風夏
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風夏


ジャンル恋愛学園青春ヒューマン音楽
漫画
作者瀬尾公治
出版社講談社
掲載誌週刊少年マガジン
レーベル講談社コミックス
発表号2014年11号 - 2018年18号
発表期間2014年2月12日 - 2018年4月4日
巻数全20巻+公式ファンブック1巻
話数全195話
アニメ
原作瀬尾公治
監督草川啓造
シリーズ構成朱白あおい
脚本朱白あおい、待田堂子
キャラクターデザイン本多美乃
音楽伊賀拓郎、WEST GROUND
アニメーション制作diomedea
製作「風夏」製作委員会
放送局MBSTOKYO MXほか
放送期間2017年1月 - 3月
話数全12話
その他TV版はPG12指定
BD版はR15+指定
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『風夏』(ふうか)は、瀬尾公治による日本漫画。『週刊少年マガジン』(講談社)にて2014年11号から2018年18号まで連載された。
概要

瀬尾公治にとって4作目の『週刊少年マガジン』連載作品。

モデルの舞台は前作・前々作と同じく、東京都板橋区成増周辺[1]。その他、『涼風』を彷彿させるシーンが随所に織り込まされており[注 1]、前作同様過去作品のキャラクターが何らかの形で登場し、184話では『君のいる町』のキャラクターが主体となる「君のいるフェス」が掲載された。

前作『君のいる町』の最終回が掲載された2014年11号にて、連載を開始する。「前作の最終回と次作の第1話を同じ号に掲載する」という極めて異例の措置を取っている[2]。『マガジンSPECIAL』の2014年No.5には番外編も掲載された(単行本第1巻に収録)。

設定協力としてミュージシャンの杉本善徳が関わっており、瀬尾によると「主に登場人物の使用機材」について相談しているという[3]

本作の特筆すべき点として「ヒロイン(秋月風夏)の死」が挙げられる[2]。それに伴い従来のラブコメ路線だった作風も大きく変わり、中盤以降「人の死」を中心としたヒューマン漫画になっている。

週刊少年マガジン編集部の藤井誠によると、風夏は当初は何らかの形で記憶喪失になってしまう設定で話が進んでいたが、打ち合わせを進めて行くうちに交通事故で死亡する展開に決定したという[4]。一方、作者の瀬尾は連載前の段階で風夏を殺す予定は全くなく、ライブ中に照明が落ちて頭に当たり記憶喪失になり優の歌で記憶が蘇る展開を考えていたが打ち合わせを進めていくうちに「先の展開が読めてしまう」と判断されたことから苦渋の決断として風夏を死亡という形で退場させざるを得なかったと語っており[3]、優が風夏の死を乗り越えていく過程[注 2]を描いていた時期が一番精神的にキツく怖かったと語っている[5]

2017年9月13日に発売された週刊少年マガジン41号では「Hな袋とじ番外編」とした袋とじが収録。これは同年発売の週刊少年マガジン31号で実施された「風夏 袋とじ総選挙」で募集した投票結果で1位になった女性キャラクターが主人公と性行為をするという内容になっている[6]。瀬尾によると当初はコミックスに収録する予定は無いとTwitter上で呟いていたが[7]、最終巻(20巻)と同時発売予定のテレビアニメ版BD&DVD特典「妄想初体験」を纏めたコミックス『『風夏』? ヤっちゃう!?ヒロインとの妄想初体験 special edition?』にも袋とじの内容と同時に新たに描き下ろしが収録される事が発表された[8]

週刊少年マガジン2018年第11号にて最終話まで残り7話である事が発表され[9]、最終2話で2週連続「Hな袋とじ」が掲載される事[10]や、完結記念として劇中に登場するBlue Wellsの楽曲「Wings of light」の無料配信をマガメガ公式内で行う事を発表、作詞は原作者の瀬尾、作曲・編曲にテレビアニメ版音楽プロデューサーのWEST GROUND、歌はテレビアニメ版で秋月風夏役を演じたLynnが担当する事も発表された[11]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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