額
額(ひたい)
一般には、ヒトの顔の一部。顔のうち、眉と耳を結ぶ線より上にあり、髪の生え際より下にある面。おでこ。 ⇒ 額
ヒトの額におおよそで相当する動物などの前額。用例として、「猫の額」、「― に一本角をもつユニコーン」。
日本語古語で、額髪(ひたいがみ、ぬかがみ。意:額にかかる髪。額から左右に分けて頬や肩まで垂らした髪)の略語。
平安時代の日本の女官が礼装のとき前髪に付ける飾り、本来「蔽髪」と書く「平額(ひらびたい)」のこと。 ⇒ 十二単
東洋の冠や日本の烏帽子などの、前額に当たる部分。
物の突き出ている部分。用例として、日本語古語「岸の額(意:岸の突き出た所)」。
額(がく)
解剖学から理美容までを含む専門分野では、前額(ぜんがく)、前額部といい、眉と耳を結ぶ線より上にある「頭部」の一部。 ⇒ 頭、額
額縁(枠としての額を含む)のこと。
壁などに掲げる書き物。用例として、額縁(枠内に物が嵌め込まれている状態の額縁)、篆額(石碑などの上部に篆書で刻まれた題字)、扁額(門戸や室内などに掲げる横に長い額)。
金銭上の数値。用例として、額面、価額、金額、同額・差額、定額、巨額・多額・少額、小額、高額・低額、総額・全額・半額、増額・減額、月額、税額、支給額、等々。
物の量。用例として、産額(生産・産出される物資の数量または金額)。
額(ぬか)
日本語古語で、「(人の顔にある)額(ひたい)」の意。 ⇒ 額
日本語古語で、「ぬかずくこと」「礼拝」の意。 ⇒ 礼拝
日本語地名構成要素のひとつ。用例として「額村」とその関連地名群。
日本語姓のひとつ。
.mw-parser-output .dmbox{display:flex;align-items:center;clear:both;margin:0.9em 1em;border-top:1px solid #ccc;border-bottom:1px solid #ccc;padding:0.25em 0.35em;font-size:95%}.mw-parser-output .dmbox>*{flex-shrink:0;margin:0 0.25em;display:inline}.mw-parser-output .dmbox-body{flex-grow:1;flex-shrink:1;padding:0.1em 0}このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの語句が複数の意味・職能を有する場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。