飛騨荘川の里(ひだしょうかわのさと)は、岐阜県高山市にある博物館(野外博物館)。 敷地内には、岐阜県重要文化財指定建造物1棟、高山市文化財4棟が移築保存されている。これらの旧所在地は旧・大野郡荘川村である。合掌造りの建物もある。世界遺産の白川郷、五箇山の合掌造りが切妻屋根が特徴であるが、旧・荘川村の合掌造りは寄棟式入母屋造が特徴である。敷地内には民俗資料館、野外ステージもある。野外ステージは毎年秋に開催される「ひだ荘川新そば祭り」と「ひだ荘川ふるさと祭り」の会場になる。 敷地は庄川沿いに位置する。 座標: 北緯36度2分8.5秒 東経136度57分8秒 / 北緯36.035694度 東経136.95222度 / 36.035694; 136.95222
目次
1 概要
2 主な建造物
3 所在地
4 営業時間・定休日・入場料
5 交通
6 脚注
7 外部リンク
概要
主な建造物
県重要文化財
旧三島家住宅
旧所在地は白川郷[1]一色村(現・高山市荘川町一色)。寄棟式入母屋合掌造り。建築当初は茅葺であったが、板葺、さらに瓦葺になっている。1763年(宝暦13年)建築。
高山市文化財
旧宝蔵寺庫裏
旧所在地は白川郷新渕村(現・高山市荘川町新渕)。宝蔵寺の庫裏として建てられた寄棟式入母屋合掌造り(茅葺)。1809年(文化6年)建築。
旧山下家住宅
旧所在地は白川郷新渕村(現・高山市荘川町新渕)。名主の家として建てられた切妻2階建て。1868年(明治元年)建築。
旧木下家住宅
旧所在地は白川郷町屋村(現・高山市荘川町町屋)。寄棟式入母屋合掌造り。江戸時代末期の建築と推定されている。
旧渡辺家住宅
旧所在地は白川郷野々俣村(現・高山市荘川町野々俣)。寄棟式入母屋合掌造り。江戸時代末期の建築と推定されている。
所在地
岐阜県高山市荘川町新渕
営業時間・定休日・入場料
営業時間
10:00?16:00 (4月?11月)
定休日
木曜日
12月?3月の毎日
入場料
大人 400円
小人 200円
交通
自動車
東海北陸自動車道 荘川ICより約2km。
公共交通機関
濃飛バス牧戸線「荘川の里」バス停下車。
岐阜バス荘川八幡線「荘川の里」バス停下車。
脚注^ ここでの白川郷は、現在の大野郡白川村のことではなく、江戸時代の白川郷(白川村と旧・荘川村を合わせた地域)を指す。
外部リンク
⇒荘川の里
更新日時:2018年12月1日(土)03:41
取得日時:2019/07/13 12:08