この項目では、通信について説明しています。
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ラジオ(RADIO)
無線通信により音声を送受信する技術ならびに、無線を利用した放送および、それを受信する受信機。本項で詳述する。
無線通信一般。(ラジオコントロールなど)
主に音声だけで配信される番組一般。(ネットラジオなど)
目次
1 概説
2 ラジオ放送の種類
3 ラジオ受信機の種類
3.1 回路方式による分類
3.2 チューニング方式による分類
3.3 形態による分類
3.4 受信周波数による分類
4 歴史
4.1 無線電話の始まり
4.2 ラジオ放送の始まり
4.3 短波ラジオ放送
4.4 FMラジオ
4.5 デジタル化
5 アメリカのラジオ放送
5.1 3大ネットワークの誕生
5.2 FMラジオの規格化と普及
6 日本のラジオ放送
6.1 歴史
6.1.1 国民のラジオ熱(免許制以前)
6.1.2 日本初のラジオ放送
6.1.3 1945年まで
6.1.4 1945年 - 1959年
6.1.5 1960年 - 1974年
6.1.6 1975年 - 1989年
6.1.7 1990年 - 1999年
6.1.8 2000年 - 2009年
6.1.9 2010年以降
6.2 ステレオ放送
6.2.1 複数の放送波によるステレオ放送(立体放送)
6.2.1.1 沿革
6.2.2 FMステレオ放送
6.2.2.1 沿革
6.2.3 AMステレオ放送
6.3 インターネットを利用した展開
6.3.1 SimulRadio
6.3.2 IPサイマル配信
7 ラジオメディアの特性
7.1 テレビとの違い
7.2 災害耐性
8 ラジオをテーマにした作品
9 フォネティックコード
10 脚注
10.1 注釈
10.2 出典
11 関連項目
12 外部リンク
概説
ラジオは無線通信で音声を送受信する技術=無線電話[注 1][1] を用いたメディアである。無線電信の英語表記であるradiotelegraphyの短縮語を語源とする[2]。日本語の音写ではレディオ、レイディオと呼称・表記される場合もあるほか、古くはラヂオとも表記した[注 2]。一般的に「ラジオ」の語は、「ラジオ放送」「ラジオ受信機(収音機)」の略称として使われている。
会話や音楽などの音声信号を、電波を使って送受信する。いくつかの方式があるが、最も歴史の長いのは振幅変調による中波放送で、基本的な方式は100年間も変わらず、現在でもラジオ放送の主流である。この方式および受信機は一般に「AM放送」「AMラジオ」と呼ばれる。また周波数変調による超短波放送も広く普及しており、「FM放送」「FMラジオ」と呼ばれる。本項目でも特筆しない限り、この呼び方を用いる。
ラジオ放送の種類