音楽と人
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音楽と人
愛称・略称音人
ジャンル
音楽雑誌
刊行頻度月刊
発売国 日本
言語日本語
定価930円
出版社株式会社 音楽と人
発行人金光裕史
編集長金光裕史
刊行期間1993年12月号 -
ウェブサイト ⇒http://ongakutohito.jp/ongakutohito/
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『音楽と人』(おんがくとひと)は、株式会社 音楽と人から発刊されている日本の月刊音楽雑誌。1993年創刊(当時の発行元はシンコーミュージック・エンタテイメント)で多様なジャンルの邦楽アーティストへのロング・インタビューを中心に掲載されている。略称は音人。毎月5日発売。
概要

ロッキング・オン編集者であった市川哲史が独立した後、1993年10月に創刊した[1]。誌名は「雑誌から音楽が聴こえないのであれば、その人を語る事によって音楽の外郭を明らかにしたい」という想いを表わしたものであり、更に飛躍すれば、「人ほど面白いものはない」「ならば人を読もう」という想いである[2]。創刊号は松任谷由実が表紙を飾った。

雑誌の特色としてはロックポップス系のアーティストを中心に、歌謡曲系のアーティストも同時に取り上げるバラエティー豊かな紙面作りをしていた。また表紙には巻頭特集を煽るインパクトのあるコピーが毎回書かれており、それも多くの読者を引きつける要素の一つであった。

市川編集長時代において、市川のプッシュするアーティストはリリース時期やセールスとは関係なく特集が組まれ、特にBUCK-TICKBLANKEY JET CITYが偏愛されていた。また、対談企画も多く行っており、大槻ケンヂ×小沢健二のダブルけんじ対談、hide×小山田圭吾の美学系vs渋谷系対談、SOFT BALLET解散後に行われた森岡賢×藤井麻輝。近年では、清春×ken甲本ヒロト×峯田和伸浅井健一×チバユウスケyukihiro×藤井麻輝×今井寿など、他誌ではやらないような異色対談を実現させた。

1997年11月号(表紙:THE YELLOW MONKEY)から誌面をサイズ変更して少し大きくし、カラーページ倍増となる[2]

1998年、諸事情により市川が編集長を辞任、結城雅美を挟んで、同年から金光裕史が編集長を務めている。

1998年10月号と11月号をリニューアルのため休刊。

2001年12月号から2002年3月号まで休刊。

2002年3月ケイツーコーポレーションの復刊事業計画により、編集は有線ブロードネットワークス(現USEN)、発行はシンコーミュージックという体制で復刊。2007年3月からは発行もUSENとなる。

2010年7月にはUSENから離れ、株式会社 音楽と人を設立し現在に至る。

2019年5月号(表紙:THE YELLOW MONKEY)で創刊300号を迎えた。
編集長

金光裕史(1998年 - )三代目編集長

過去の編集長


市川哲史(1993年 - 1998年)初代編集長

結城雅美(1998年)二代目編集長

来歴

※個人名・バンド名は当時の表記
※表紙(=特集)および表紙コピー
1993年

12月号(創刊号)
松任谷由実 「荒井由実」の逆襲か

1994年

1月号 
奥居香プリンセス・プリンセス) 「奥居香」と「プリプリ」の仲

2月号 hideX JAPAN) hideの「なんじゃこりゃあ」人生

3月号 YOSHIKI(X JAPAN) 何想う、YOSHIKI?

4月号 大槻ケンヂ×小沢健二 大槻と小沢、「Wけんじ」カルト頂上対決!

5月号 浅井健一BLANKEY JET CITY) 本誌はブランキー・ジェット・シティと心中します。

6月号 工藤静香 「工藤静香」を読む。

7月号 橘いずみ その名は「橘いずみ」だ!

8月号 YUKIJUDY AND MARY) 「せつなさ爆弾」JUDY AND MARYっ

9月号 SCHAFT 誰か止めろよ、今井寿と藤井麻輝を!

10月号 SUGIZO&JLUNA SEA) なるほどザLUNA SEA SUGIZOとJは「水と油」だった!?

11月号 hide×小山田圭吾 hideと小山田……

12月号 CHARA×YUKI×濱田マリ Chara マリ YUKIのかしましさ

1995年

1月号 
櫻井敦司(BUCK-TICK) 櫻井敦司 a-GO GOっ

2月号 THE YELLOW MONKEY 歌謡ロックは日本の誇り 95年こそTHE YELLOW MONKEYでござーる。

3月号 橘いずみ 橘いずみがスカートをはいた「理由」

4月号 大槻ケンヂ 神経症自慢するんじゃない、大槻!

