ずし よしたか
頭師 佳孝
生年月日 (1955-03-19) 1955年3月19日(69歳)
出生地 日本・大阪府門真市
職業俳優、元子役
ジャンル映画・テレビドラマ
著名な家族頭師孝雄(兄)
主な作品
映画
『母』
『赤ひげ』
『どですかでん』
『夢』テレビドラマ
『飛び出せ!青春』
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頭師 佳孝(ずし よしたか、1955年3月19日 - )は、大阪府門真市出身の俳優。俳優の頭師孝雄は兄[1]。趣味はそろばん。特技は乗馬、モダンバレエ。 頭師正明を筆頭とする子役4人兄弟(兄弟は5人)の末弟として幼少時から宝塚映画などに出演[1]。 1963年、新藤兼人の『母』に出演[1]。不治の病に冒された子どもの気だるさと不気味さを漂わせた雰囲気が評判となる。 『母』の試写を『赤ひげ』の子役選びに難渋していたスタッフが偶然見ており、黒澤明に推薦し、面接した黒澤もいたく気に入り、生活力旺盛な子どもの長次役として出演。その神童ぶりは三船敏郎をして「こりゃシャンシャンシャンだ」と言わしめたほど。 1970年には『どですかでん』で主役に抜擢(ばってき)。大きな重圧と戦いながらも、社会の底辺に生きる小市民の悲哀を哀愁たっぷりに演じたことで知られる(このほか、黒澤映画には『夢』などに出演している)。 1972年には『飛び出せ!青春』に太陽学園高校サッカー部の柴田良吉役としてレギュラー出演し、同じく子役出身である保積ぺぺ演じる山本大作との悪戯好きの軽妙洒脱なコンビぶりでお茶の間の人気を得た。 好物はナスの炒め物。
来歴・人物
出演
映画
サザエさんとエプロンおばさん(1960年12月25日、宝塚映画)- エプロンおばさんの孫
当りや大将(1962年8月26日、日活) - チビ勝
母(1963年11月8日、近代映画協会)
赤ひげ(1965年4月3日、東宝=黒澤プロ) - 長次
明日は咲こう花咲こう(1965年8月14日、日活) - 卓美
大工太平記(1965年10月9日、東京映画)
喜劇 駅前漫画(1966年4月28日、東京映画)
銀の長靴(1967年3月25日、松竹)
喜劇 駅前開運(1968年2月14日、東京映画)
飛び出せ!青春(1973年3月17日、テアトルプロ)
日本のいちばん長い日(1967年、東宝)
肉弾(1968年10月22日、ATG)
どですかでん(1970年10月31日、東宝=四騎の会) - 主演・六ちゃん
続・人間革命(1976年6月19日、東宝映像=シナノ企画)
巨人軍物語 進め!!栄光へ(1977年3月19日、日本映画新社)
乱(1985年6月1日、ヘラルド・エース)
夢(1990年5月25日、黒澤プロ)
ふたり(1991年5月11日、NHKエンタープライズ)
まあだだよ(1993年4月17日、大映=電通=黒澤プロ)
害虫(2002年3月16日、日活)
水の女(2002年11月9日、日活)
難波金融伝ミナミの帝王29 闇の代理人(2005年1月18日) ※オリジナルビデオ
博士の愛した数式(2006年1月21日、アスミック・エース)
筆子・その愛 -天使のピアノ-(2007年、現代ぷろだくしょん)
神童(2007年)
明日への遺言(2008年)
プライド(2008年)
テレビドラマ
水のように(1965年10月‐12月、KTV・宝塚映画)
いとはんと丁稚どん(1965年11月‐1967年6月、ABC)
遊撃戦 第4話(1966年11月2日、NTV・東宝・宝塚映画)
とってもシアワセ(1966年-1967年、TBS) ※実兄・頭師孝雄と兄弟役で共演