のスコーンを作る際、生地の中に硬貨を含ませておき、硬貨の入ったスコーンを当てた人は幸せになれる(ハンガリー)

クラウディ - スープの中に指輪、コイン、おはじきが混ぜてあり、どれを掬うかで一年の運勢が分かる(ハロウィン ケルト地方)

ウェディングケーキ - ケーキの中に一粒だけあるインゲン豆に当たった人は幸せになれる(イギリス)、未婚女性が中から指輪を当てると結婚出来る(ブラジル)

からから煎餅 - 中に玩具が入った中空の三角形の煎餅(江戸時代 庄内・鶴岡地方)

辻占菓子 - 中に占紙が入った団子、餅、煎餅(江戸時代の正月 北陸・中越地方)

フォーチュン・クッキー - 運勢、格言が書かれた紙の入ったクッキー。辻占煎餅をクッキーに変えたもの(1915年 アメリカ・パナマ万国博覧会)

日本食玩史

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江戸時代 - 庶民の旅行が難しかった時代、富山の薬売りに代表される日本中を旅する薬売りは、顧客に各地の情報、名産品等を薬のおまけとして提供していた。特に江戸時代後期から明治時代にかけての売薬版画は有名。子供には紙風船などの玩具も提供していた。

1899年明治32年) - 村井兄弟商会のタバコタバコカード(トランプ花札、軍人の写真、西洋の女性画のカード)が付き始める。アメリカのタバコ販促を真似たもので、これが日本の商業食玩の実質的な始祖となる。子供がカード目当てにタバコを吸うことが問題視され、翌年、未成年者喫煙禁止法(現・二十歳未満ノ者ノ喫煙ノ禁止ニ関スル法律)が成立。

1923年大正12年) - 江崎グリコグリコにカードが付き始める。タバコカードを基にした販促手法で、本製品から近代商業食品玩具が始まる。1927年(昭和2年)にはメダルが付属し始める。

1952年(昭和27年) - カバヤ食品のカバヤキャラメルに点数カードが付き始める。点数カードを集めて応募すると小学生向け名作小説の単行本(カバヤ文庫)が貰えるというサービスで、1954年まで実施。

1964年(昭和39年)3月 - 明治製菓マーブルチョコレート鉄腕アトムのシールが付き始める。キャラクターをおまけにした初めての食玩で、これ以降TVキャラクターの食玩化が激化する[3]

1967年(昭和42年)2月 - 森永製菓チョコボールが発売される。ランダムに付属するマークを集めて応募すると「まんがのカンヅメ」なる景品が貰える。これまでの食玩は既存の菓子に販促として後からおまけを付けるという売り方であったが、本製品は初めからおまけを付属させる売り方をした初めての食玩である。

1971年(昭和46年)12月 - カルビー製菓(現・カルビー)仮面ライダースナックが発売される。仮面ライダーの特製名場面カードが付属する。子供達の間で大流行となり、おまけの特製名場面カード目当てに菓子を買いつつ菓子本体は捨てるという社会問題が発生した。

1973年(昭和48年) - カルビー製菓のプロ野球スナックが発売される。仮面ライダースナックの人気を追ったもので、プロ野球選手のカードが付属する。

1977年(昭和52年) - ロッテの「ビックリマン どっきりシール」が発売され「いたずらシール」が付属する。本製品自体は特に大きな人気も出ないまま終了するが、10回の改変を経て8年後に「ビックリマン 悪魔VS天使シール」が誕生する。

1978年(昭和53年)4月 - カバヤ食品ビッグワンガムが発売される。付属するプラキットがパッケージの大部分を占めガムは1枚だけと「ガムの方がおまけ」とも言われ、後の高級化した食玩の祖とも言える。ブラインド式ではなく、組み立て説明書に書かれた番号が見える小窓(穴)が開いていて、パッケージ裏面のカタログと併せて中身を判別できる。カバヤ食品の食玩はこの小窓が開いた形式が主流となる。

1980年代中期頃 - サンヨー食品のサッポロボーイおもしろカップが発売される。子供向けカップラーメンの容器の中にプラキットやアクセサリーが付属する。カップラーメン初の食玩。

1985年(昭和60年) - ロッテの「ビックリマン 悪魔VS天使シール」が発売され、オリジナルキャラクターのシールが付属する。ロッチに代表される類似商品の乱発、子供達の間でのシールの売買、公正取引委員会の介入など様々な問題を生んだ。また、今まで漫画やアニメをおまけの原作としてきた食玩が、逆に漫画やアニメの原作の立場になった初めての食玩でもある。本製品の成功を受けて駄洒落交じりのシールをおまけにした食玩が続々と誕生する。

1985年(昭和60年)2月2日 - 雪印食品(現・日本アクセス)の電撃戦隊チェンジマンソーセージが発売される。電撃戦隊チェンジマンの人形が付属する。本製品以降、スーパー戦隊シリーズをおまけにしたソーセージ、カレー、ふりかけが発売され続けていく。2001年の『百獣戦隊ガオレンジャー』迄同商品を発売し続けてきたが、2002年の雪印食品廃業に伴い『忍風戦隊ハリケンジャー』以降スーパー戦隊シリーズのソーセージの権利はプリマハムに移管される。


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