風のハルカ
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風のハルカ
タイトルバックの由布岳(2005年10月撮影)
ジャンルテレビドラマ
脚本大森美香
出演者村川絵梨
渡辺いっけい
真矢みき
黒川芽以
松岡充
升毅
宮崎美子
MEGUMI
三浦理恵子
水川あさみ
黄川田将也
中村友也
別所哲也
桂文珍
朝丘雪路
木村佳乃
藤竜也
ナレーター中村メイコ
オープニング森山直太朗風花
時代設定1988年4月 - 2005年[1]
製作
制作NHK大阪

放送
放送国・地域 日本
放送期間2005年10月3日 ? 2006年4月1日
放送時間月曜日 - 土曜日8:15 - 8:30
放送枠連続テレビ小説
放送分15分
回数151
[[2] ]

番組年表
前作ファイト
次作純情きらり
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『風のハルカ』(かぜのハルカ)は、2005年10月3日から2006年4月1日まで放送された、連続テレビ小説73作目である[3]NHK大阪放送局制作。
企画・制作

地元の環境資産を有効に活用したユニークな地域づくりで高い評価を受けた由布院温泉の成功と、逆にその成功ゆえに、今までの成功の資産を次世代に向けてどう継承し、発展するかが切実な課題となっている現状を物語の伏線とし、そこに崩壊した家族を再生するための家族ひとりひとりの試行錯誤の物語を重ねている。

舞台は、大分県由布市湯布院町大阪府大阪市で、大分県が主な舞台になるのは、第51作『ぴあの』以来11年ぶりで、21世紀初となった[4]。脚本は、大森美香がこのドラマのために書き下ろした。脚本の大森以外にも制作統括は片岡敬司、音楽は本多俊之と、人気を博したNHK夜ドラ『ニコニコ日記』のスタッフが結集。ドラマ内で主人公たちの子供時代に放映されていたことになっている特撮ヒーロー「ガイセイバーZ」は、『ニコニコ日記』の中では木村佳乃演じる主人公が脚本を担当していた。

ヒロインの村川絵梨は、オーディションで2005人の応募者から決定した[5]

平均視聴率17.5%、最高視聴率21.3%となった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)[6]

NHKでは、通常では最終回後約1か月で行われる公式ホームページ閉鎖を、2006年7月31日まで延期するなどの配慮が見られた。2007年9月より2回に分けて完全版DVDが発売された。
ロケ地・スタジオセット

タイトルバックの金鱗湖(2005年10月撮影)

風のハルカのスタジオで使われる木材のエイジング効果の説明パネル(2005年11月、NHK大阪施設見学会で撮影)

風のハルカのスタジオ・木綿子のマンションの入り口(2005年11月、NHK大阪施設見学会で撮影)

風のハルカのスタジオ・木綿子のマンションの内部(2005年11月、NHK大阪施設見学会で撮影)

風のハルカのスタジオ・水野家の母屋(2005年11月、NHK大阪施設見学会で撮影)