5月号 L⇔R L⇔Rとは何か、読めばわかります。

6月号 櫻井敦司&今井寿(BUCK-TICK)櫻井と今井の『Six/Nine』

7月号 SPIRAL LIFE 愛とゴーマン輝くSPIRAL LIFE

8月号 To Be Continued To Be Continuedを弁護したーい!

9月号 電気グルーヴ 「電グル」三者三様ぉぉぉぅ!!

10月号 シャ乱Q しゃ、シャ乱Qが表紙ぃぃ!?

11月号(2周年記念号)THE YELLOW MONKEY & JUDY AND MARY & BLANKEY JET CITY ありがとう2周年巻頭三段攻撃!THE YELLOW MONKEY!!JUDY AND MARY!!BLANKEY JET CITY!!

12月号 貴水博之 「天然戦士」貴水博之の謎

1996年

1月号 
藤井フミヤ 藤井フミヤは立派な「ほどほど」男である!

2月号 吉井和哉(THE YELLOW MONKEY) イエモンの新曲は何故、発売未定なのか?

3月号 電気グルーヴ おセンチだ…電器グルーヴよ、どこへ行く?

4月号 筋肉少女帯 KING-SHOWは解散していなかった!!

5月号 スピッツ スピッツの「僕たちはやっぱり変なんです」再確認宣言!!

6月号 カヒミ・カリィ 「渋プリ」カヒミカリィ、ちびまる子ちゃんを唄う!!

7月号 櫻井敦司&今井寿(BUCK-TICK) B-Tの新作を「笑える」奴は、正しい!

8月号 LUNA SEA 今だからこそ改めて─LUNA SEA「五者五様」の正義!!

9月号 ウルフルズ ウルフルズ、日本一の「脱力」道を説ぉーく!!

10月号 hide 「やりすぎ」こそロックの鑑なり

11月号 AIR AIRとは「車谷浩司×2」である

12月号 YOSHIKI(X JAPAN)本当に出た「5年半振りの新作」 YOSHIKIははたして蘇ったのか?

1997年

1月号 
↑THE HIGH-LOWS↓ 最強の「極楽とんぼ」部隊、ザ・ハイロウズ再出撃!!

2月号 GLAY これが「GLAY」の生きる道

3月号 THE YELLOW MONKEY なぜイエモンは「一枚岩」なのか、を考えた

4月号 ウルフルズ 「ウルフルズ」はころばない!!

5月号 Thee michelle gun elephant これが「ミッシェル・ガン・エレファント」だ!!

6月号 カジヒデキ マイ・ブーム・イズ「加地秀基」

7月号 河村隆一 「河村隆一」を読む─ソロ+藤井麻輝対談の二部構成で

8月号 コーネリアス CORNELIUS、摩天楼に新作アターック!!

9月号 ホフディラン 「多摩川のレコード」から、「ワシントンのCD」へ(笑)はばたくホフディラン!!

10月号 サニーデイ・サービス 「愛と魂のオナニーショー(笑)」サニーデイ・サービス!!

11月号 THE YELLOW MONKEY よくわかるTHE YELLOW MONKEY

12月号 スピッツ スピッツが「変革」する

1998年

1月号 
B'z 「B'z」という巨大ロック体を読む!

2月号 T.M.Revolution 愛と試練のT.M.Revolution

3月号 L'Arc?en?Ciel 98年最大の「新人バンド」:L'Arc?en?Ciel

4月号 THE YELLOW MONKEY 打つべし!THE YELLOW MONKEY

5月号 SHAZNA SHAZNAは文化か?

6月号 カヒミ・カリィ 独占インタヴュー カヒミ・カリィ──世界へ

7月号 及川光博 多重人格の及川光博

8月号 LUNA SEA 五者五様のLUNA SEA

9月号 Thee michelle gun elephant 唯我独尊のthee michelle gun elephant

10月号 - リニューアルのため休刊

11月号 - リニューアルのため休刊

12月号 中村一義 生きている

1999年

1月号 Thee michelle gun elephant ブルーズは鳴り続ける

2月号 
山崎まさよし ここにいる理由(わけ)

3月号 ゆず ぼくのすべて

4月号 LUNA SEA 月と海のアジアへ 月之海演唱組報告

5月号 スピッツ 花鳥風月の詩(うた)


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