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ペンネーム飛鳥 高(あすか たかし)
誕生烏田 専右(からすだ せんすけ)
(2021-02-05) 2021年2月5日(99歳没)
日本・山口県
職業小説家、推理作家
言語日本語
国籍 日本
最終学歴東京帝国大学工学部卒業
活動期間1946年 - 1990年
ジャンル推理小説
代表作『細い赤い糸』(1961年)
主な受賞歴日本探偵作家クラブ賞(1962年)
デビュー作「犯罪の場」(1946年)
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飛鳥 高(あすか たかし、1921年2月12日 -2021年2月5日[1])は、日本の小説家、推理作家。 本名は烏田専右(からすだ せんすけ)。山口県出身。旧制山口高等学校、東京帝国大学工学部卒業。ポリテクニックコンサルタンツ社長、清水建設常務取締役などを歴任。コンクリート工学 工学博士(東京大学、1968年)[2]、一級建築士。 「」内が飛鳥高の作品
人物
資格等
経歴
1946年 「犯罪の場」が探偵小説雑誌『宝石』(岩谷書店
1957年 『背徳の街』(後に『疑惑の夜』と改題)が第3回江戸川乱歩賞の最終候補作となる。
1959年 『疑惑の夜』が、東映により監督:小林恒夫、主演:高倉健で映画化される(映画のタイトルは『疑惑の夜』)。
1961年 『死を運ぶトラック』が、東宝により監督:福田純、主演:佐藤允で映画化される(映画のタイトルは『情無用の罠』)。
1962年 『細い赤い糸』で第15回日本探偵作家クラブ賞を受賞。
著作
長編
『疑惑の夜』(1958年 講談社 / 2016年 論創社)
『死を運ぶトラック』(1959年 和同出版社 / 2016年 論創社)
『甦える疑惑』(1959年 大和出版)
改題『灰色の川』(1961年 雄山閣)
『死にぞこない』(1960年 光風社 / 1961年 東都書房)
『崖下の道』(1961年 東都書房)
『細い赤い糸』(1961年 光風社 / 1963年 光風社 / 1977年12月 講談社文庫 / 1995年5月 双葉文庫 / 2020年 論創社)
『虚ろな車』(1962年 東都書房)
『顔の中の落日』(1963年 東都書房)
『死刑台へどうぞ』(1963年 ポケット文春 / 2017年 論創社)
『ガラスの檻』(1964年4月 学研 / 2020年 論創社)
『青いリボンの誘惑』(1990年6月 新芸術社 / 2018年 創社)
短編集
『犯罪の場』(1959年 光書房)
『黒い眠り』(1960年 小説刊行社)
『飛鳥高名作選 犯罪の場―本格ミステリコレクション〈1〉』(2001年9月 河出文庫)
収録作品:逃げる者 / 二粒の真珠 / 犠牲者 / 金魚の裏切り / 犯罪の場 / 暗い坂 / 安らかな眠り / こわい眠り / 疲れた眠り / 満足せる社長 / 古傷 / 悪魔だけしか知らぬこと / みずうみ / 七十二時間前 / 加多英二の死 / ある墜落死 / 細すぎた脚 / 月を掴む手
『飛鳥高探偵小説選T』(2016年 論創社)長編『疑惑の夜』と短編8作
『飛鳥高探偵小説選U』(2016年 論創社)長編『死を運ぶトラック』と短編10作
『飛鳥高探偵小説選V』(2017年 論創社)長編『死刑台へどうぞ』と短編10作
『飛鳥高探偵小説選W』(2018年 論創社)長編『青いリボンの誘惑』と短編9作
『飛鳥高探偵小説選X』(2020年 論創社)長編『ガラスの檻』と短編15作
『飛鳥高探偵小説選Y』(2022年 論創社)未収録短編10作・エッセイ八篇ほか長女・吉本光歩の回想「父 飛鳥高」
アンソロジー
現代の推理小説〈第2巻〉本格派の系譜(1970年 立風書房)「金魚の裏切り」
現代推理小説大系〈8〉短編名作集(1973年 講談社)「犯罪の場」
宝石推理小説傑作選〈1〉(1974年 いんなあとりっぷ社)「犯罪の場」
13の密室―推理ベスト・コレクション(1975年 講談社 / 1979年10月 講談社文庫)「犯罪の場」