風来のシレンのキャラクター一覧(ふうらいのシレンのキャラクターいちらん)では、チュンソフトから発売されている『風来のシレン』関連作品に登場する架空のキャラクターについて述べる。
括弧内は登場作品。声優は現在パチンコとサテラビュー版にのみ存在。
なお、作品名は以下の略称を用いる。
第1作 - 『不思議のダンジョン2 風来のシレン』
『2』 - 『不思議のダンジョン 風来のシレン2 鬼襲来!シレン城!』
『3』 - 『不思議のダンジョン 風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫』
『4』 - 『不思議のダンジョン 風来のシレン4 神の眼と悪魔のヘソ』
『5』 - 『不思議のダンジョン 風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス』
『6』 - 『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』
『GB』 - 『不思議のダンジョン 風来のシレンGB 月影村の怪物』
『GB2』 - 『不思議のダンジョン 風来のシレンGB2 砂漠の魔城』
『DS』 - 『不思議のダンジョン 風来のシレンDS』
『DS2』 - 『不思議のダンジョン 風来のシレンDS2 砂漠の魔城』
『外伝』 - 『不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!』
『CR』 - 『不思議のダンジョン CR風来のシレン?すずね姫とまどろみの塔?』
『BS』 - 『BS風来のシレン スララを救え!』
『ネットサル』 - 『シレン・モンスターズ ネットサル』
メインキャラクター
シレン(『外伝』、『ネットサル』以外の全作品)
声 - 太田真一郎(BS)、なし(パチンコ)シリーズの主人公。男性。特殊な場合を除けば、喋ることはない。亡き友の形見である三度笠と縞合羽を身に纏い[1]、語りイタチのコッパとともに冒険をしている風来人。幼少期にはナタネ村で城を築き(『2』)、亡き友との約束を果たすためにこばみ谷のテーブルマウンテンの頂上にあるという「太陽の大地」を目指し(第1作、『DS』)、太陽の大地への到達後は月影村にて怪物オロチを倒し(『GB』)、その後迷い込んだ砂漠の中にあった魔城に挑む(『GB2』)など、数々の冒険を乗り越える。『3』の過去世界によると、先祖は豪族であるかぐやの父に仕える武士だった。かぐやの悲劇のあとは暇乞いし、風来人になる。以後、先祖代々風来人をしている。
コッパ(『ネットサル』以外の全作品)
声 - 松井摩味(BS)、渡辺久美子(パチンコ)今ではその姿もほとんど見られなくなったという、人語を解する語りイタチ。シレン(『外伝』ではアスカ)とともに旅をする。一人称は「オイラ」。性別はオス[2]。作品や公式イラストによっては足の色が変更されており、「白い・茶色い」のニ種類が確認されている[3]。口が達者な毒舌家で、つねに騒々しい。おもに動物の言葉を訳したり、シレン(アスカ)の代わりに人と会話したりする。シレンが喋る機会が少ないのは、シレンが喋る前にコッパがほとんど話してしまうためである[4]。第1作および『DS』ではゲーム開始時の半年前にシレンと出会ったとされていたが、『2』以降はシレンの幼少期からの相棒とされている。ただしこれは矛盾ではなく、この点の辻褄が合う裏設定が存在すると開発スタッフに言及されている[5]。『6』では、再会を喜ぶアスカに対して初対面であると主張し、それを聞いたアスカも何らかの事情を知っている素振りを見せる。れっきとしたイタチなのだが、作中ネズミやスカンクといった、さまざまな動物と間違えられる。『3』の過去世界によると先祖はタヌキだったらしい。
アスカ(『2』、『外伝』、『3』、『CR』、『6』)※主人公として『外伝』にも登場
声 - 日笠陽子(パチンコ)シレンと同じ風来人である旅の女剣士。かつてナタネ村の騒動のとき(『2』)に、シレンとともに旅をしたことがある風来人。女性。修行の旅の途中で天輪国に訪れた際、シレンの相棒コッパと再会する。『2』ではシュテン山中腹でモンスターに追い詰められていたところをシレンに助けられ、以後協力していくことになる。『2』では飛んできた武器・盾・腕輪を受け止めて装備することができる。単純に戦力強化しやすいだけでなく、ケンゴウ種の弾き飛ばし対策としても活躍する。『3』ではストーリーの主要キャラクターとして再登場。プレイヤーキャラクターとしても操作可能となっている。『2』の時点では13歳で、語尾に「ござる」とつけるなど古めかしい口調だが、『3』では24歳になり、年齢相応の話し方にしようと決めたらしく、普通の女性口調になっている。一般男性に引けを取らないほどの気丈さを持つが、『外伝』では人間の幽霊が苦手な様子も見せる。
センセー (『3』、『CR』)
声 - 小山力也(パチンコ)シレンの叔父(シレンの母の弟)であり、剣術の師匠。自由奔放かついい加減だが、いざというときはやる性格で洞察力なども高い。キャラクターデザインを務めた長谷川薫は、モデルはクリント・イーストウッドであると述べている[6]。