物語

湯布院の父子家庭の下で貧しい生活を送ったハルカが、大阪の別れた母の元へ行き、やがて幸福の本当の意味を知って、家族の再生を目指す。
キャスト
水野・神崎家
水野 ハルカ → 猿丸 ハルカ
演 -
村川絵梨[7](幼少時:村崎真彩)本作の主人公。短大卒業後銀行への就職が決まり、そのお金で妹を都内の大学に通わせようとしていたが、突然倒産してしまった。 妹を大学に通わせるため湯布院から大阪の別れた母のもとに出て、旅行会社「そよかぜツーリスト」の大阪東支店に勤めることになった。なかなか母と和解できなかったが、ここで本当の幸福の意味に気づく。後に東京への転勤の辞令を断り、旅行会社を退社。湯布院に帰り、短大時代にアルバイトをしていた湯布院観光組合事務所にスタッフとして再就職。最終回で猿丸と結婚する。
水野陽介
演 - 渡辺いっけい[8]ハルカ・アスカの父。元は敏腕商社マンだがスーツ着用以外では口下手になってしまう。脱サラして大阪から湯布院に娘たちとともに移り住み、レストランを開店するが、数年であえなく閉店。レストラン再開を目指して奮闘し、後に地元産の野菜を黒焦げにした料理(?)が名物の「風のレストラン」を開店する。なぜか、幸せ回路大発動で、この、「風のレストラン」は大繁盛。特技はトランペット
水野木綿子 → 神崎木綿子
演 - 真矢みき[9]陽介の元妻。ハルカ・アスカの母。上昇志向が強いためか、あるいは大学卒業後の夢が水野陽介とのできちゃった結婚で挫折したためか、(ストーリー中大半の部分で)故郷の湯布院を憎む。湯布院移住の際に陽介と離婚して大阪に残り、公認会計士の資格を取って会計事務所に勤める。青木健二とは同棲する仲で、後に健二を追いかけてロンドンに行く。
水野 アスカ → 浜口 アスカ
演 - 黒川芽以(幼少時:枡岡明)ハルカの妹。高校3年の時、家族崩壊をテーマに執筆した小説が間文学賞に入賞し、東京で大学生と小説家の二足の草鞋を履く。後にハルカの小学校時代の担任の浜口佑介とできちゃった結婚をする。祐介との交際は自身が小説家としての大成を果たすまで周囲には内緒にしており、交際と妊娠と結婚の三つを同時に報告する結果となった。
神崎ちい
演 - 朝丘雪路(少女時代:尾高杏奈)ハルカ・アスカの母方の祖母で・由起夫の父方の祖母。木綿子と一二三の実母。陽介と光代の義母。長男である一二三一家と同居している。
神崎一二三
演 - 升毅ハルカ・アスカの母方の伯父で、木綿子の実兄。ちいの息子。光代の夫。由起夫の父。花農園経営。妻の光代の尻に敷かれる恐妻家。宴会が好きで口癖は「よだきぃよだきぃ」。
神崎光代
演 - 宮崎美子ハルカ・アスカの母方の伯母。一二三の妻。木綿子の義姉。由起夫の母。楽天家な夫と息子に代わって家を束ねるしっかり者。郷土料理とゼリーが得意で、後に陽介の風のレストランを手伝うことになる。
神崎由紀夫
演 - 中村友也(幼少時:鈴木宗太郎)ハルカ・アスカの母方の従弟で、一二三と光代の息子。家業の農業を手伝う。おっとりした風貌と話し方だが、芯はしっかりしており、家業を継ぐことに誇りを持っている。農村として地に足が着いた基盤を持ち、それを未来につないでいこうとする湯布院の地域づくりの根っこを象徴する人物。後に亜矢と恋仲になる。
倉田家
倉田宗吉
演 -
藤竜也のどかな農村だった湯布院を名だたる温泉郷に育て上げた名物男で、その活躍ぶりはすでに伝説的存在となっている。正巳の父。「倉田旅館」の主人。現実の世界で湯布院温泉を現在の姿に育て上げた中谷健太郎(物理学者中谷宇吉郎の甥)ら何人かの著名な地元の牽引役らを投影した登場人物であり、この一群のモデルの人々と演じた藤竜也も、以前から親交がある。
倉田百江
演 - 木村佳乃宗吉の29歳年下の後妻。正巳の義母。「倉田旅館」の女将。
倉田正巳
演 - 黄川田将也(幼少時:笘篠和馬)ハルカの幼なじみで、老舗温泉旅館「倉田旅館」の跡取り息子。生まれてすぐに実母を亡くす。顔の良さと優しい性格で非常に女性にもてるが、甘やかされて育ったため苦しいことにはすぐ音をあげる性格に育ってしまった。湯布院を現在の姿に育て上げた偉大な父を超えられない重圧に常に押しつぶされそうになっている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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