預言者_(映画)
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預言者
Un prophete
左からアレストリュプオーディアールラヒム第62回カンヌ国際映画祭にて)
監督ジャック・オーディアール
脚本アブデル・ラウフ・ダブリ(フランス語版)
ニコラ・プフェーイ(フランス語版)
ジャック・オーディアール
トーマス・ビデガン(フランス語版)
製作ローランヌ・ブーラショ
マルティーヌ・カシネッリ
パスカル・コーシュトゥー(フランス語版)
マルコ・チェルキ
出演者タハール・ラヒム
ニエル・アレストリュプ
音楽アレクサンドル・デスプラ
撮影ステファーヌ・フォンテーヌ(フランス語版)
編集ジュリエット・ウェルフラン(フランス語版)
製作会社ホワイ・ノット・プロダクションズ(フランス語版)
Chic Films
Page 114
フランス2シネマ
UGC(フランス語版)
BIM Distribuzione
Celluloid Dreams 他
配給 UGCディストリビュション(フランス語版)
BIM Distribuzione
スプリングハズカム
公開 2009年8月26日
2010年3月19日
2012年1月21日
上映時間150分
製作国 フランス
イタリア
言語フランス語
アラビア語
コルシカ語
製作費?12,480,000[1]
興行収入 $17,874,044[2]
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『預言者』(よげんしゃ、原題: Un prophete, 英題: A Prophet)は2009年フランス犯罪映画。監督はジャック・オーディアール、出演はタハール・ラヒムニエル・アレストリュプなど。
概要

人種間対立の激しい刑務所に放り込まれた無学で孤独なアラブ系フランス人青年が過酷な世界で生き延びていく中でのし上がって行く姿を描いたサスペンス映画である[3]

2009年5月16日に第62回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で初上映[4]され、審査員特別グランプリを受賞した。また、第35回セザール賞では、13のノミネートを受け、そのうち作品賞をはじめとする9つの受賞を果たしている(詳細は後述)。

日本ではフランス映画祭2010で『アンプロフェット』として上映された[5]後、2012年1月21日に一般公開された。
ストーリー

19歳のアラブ系青年マリク(タハール・ラヒム)は6年の刑を宣告され、中央刑務所に送られて来る。そこは人種間の対立が激しく、互いに牽制し合いながらも、最大勢力であるコルシカ・マフィアのグループが実質的に支配している世界だった。身寄りのないマリクはコルシカ系グループを仕切るセザール(ニエル・アレストリュプ)に目を付けられ、彼らのグループの人間を売ったアラブ系の男レイェブ(ヒシャーム・ヤクビ(英語版))を殺すように脅迫される。逡巡しながらもマリクは刑務所内で生き延びるために初めての殺人を犯す。これをきっかけにセザールの子分となり、読み書きとともに生き残るための術を学んで行く。そして、マリクはレイェブの幻と暮らすようになり、レイェブが語る予言めいた言葉を聞くことになる。

しばらくして、コルシカ系の囚人の多くがコルシカ島に送られることになり、残されたコルシカ系はセザールを含め、ごくわずかとなる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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