風間三姉妹
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スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇
ジャンル刑事ドラマ
学園ドラマ
原作和田慎二スケバン刑事
企画岡正
前田和也
脚本土屋斗紀雄
橋本以蔵
我妻正義
武上純希
神戸一彦
監督田中秀夫
大井利夫
坂本太郎
前嶋守男
出演者浅香唯
大西結花
中村由真
林美穂
萩原流行
長門裕之
ナレーター来宮良子
音楽新田一郎
エンディング福永恵規ハートのIgnition
浅香唯「STAR
浅香唯「瞳にSTORM
浅香唯「虹のDreamer
風間三姉妹「Remember
国・地域 日本
言語日本語
製作
プロデュース石原隆
中曽根千治
手塚治
編集只野信也
製作フジテレビ
東映

放送
放送チャンネルフジテレビ系
音声形式モノラル放送
シネテープ
放送国・地域 日本
放送期間1986年10月30日 - 1987年10月29日
放送時間木曜 19:30 - 20:00
放送枠フジテレビ木曜7時30分枠の連続ドラマ
放送分30分
回数42

番組年表
前作スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説
関連番組少女コマンドーIZUMI
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『スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇』(スケバンデカスリー しょうじょにんぽうちょうでんき)は、1986年10月30日から1987年10月29日まで毎週木曜日19:30 - 20:00に、フジテレビ系で放送された日本の学園ドラマ。主演は浅香唯大西結花中村由真

和田慎二漫画作品『スケバン刑事』を原作としたテレビドラマの第3作である。1988年には本作品をモチーフとしたファミリーコンピュータゲームソフトスケバン刑事III』も発売された。

ここではこのゲームソフトに加え、劇場版となる『スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲』についても、併せてここで扱う。
概要

『スケバン刑事』シリーズ第3作目にあたる本作品は、当初はシリーズ番外編の『スケバン忍法帖』として企画されたものである。本来の『スケバン刑事III』は、映画第1作オーディションの優勝者を主人公役に配して『スケバン忍法帖』の後に制作される予定だったが、諸事情で『スケバン忍法帖』が『スケバン刑事III』となった[1]

当時アメリカでヒットしていたショー・コスギのニンジャ映画を題材にした『スケバン忍法帖』[2]を土台として、コンセプトに『スター・ウォーズ』、それと原作者である和田自身の『忍者飛翔』をミックスした完全オリジナル作品となった。前作の三人組という体制をさらに発展させて、本作品の主人公を三姉妹とし、ホームドラマ要素も加わっている[3]。ナレーションは前作『II』より引き続き来宮良子が担当している。32話より「第二部 魔界血戦編」の副題がつく。

第9話にて1980年代のフジテレビのドラマ部門での視聴率では第8位となる21.3%を記録したものの、和田は「ただのスケバンが強い敵を倒すのが『スケバン刑事』の面白さだ。スーパーヒーローものがやりたければ他でやれ!」「自分のためだけに闘うヒロインがいるか? なぜ学生刑事が生まれてきたのかを理解していない!」と激怒し[4]、その後『スケバン刑事』の新作は、2006年の劇場版『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』(主演:松浦亜弥)まで制作されることはなかった。なお、後番組の『少女コマンドーIZUMI』も当初は『スケバン刑事IV』として企画されたが、同様の経緯から別企画への変更を余儀無くされている。「少女コマンドーIZUMI#概要」も参照

和田がスーパーヒーロー物と批判した通り、本作は学園ドラマというよりは特撮番組としてのテイストがより強い。忍者忍法)に密教を加えた独自の世界観を持ち、世界を闇に沈めようとする忍者集団とヒロイン達との闘いがメインになっている。

風間三姉妹として出演した浅香唯大西結花中村由真の3人は、同名義で本作品の主題歌をリリースした。
登場人物
風間三姉妹

本作品の主人公。180年に一度現れる陰星と共に現れた忍者集団「陰」と戦うことを宿命付けられた、風魔忍者の末裔。風魔一族鬼組の頭、風間小太郎の三人の娘である長女の結花、次女の由真、三女の唯。三姉妹の体には梵字が浮かび上がる。この三人の娘こそは、日本を根底から覆そうとする邪悪な陰を倒すことができるといわれている。本作品の放映中に公開された劇場版第1作『スケバン刑事』にも登場し、前作『II』のキャラクターとの共演も果たした。三姉妹の役名の下の名前は演じている役者本人の下の名前と同じである。三姉妹を演じた浅香、大西、中村の三人が歌う劇中主題歌を収録したシングル「Remember」は、「風間三姉妹」名義でリリースされている。

2004年に大西結花が『ロンロバ!全力投球!』に出演した際に「唯は考えずに走る。由真は考えながら走る。結花は考えてから走る」という性格設定があったことを明かした。2019年には、『ボクらの時代』に風間三姉妹を演じた3人が登場し、33年前のドラマを振り返った。

2015年7月19日と20日、2019年8月10日と11日に東京で『唯・結花・由真 三姉妹コンサート』を開催した。
風間唯(かざま ゆい)演 - 浅香唯風間三姉妹の末妹、宮崎では古手川高校大日村分校で「九州にこの人ありと言われた大スケバン」を名乗る。育ての親である帯庵和尚から東京行きを命じられ星流学園に転校、1年B組の生徒となり、結花と由真の二人の姉と暮らすこととなる。風魔鬼組忍者・般若から自分の宿命を知らされ、暗闇指令に会う。父を殺した敵の忍者集団"陰"と戦うためスケバン刑事となり、三代目麻宮サキを襲名する。「星流学園1年(2年)B組風間唯。またの名を“三代目スケバン刑事、麻宮サキ”」の名乗り口上の後、歴代の武器である重合金ヨーヨーに付けられた桜の代紋(旭日章)を敵に見せ付け、「許さんわい!」「許さんかいね!」などと九州弁で啖呵を切る[注釈 1]。初代・二代目と違い当初はヨーヨーの扱い方が未熟で、戦闘中に誤って由真に当てて負傷させてしまったこともあり、般若からヨーヨーの修行を命じられたこともあったが[ep 1]、数度の山ごもりや実戦経験を経て様々な大技を繰り出すようになっていく。先代と異なり当初から強い主人公ではなく修行や経験を積んで成長していくタイプであり、シリーズにおいては『技の一代目、力の二代目、努力の三代目』とされている[5][注釈 2]セーラー服の下には鎖帷子を着用しており、戦闘時には手甲と陣鉢を装着することが多い[6]。劇場版第1作『スケバン刑事』では前作『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』の主人公・二代目麻宮サキと共闘し、地獄城の兵士達と戦った[注釈 3]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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